docomoユーザーに大変な悲報が入ってきました。docomoでは7月からの月々サポート適用条件をこれまでの2年契約とパケットのみという条件から、複数の契約条件を満たしていることを条件にした内容に変更します。
これによって、これまで対象端末ではほぼ確実に適用されてきた月々サポートが、限られた範囲内でしか受けられないという他社ですら行っていない仕様に変更されます。
この7月から早速適用されるということで、条件を満たすことが出来ない回線を所有している方は6月残り少ない中で行動しなければいけないかもしれません。
月々サポート7月からの変更点
月々サポートの適用条件に加えられたのは
2015年7月1日(水曜)以降、2014年9月以降に発売された機種を過去6か月以内に
「機種購入手続きがなされている回線」、「XiからFOMAへの契約変更がなされている回線」
で購入の場合、本割引の対象外です。
というものです。
この適用内容の変更があったことで、docomoにおいて今後月々サポートを適用するには、前の端末から半年以上機種変更までの間を開けないと、月々サポートが一切ない状態で契約をしなければいけなくなります。
月々サポートが適用出来ないことはもちろん大きな弊害なのですが、docomoのキャンペーンには「月々サポート対象機種の購入」という条件が含まれた割引キャンペーンが数多くあり、今回の月々サポート非適用問題によって、こうした割引サービス全般が適用されないということになる可能性があります。
月々サポートのみならず割引サービスのほとんどを受けられないということにも今回の変更は繋がってきそうです。
影響を受ける人
6ヶ月ですぐ機種変更することはないから自分には関係ない、と考える方もいるかもしれませんが、しかし様々な使い方を想定すると多くの方々がやはり不都合になる場面が増えると思います。
ここではどういう使い方をしようとしている方が影響を受けるのかということを考えてみましょう。
1:シェアオプション用に月々サポートを乗せる方
おそらく今回の改悪はこの手法を潰すために行われたのではないでしょうか。
docomoでは通信費の節約方法として、シェア子回線の月々サポートを余らせてそれを代表回線の割引に使うという方法があります。
月サポを余らせたシェア回線を最大20回線組み合わせ、代表回線の高額なシェアパック及び基本料を普通では得られない割引金額が適用でき、これによって最安0円(2円)でのパケット開放型のdocomo回線を所有することも可能です。
この方法には高額な月々サポートが必要なのですが、その高額な月々サポートを得る方法として「iPhone 6への機種変更」で月サポを補充するという方法が使われていました。
特に2月3月にはMNPキャッシュバック目的で契約した回線に、キャンペーンで安くなったiPhone 6へと機種変更することで月サポのない回線にも赤字無しで月サポを付けることができ、簡単に通信費の節約をすることが可能でした。
docomoの通信費を節約するにはこのシェア子回線の活用と、それを活かすiPhoneの機種変更は必須のものでしたが、今回の変更によって契約から6ヶ月以下の回線では月々サポートを付けての節約は出来なくなってしまいました。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2015/05/d-iphone-kisyuhen/”]
https://smaho-dictionary.net/2015/05/d-iphone-kisyuhen/
2:スマホを破損や紛失・不具合に我慢できず機種変更する方
こちらの例のほうは一般の多くの方に影響を与えることになると思います。
2015年夏モデルでは、Xperia Z4を始めとした人気のAndroidスマホにおいて、発熱問題などが取り沙汰されています。また過去にはARROWS X F-05D,F-10Dなど不具合を連発させたdocomoスマホというものが存在します。
こうした不満点の多いスマホを購入してしまい、その不具合などに嫌気が差して別のスマホを契約したいと思った場合、今回の改悪後の月サポ適用条件だと6ヶ月以内に機種変更をしたら一切割引なしの高額な料金を支払わなければいけなくなります。
つまり6ヶ月はどんなに不具合の多いスマホでも使い続けなければ次の端末購入に割引が発生しません。
また保証オプションなどに入っていない状況で全損や紛失、深刻な故障が起きた場合にも機種変更という選択肢が出てくると思いますが、こうした場合にも6ヶ月の契約期間は必要になります。
最近のS810端末の問題や過去の国産スマホで不具合機種を販売していたdocomoですが、そうした糞スマホを掴まされても6ヶ月の利用を実質的にユーザーに強いる仕様を採用するという強気過ぎる販売手法に乗り出したということになるでしょう。
3:スマホからガラケーに戻そうと考えていた方
そして何気にスマホからガラケーへと契約を変更しようと思っていた方にも影響があります。
スマホからガラケーへ機種変更しようとした場合、XiからFOMAへの機種変更となるため従来は月々サポートが適用されませんでした。
そのためガラケーの月々サポートを適用させるために、一旦FOMA契約にしてから機種変更することで月サポを付けるFOMA化という方法が使われていました。
今回の月々サポート適用条件には「XiからFOMAへ契約変更がされている回線」についても契約変更後から6ヶ月の月サポ非適用期間を設けています。そのためスマホからガラケーへ機種変更しようと思った場合には一旦FOMAに戻したとしても、月々サポートを受けるには6ヶ月の期間を何も割引のないFOMA契約のまま維持しなければいけません。
