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Xperia Z5の価格と維持費【docomo SO-01H/au SOV32/Softbank】

10月29日にSonyのXperia Z5が取扱い3キャリアから発売されます。

Xperia Z4からまだ日も経っていない気がしますが、再び最新モデルへと刷新されます。

今モデルでは指紋認証を搭載。チップセットにはZ4同様Snapdragon810を使っていますが、Xperia Z5では不安視されている発熱の対処のために冷却性を高めているとのことです。ポジティブな先行レビューはあまり見えてきませんが、より安定した動作に期待出来るでしょうか。

今回は発売日時点で発表されている価格と割引から、それぞれのキャリアの各種維持費を計算してみます。

Xperia Z5価格・割引適用額

単純な価格の比較はサポート額の違いがあるため出来ないものの、価格と実質価格については以下の表の通りになります。

Xperia Z5 docomo SO-01H au SOV32 Softbank (501SO)
販売価格 93,312円(3,888円×24回) 84,240円(3,510円×24回) 88,320円(3,680円×24回)
MNP価格 82,512円(3,438円×24回) 68,040円(2,835円×24回)
割引 機種変更/新規:▲1,755円×24回
MNP:▲3,456円×24回
機種変更/新規:▲1,710円×24回
MNP:▲2,835円×24回
(auスマートパス適用時)
機種変更/新規:▲1,900円×24回
MNP:▲3,680円×24回
(APP Pass適用時)
実質価格 機種変更/新規:51,192円
MNP:0円
機種変更/新規:43,200円
MNP:0円
機種変更/新規:42,720円
MNP:0円

いずれもMNPだとほぼ実質0円と最新スマホとしては最近見なくなった安さで販売されます。

iPhoneには無いおサイフ・防水機として最も人気の高いシリーズということだけあり、それだけ各社力を入れているということでしょう。

auとSoftBankに関しては、毎月割・月月割が2種類あり、今回参照したのはauスマートパスあるいはAPP パスへ加入したときの金額になります。

docomo維持費

それではここから各キャリアにおける維持費の計算をしていきましょう。各パターンを揃えたらきりがないため、機種変更とMNPをそれぞれ適当なプランを選んで計算の対象にしたいと思います。

新規に関しては今回MNPで優遇がされているため、多少面倒でもMVNO経由でMNP契約をすることで普通に新規契約するよりも良い内容で契約できますから、そちらを実効したほうが良いでしょう。docomoへはau系MVNO、au/Softbankへはdocomo系MVNOを利用しましょう。

今回はデータ通信量を重視して全て通話定額プランの中でもライトプランを選択しています。au/SoftbankではLTEプランとホワイトプランという別種のプランも加えておきました。

SO-01H 機種変更

Xperia Z5 SO-01H データM シェアパック15 シェアオプション
カケホーダイライト 1836
spモード 324
パケットパック 5400 13500 540
シェア15特割 ▲540
月々サポート ▲1755
(一括時)合計維持費 5,805円 13,365円 405円
Xperia Z5端末代 93,312円
(3,888円×24回)
(分割時)合計維持費 9,693円 17,253円 4,293円

追記:ドコモの機種変更価格は、2016年3月31日まで限定で大幅に値下がりしており、これまでにない「買い時」が訪れています。

詳しくは別の記事でまとめていますので、そちらを是非とも読んでみて下さい。今の機種変更価格よりも確実に安く契約できます。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/02/xperia-kisyuhenkou/”]

SO-01H MNP

Xperia Z5 SO-01H データM シェアパック15 シェアオプション
カケホーダイライト 1836
spモード 324
パケットパック 5400 13500 540
シェア15特割 ▲540
月々サポート ▲3456
(一括時)合計維持費 4,104円 11,664円 0円
(代表回線から▲1296円を割引)
Xperia Z5端末代 82,512円
(3,438円×24回)
(分割時)合計維持費 7,542円 15,102円 3438円
(代表回線から▲1296円を割引)

