タイトルの通りな訳ですが、楽天モバイル回線の『1日10GB以上使うと以降その日は1~3Mbps程度に速度が絞られる』といった規制がなくなったようです。
楽天モバイルの1日10GB制限、ツイッターの書き込みを見るに総務省の「電気通信サービスに関する情報受付フォーム」には何度も通報されてたっぽいけど何も改善されなかった。
— 野菜サラダ (@salad831) October 20, 2022
でもパブコメで指摘されたら一瞬で制限取っ払ったな。https://t.co/BeohX1aB6G
正確にいつからなくなったのかは不明ですが、こちらのTwitterの引用先にあるようにパブコメで刺されたことをきっかけに規制をなくした模様。
実際に自分の環境下でも1日で10GB以上使ってみた上で速度計測をしてみましたが、確かに速度規制がされていない状況を確認しました。
40GBほどのゲームファイルをダウンロードしたわけですが、10GBを超えてもダウンロード完了時間が伸びることなく一定の速度でダウンロードでき、その後のスピードテストでも50Mbs前後と十分すぎる数値を見せてくれています。
これで本当の「無制限プラン」に。ただし別の形の規制には注意したい
この『1日10GB』規制の撤廃によって、楽天モバイル回線は本当の意味での「無制限プラン」を実現したと言えるでしょう。
ちょうどホームルーターで楽天モバイル回線を運用している自分にとってはこの無制限化は結構助かる内容です。
WiMAX向けのルーターで楽天モバイル回線を使っており、MNP予定の関係で11月には再度WiMAXに戻ろうかと思いましたが、これならもう1回線楽天モバイルを契約してルーター運用向けに使い続けてもいいかもしれません。
3,278円で無制限回線を利用できるというのは他社と比べてもコスパの良さを感じさせます。
これでエリア問題や屋内での繋がりやすさ、通話周りの安定感といったところが見られるようになれば、メイン回線としても前向きに考えられるものになるでしょう。
今後の心配事としてはこの規制を無くしたことによる負荷の増加を、別のところの規制で軽くしようとすることでしょうか。通信の最適化に似たような感じで何か知恵を絞って対策してくる可能性もあるため、そこは心配な点ではあります。
今回のテストのようにゲームダウンロードのようなものを感知したら速度を低下させる、とかだとまた使いにくいものになってしまいます。
その時はパブコメにまた刺してもらえば改善されそうですけど・・・。
このように楽天モバイル回線において1日10GBの規制が22年10月20日時点では無くなっているので、本当の意味での無制限回線として使いやすくなっています。
10GB超えると速度低下が入ることによって、これまで楽天モバイル回線が無制限系のプランの中で候補に入っていなかったという方もいるかもしれませんが、今回の改善によって楽天モバイルも選択肢に含んで比較してみても良いものになったのではないでしょうか。
また規制が復活する可能性も無きにしも非ずですが、現状では楽天モバイルはコスパの良い「本当の」無制限プランになりました。
個人的にはホームルーターのリリースを見越してだと予想します。
移動通信用としてはエリアの問題で厳しいものの、電波が届けばホームルーター用としてはアリです。政令指定都市とその周辺のカバー率は高いですので。
この予想が当たれば、Air・WiMAX・home 5Gを含めたユーザー争奪戦が始まり、3キャリアも値下げで対抗することでしょう。WiMAXがWiFiスポットサービスの廃止を出してきたのは値下げへの布石かもしれません。
さらに、利用環境によってはahamoとLINEMOの20GBプラン、20GB¥2,701のMVNOとも互角に戦えるのではないでしょうか。
専用のホームルーター来てもらってWiMAXの値下がりなんかがあるとめっちゃいいですね。
3,700円以下で無制限固定代替が簡単に手に入るようだと凄く面白くなりそう。
楽天がホームルーター向けのデータプランでも出してくれるとその流れ出そうなんですけど、難しいかな。。。