ガラケーは月サポ次第で月2円維持も可能な格安回線の実現も可能なため、このスマホからガラケーを想定していた方にも強い影響を与える改変になるかと思います。
※追記・修正:この月々サポートが適用されない問題は確かにその通りなのですが、「2014年9月発売以降の機種」へと機種変更した場合なので、それ以前に発売された機種ならばFOMA化した直後でも月々サポートは適用されます。
具体的に言えばSH-07FとF-07Fが今のところオンラインショップで在庫の確認できるガラケーです。この2機種ならば6ヶ月という制限なしにスマホからガラケーに変える過程で月々サポートが適用されるようになっています。詳しくは以下の記事で
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2015/03/sh07f-kakuyasu-featurephone/”]
機種変更で節約2円運用可能なdocomo格安ガラケー(SH-07F,F-07F)の在庫が復活
良いところは全くなく、SoftBank化は進む
今回の月々サポートの適用条件においてユーザー側にメリットが出る所は全くありません。
月サポ非適用で端末の本体価格が下がるのならば良いですが、その可能性は薄いでしょう。
昨今続く転売対策の一環にしても、元々の回線にあった月々サポートは機種変更する時に満額適用されずに捨てられますし、端末購入サポートの導入で月サポの少ない安売り端末には相応の解除料がかかってくるため、今回の月々サポート適用条件の変更に対する正当性というのは弱いと言えます。
株主総会においてdocomoのSoftBank化が指摘されていましたが、その話題が未だにされている中でその指摘の正しさを証明してしまうような改変を出してくるdocomoの姿勢にちょっと驚かされます。
SoftBank化というのは揶揄のレベルを超え、ほぼ事実に近い表現と言えるでしょう。
とりあえず7月からこの変更はすぐに適用されてくるので、7月以降のシェア回線の管理については6ヶ月という期間に注意しながらおこなう必要が出てきます。
こんにちは。
半年月サポ無しは林檎大回転対策としてしゃーないかとも思いますが、だとしたら端末サポートは終了してほしいものです。
あと「XiからFOMAへ契約変更がされている回線」はFOMA→Xiで月サポアップ対策としてでしょうが、ドコモが対策したいような輩は3Gシムフリ持込でバリュ-化して半年後にはPOでしょうからあまり効果がなく、スマホからガラケーに戻したい一般人にとってはいい迷惑ですね。
対策としての正当性とか想定している利用者層というのが今回は本当にズレてる感が凄いですよね。
全体の利便性を失わせるっていうのがこれまでのdocomoのやり方として信じられないです。
同一機種への機種変更に限る、とかならまだ正当性とかユーザーへの理解を得られると思うんですが・・・。
貧すれば鈍すというのでしょうか。
今までは2割の古事記がいても8割の一般顧客の為に身送ってたのが、2割の古事記を目の敵にしてバルサンを焚くようなもの。
妹夫婦は旧プラン2年利用で機変しようとしたら月サポ無しに腹立てauに乗り換えました。
古事記行為が目立つのは自らの施策の誤りによるものと自覚して欲しいです。
1台目docomo iPhone5s 10月更新月
かけホーダイ2700
spモード300
2GB 3500
割賦 3990円✖️3回分
月々割▲3990円
のプランなんですが、一番安くiPhone6にしたい場合はやはりmnpがいいのでしょうか?
それとも少し難しい上記の二台買いがいいのでしょうか?データプランの組み合わせ?
いちを、ソフトバンクでも回線が一本あるので1回線はおかえりボーナス適用です。
情報少なくてよくわからないですがMNP出来るならMNPしたほうが安くなる確率はあがるのではないでしょうか。
月々の節約のため2台持ちを検討していたのですが…。
月々サポートが適応されないくらいなら、他社への乗り換えを検討した方が良いんでしょうね。
十五年以上長く契約してきましたが、そろそろ潮時なんでしょうか…
まあ6ヶ月あいだを空ければ適用されるので、改悪の中でも一応は問題なく使えるようにはできていると思います。
ただ2台持ちをこれからということはガラケーへ戻すということでしょうから、この改悪はダメージが直撃しちゃいますかね。
持ち込み機種変更で適当なガラケーの白ロムを6ヶ月つかうというのが一番いいかもしれません。
という事は、iphone6を音声で2台購入後、1台をデータプランに変更して合算で維持費をさげようとしても、月サポはつかないので純粋に音声+データの料金になると言う理解でいいのでしょうか?データ化やルータ化は次の端末の購入はありませんが、月サポと言う点でどうなのでしょうか?
いえ、データ化やルーター化は契約変更なので機種変更に関する今回の問題には当てはまりませんよ。
データ回線を機種変更する場合には6ヶ月が必要ですが、MNPで音声からデータ化の2台維持の時にはこの項目に関する問題は生じないはずです。
このサイトを参考にXiからFOMAへの契約変更を考えていました。月々サポートの適用条件変更で昔使っていたガラケーを半年使ってから機種変更して月々サポートを適用しバリュープランにするしかないと諦めていたんですが、オンラインショップで購入できるSH-07Fであれば発売が昔のため適用条件に合致すると思いますが、この方法は間違っていますでしょうか?