※別途ユニバーサル料金として各料金に2円の支払いが発生します。ですのでシェアオプション0円回線も実際には2円だけ請求がかかります。

計算したプランはデータ通信量が5GB,15GB,家族でシェア可能なプランの3つです。その内15GBとシェアについてはカケホライトの関係上シェア15特割が適用されています。シェア子回線の月々サポートが余った場合には代表回線への割引に回されるため、割引を無駄にすることなく利用することが出来ます。

 

キャンペーンの重ね掛けができるdocomo

docomoについては一括価格だけ見ると他社よりも高い、というネガティブな部分が見えますが、各種割引や過去のスマホを使った下取りプログラムなどを活用すると他社以上に強力な割引が加算されるため、それらが適用できる環境にある場合はdocomo版はむしろ実質的に安くなる可能性が高いです。

  • 家族まとめて割
  • シェア15特割
  • 下取りプログラム
  • ありがとう10年スマホ割
  • 光いっしょ割・光スマホ割
  • のりかえボーナス

カケホーダイライトを基本料金にしたシェアパックのプランではほぼ自動でシェア15特割が適用され、シェアオプション回線一つ紐づけるだけでシェアパック10から15の値上げ分を3分の2ほど割引分で回収できます。

家族まとめて割の効果をこれまでも説明している通りで、2台以上同時期での購入を意識づけるようにするだけで5,400円~10,800円が割引かれます。

下取りプログラムでは従来はMNPのみに高額下取りポイントなどが付与されていましたが、「ドコモのツートップ」から発売が2年以上経過したこともあり、これらの機種を契約したユーザーに向けて特別に高額な下取り額が用意されており、今なら機種変更でもXperia A、GALAXY S4に限って18,600ポイントまたは21,600円の値引きが可能になっています。

その他10年以上の長期ユーザーや自宅の固定回線とセット契約した場合の割引も用意されており、デフォルトの月々サポートに更に重ね掛けできる割引キャンペーンが複数用意されているメリットがあります。

au維持費

続いてauですが、auの毎月割は全てスマートパスへ加入した場合の毎月割を適用させています。

auスマートパスは月額401円、毎月割増額分は324円と増額させてもスマパス非加入時より維持費は高くなってしまいますが、ローソンなどでやってる無料引き換えチケットや割引チケットを利用すれば一発で回収できる額なので、そういった活路を見いだせる方は加入しておきましょう。不要でしたら外しても維持費的には構わないオプションです。

SOV32 機種変更

Xperia Z5 SOV32 データ定額3 データ定額10 LTEプラン
スーパーカケホ/LTEプラン 1836 1008
LTEネット 324
データ定額/LTEフラット 4536 8640 6156
スマートパス 401
毎月割 ▲1710
(一括時)合計維持費 5,387円 9,491円 6,179円
Xperia Z5端末代 84,240円
(3,510円×24回)
(分割時)合計維持費 8,897円 13,001円 9,689円

SOV32 MNP

Xperia Z5 SOV32 データ定額3 データ定額10 LTEプラン
スーパーカケホ/LTEプラン 1836 1008
auにかえる割スーパー 0
(データ定額5以上で適用)
▲1836
(1年間のみ)
▲1008
(1年間のみ)
LTEネット 324
データ定額/LTEフラット 4536 8640 6156
スマートパス 401
毎月割 ▲2835
(一括時)合計維持費 4,262円 6129円 4,046円
Xperia Z5端末代 68,040円
(2,835円×24回)
(分割時)合計維持費 7,097円 8,964円 6,881円

※別途2円のユニバーサル料金が発生

auはデータ通信量が3GB,10GB,非通話定額の7GBのプランで計算をしています。MNPの維持費は1年間のみの金額となり、2年目からはauにかえる割スーパーが終了します。

その他キャンペーン

auの場合docomoほど追加で適用できるキャンペーンは揃っていません。種類は多いですが適用範囲は狭めです。

  • auにかえる割スーパー
  • 家族でauセット割
  • 下取りプログラム
  • アップグレードプログラム
  • auスマートパス
  • auスマートバリュー
  • Xperia(TM) Z5 SOV32 機種変更キャンペーン

一部で公式やオンラインショップでは案内されずに店頭のみに適用されているものがあります。

注目っぽいのは「Xperia Z5 SOV32 機種変更キャンペーン」と名付けられている長期契約者優遇のキャンペーンでしょうか。金額的には5,000円をau walletにチャージされるだけではありますが、これまで長期契約者への優遇がなかったauにしては珍しい形のキャンぺーンがされています。