本当ですね。SH-07Fは2014年6月発売ということでこの月サポ適用外の条件に当てはまるかもしれません。提供条件を見る限り月々サポートが適用されるとみていいかもしれません。「3」で書いた注意点は誤案内になるかもしれません。
ただ不安なところがあるので、ちょっと2日ぐらい頂ければ調べてみて結果を追記しておきたいと思います。お待ちいただければと思います。
docomoさんに問い合わせところ、やはりSH-07Fは今回の月々サポートの非適用端末の対象外となるようで、6ヶ月以内でもしっかりFOMAのバリュープランから機種変更すれば月々サポートは手に入ると回答を頂きました。
なのでSH-07FならばXiからFOMA、FOMAベーシックからバリューコースに変えた直後でも機種変更で月々サポートが適用されるようです。
誤案内して申し訳ありませんでした。後日まとめて訂正しておきます。
ありがとうございました。早速、この週末にでもFOMA化して売り切れないうちにオンラインショップから機種変更したいと思います。
一応docomoさんからの返信内容をお伝えしておきます。
あー、うちも喰らいましたわw
(90日以内転入加入自体はできるそうですが、)下取り施策以外の割引(端末購入サポや月サポ、まとめて割などなど全部の特典)が一切付与できない犬状態、それがうちでは転入と機変の通算4台目で発生しました。
6か月以内に3台までが妥当なんですかね?大家族でまともに沢山使うのに、今まで予想だにしない、よくわからない不思議な話に思いました。
ARPU右肩上がりでしかない、携帯商売に踊らされるのはもうやめようか、というムードです。ガラケーかPHS、iPodtouchかiPad(Wi-Fi)、ルータのトリオがいいのかどうか…。
人柱やってみましたので自己レスします。
例えSH-07FやF-07Fであっても、MNP一括0円は店舗独自施策で実現なりましたが、下取り施策以外のキャンペーンや割引の施策(月々サポート1215円/24回)は全て最初から没収となりましたw
一旦関係ない旧機種に持ち込みMNP→機種変更しても月々サポート837円/24回は認められませんとのことでした。
ここまで不明確な差別主義的取り扱いを始めたドコモ本社に苦情上げておきました。
これではソフトバンク以上に酷い。
皆さん、携帯は日本対応品を海外で輸入購入し、格安SIMで使いましょう。
最後の希望は庭ですが、データシェアができない仕様と、auひかり圏外とCATVで揉めるパターンが多く、不動産業界からは嫌われていますからね。
となると、利益はともかく電話とメールの維持費だけならPHS家族割引を2人で10回線まで、新規手数料10回線分と毎月1回線目の料金と超過または他社通話料、2回線目以降は転出料金のみ負担。都市部ユーザにはこれがいいのかも。
データやタブレットにしても、ドコモ系格安SIMかワイモバSIMを利用するルータで、Wi-Fiモデルで十分な希ガスます。
こんな業界の言いたい放題やりたい放題、短期契約者を優遇しまくった挙句、今度は一転悪質契約者とされましたので、当分ドコモとソフトバンクの製品は不買ですね。むしろ他社に淘汰されてもらいたいぐらい腹立たしいです。
いわゆる特価BL的なものですかね?月々サポートがMNP新規や機種変更で一切つかないというのはかなり厳しい取り締まりに引っかかってしまいましたね・・・。
今回のやり方は代理店側からも苦情が入っているようなので、今後より厳しくなることはないと思いますが、条件を満たしていても審査で月サポ付かないというのも本当にやりすぎてますよね。
割引前提で高額な端末代で提供しているわけですから、その割引が効かないならばSIMフリースマホとかでもいいわけで。
こんばんは。
F-07F(2014年5月発売)に機種変更したい者です。
現在、Xi(SO-04E)で2年以上たっています。
上記8月28日の回答で、XiからからFOMA、FOMAベーシックからバリューコースに変えた直後でも機種変更可能となっていますが、
流れとして、
SO-04E(Xiで現行機)
↓
ドコモショップで古いFOMA機種へ機種変更(ベーシックプランへ)
↓
ドコモショップかオンラインショップでF-07F購入(バリュープランへ)
でよろしいのでしょうか?
今回色々なサイトやドコモHPを見て訳が分らなくなってしまいました。
ご回答お待ちしております。よろしくお願いします。
基本その内容で大丈夫かと思います。
以下も一応目を通してみてください。
http://smaho-dictionary.net/2015/09/sh07f-tukisapo/
早速の回答ありがとうございます。
今月末にでも変更してこようと思います。
横レスすみません。
私がそれを掻い潜ろうとしてダメでしたが、あなた様の経歴次第で認められる可能性があると思えます。
私が昨日訪問したDSで、別のお客様にも月々サポート付かないケースが説明され、一部の契約を諦めていかれたようでした。
こん