今後別の端末でも同様のキャンペーンが行われてくれれば、長期のauユーザーとしてもようやく恩恵を受けることができるでしょう

 

SoftBank維持費

続いてはSoftbankです。こちらも月月割はAPP Passという月額399円のサービスに加入した場合のものを適用させています。

最初からMNP実質0円なのは共通です。

Xperia Z5 機種変更

Xperia Z5 データ標準 データ大容量(10GB) ホワイトプラン
スマ放題ライト/ホワイトプラン 1836 1008
S!ベーシックパック 324
フラット 5400 8640 6156
APP PASS 399
月月割 ▲1900
(一括時)合計維持費 6,059円 9,299円 5,987円
Xperia Z5端末代 88,320円
(3,680円×24回)
(分割時)合計維持費 9,739円 12,979円 9,667円

Xperia Z5 MNP

Xperia Z5 データ標準 データ大容量(10GB) ホワイトプラン
スマ放題ライト/ホワイトプラン 1836 1008
のりかえ割 ▲864
(1年間のみ)
▲1836
(1年間のみ)
▲1008
(1年間のみ)
S!ベーシックパック 324
フラット 5400 8640 6156
APP PASS 399
月月割 ▲3680
(一括時)合計維持費 3,415円 5,693円 3,199円
Xperia Z5端末代 88,320円
(3,680円×24回)
(分割時)合計維持費 7,095円 9,373円 6,879円

※別途2円のユニバーサル料金が発生

Softbankはデータ通信量が5GB,10GB,非通話定額の7GBのプランで計算をしています。MNPの維持費は1年間のみの金額となり、2年目からはのりかえ割が終了します。

その他キャンペーン

SoftbankのXperia Z5で適用可能な割引・キャンペーン等は以下の通りです。

  • のりかえ割
  • のりかえ下取りプログラム
  • タダで機種変更キャンペーン
  • APP PASS
  • スマート値引き

Softbankの場合は発売日前日まで行っている予約キャンペーンが当たりやすい上に景品も豪華ということで、この予約特典にかなり重点が置かれているような気がします。これを書いている時点で残り12時間もないですが、Softbank版を購入するなら予約は必須と言えるキャンペーンです。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2015/10/xperia-z5-sh01h-sov32-yoyaku/”]
Xperia Z5 & Xperia Z5 Premiumの予約キャンペーンについて docomo/au/SoftBankのまとめ

予約キャンペーン以外だと特にこれといった目立つものは見当たらず、基本は他社に追随する形の割引等があるのみです。後はiPadなどのセット割系のものでしょうか。運用方法次第では大損しかねないので、ここでは省きます。

MNPの場合Softbankでは一括購入割引の適用がデフォルトになってきたので、今後安売りが行われても維持費は実質0円のものと変わらないということで、この時期に契約してしまっても良いのではないでしょうか。

利用するプラン、シェアの有無によって維持費を3キャリアで比較するのは難しいですが、機種変更では分割9,000円近い支払いが必要となってきます。各社下取りなどのキャンペーンを追加で適用させ、不要なオプションは可能な限りつけられないような契約が必要でしょう。下取り価格の確認やオプション不要のオンラインショップなどを利用して機種変更で少しでもお得になるようにしておきましょう。

 

新規契約をしたい場合には、手間や解約金を払ってでも別回線からMNPしたほうが割引の増額が大きくなるため、そちらの利用もぜひ検討してみてください。

追記:機種変更では今断然ドコモがお得です。その理由は商戦期である2月と3月限定で機種変更の優遇キャンペーンを始めたからです。これによって最も安いキャンペーン適用価格で実質10,368円と、総務省で禁止させられた実質0円に近い格安値での機種変更も可能になっています。

キャンペーンの内容的に4月を超えると継続をする可能性は低く、確実に安く契約するならば絶対にこの期間中に契約をしておきたいセール価格での販売が始まっています。ぜひドコモで機種変更を考えていた方は確認してみて下さい。

 

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