ガラケーではなくガラホになるのですが・・・。
SoftBankのガラケー契約で驚異的なコスパを見せていた「ガラケーのりかえ割」が、この12月にキャンペーン終了となってしまったということで、お得なガラケー運用が可能な契約というものの選択肢が大分狭まってしまっています。
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ただガラケーのりかえ割が終わってしまったことで、これからは通話のみのガラケー運用において「超」が付くほどのお得な契約は出来なくなってしまったのかというとそうでもありません。
SoftBankではガラケーのりかえ割ほどではないものの、その代替になりうる格安維持費のガラケー(ガラホ)契約の方法を用意しており、こちらを利用することで通話定額プランを使った通話用の端末を低維持費で運用することが出来ます。
これまでのガラケーのりかえ割契約と同じように、メインの通話専用回線として2台持ちするのに適した契約が可能なってくると思われるので、こちらの案件について今回は紹介していこうと思います。
AQUOSケータイ2 602SHを通話定額ライトプランで運用
これからガラケーのりかえ割の代替になりそうな運用プランというのは、「高額な月月割をもったガラケー・ガラホで通話定額ライトプラン運用」というのが一つ挙げられます。
現在SoftBankにおいて用意されている「通話定額ライト基本料(ケータイ)」という「AQUOSケータイまたはSoftBank 4Gケータイ」において契約が可能なプランがあるのですが、こちらを月月割が高額なガラケー・ガラホで契約をすると、一括契約時の維持費が数百円程度とガラケーのりかえ割級の料金で持てるようになっています。
こちらの通話定額ライトプランに対して高額な月月割を適用することができる4Gケータイというものは、現在AQUOSケータイ 2 602SHのMNP契約が当てはまるので、
AQUOSケータイ 2 602SHをMNPで通話定額ライトプラン運用することで、格安な通話し放題回線を得ることが出来る
ということになります。
こちらがガラケーのりかえ割亡き後の通話専用回線の格安運用方法になります。
月額300円からの維持費が実現する料金プラン
実際にこの通話定額ライトプランをAQUOSケータイ 2 602SHでMNP契約を行った場合、どのようなプランになってどのような料金になるのかということをここからは確かめてみましょう。
まずAQUOSケータイ 2 602SHの価格と月月割についてをまとめてみます。
AQUOSケータイ 2 602SH | MNP | 新規 | 機種変更 |
---|---|---|---|
端末価格 | 47,520円(1320円×36回) | ||
月月割 | ▲1320円 | ▲1320円 | ▲830円 |
実質価格 | 0円 | 0円 | 17,640円 |
一応MNPでは実質0円です。ただし一括価格自体は4万円を超える価格となっており、こちらの一括支払い額を少なくすることがまずこの契約においては必要になってきます(一括案件の紹介は後述)。
月月割がMNPでは1,320円とガラケーのりかえ割で159円回線を生み出していた高額月月割を付けているため、これを使って通話定額ライトプランを契約すれば同じような数百円回線を作ることができるでしょう。
実際にこの月月割を適用して格安運用を目指した場合の維持費は次のようになります。
602SH | 維持費 |
---|---|
通話定額ライト | 1296 |
S!ベーシックパック | 324 |
データ定額S(ケータイ) | 0円~ |
月月割(36回) | ▲1320 |
一括時合計 | 300円~ |
602SH 分割(36回) | 1320 |
分割時合計 | 1620円~ |
S!ベーシックパックが付きますが、パケットし放題プランは0円スタートのデータ定額S(ケータイ)を組み合わせることが出来ます。
通話定額ライトプラン自体の月額が1,296円と安いため、S!ベーシックパックが付帯しても月月割で大きく割引が可能になっています。
今回はAQUOSケータイ 2 602SHを通話定額ライトプラン運用によって、一括購入時の維持費がなんと300円という安さでの運用が可能になってきます。
この料金ならばガラケーのりかえ割が終了したとしてもその代替として十分な格安ガラケープランとして機能してくれるでしょう。
ガラケーのりかえ割のコスパの良さと比べるとどうしても細かいところでは落ちてしまいますが、通話し放題のガラケー回線として考えれば十分に安い料金プランであるのは間違いないでしょう。
注意点その1:2年縛りで3年分割・3年割引
料金ではガラケーのりかえ割に匹敵する安さを見せるこの通話定額ライトプラン運用ですが、ガラケーのりかえ割とは異なる点がいくつかあるのでそちらを注意点として書いておきます。
まずこの通話定額ライトプランと602SHのMNP契約では、回線の縛り期間と端末の分割・月月割の適用期間にズレが生じます。
ガラケーのりかえ割だと契約も月月割もどちらも3年という単位で適用されていたため、普段の2年とは異なる契約期間なものの契約自体はわかりやすいものになっていました。
今回の通話定額ライトプランでの602SH運用の場合は回線の縛り自体は2年ですが、月月割自体は3年間継続します。その関係でもしも分割で契約した場合も3年間にわたって端末代金が支払われる形になるので、分割契約をして2年目の更新月で解約してしまった場合には、36回払いの内の12回払い分がガラケーの端末代残債として残ってしまうことになります。
そのためこちらの運用は分割でも月額1,500円と安くはなっているのですが、解約時期と実質0円が完了する時期に1年分のズレが生じてしまうため、更新月のタイミングでMNPをしてしまった場合に結局1万円以上の出費が残債という形で出てきてしまいます。
通話定額ライトプランで契約する場合には、なるべく一括での契約をしたほうがその後の契約の問題に煩わされずに済むはずです。
注意点その2:通話時間は1回5分まで
もう一つの注意点は通話定額「ライト」とあることからもわかるように、こちらのプランは通話し放題回線ではあるもののその通話可能時間は1回につき5分という限られた形となってしまっています。
ガラケーのりかえ割が時間無制限(一応)の正真正銘の通話定額なのに対して、こちらは1回5分までと通話定額回線としては大きすぎる差が出てしまっています。
1回5分のライトプランが月額300円、ということに目を向ければそれはそれでお得なのですが、ガラケーのりかえ割と比較してしまうとだいぶ使い方が限られてしまうものになっています。
ここは運用面でガラケーのりかえ割とは全く違う使い方になってしまいますのでご注意ください。
一括契約が出来るかどうかガラケーのりかえ割でお馴染みのショップに問い合わせてみた
さてこのAQUOSケータイ2 602SH+通話定額ライトプランを組み合わせた運用は月額300円と通話専用回線として持つならば相当に安いプランではあるのですが、この契約が可能になるのは端末代金を一括で支払った場合のみです。
そしてざっと見た感じAQUOSケータイ2 602SHのMNP一括安売り案件というのは量販店や併売店といった一般的なケータイショップでは行っておらず、安いMNP一括価格で購入できるところは簡単には見つかりそうもありません。
そこで過去ガラケーのりかえ割の159円契約を全国からネット経由で受け付けていたSoftBankの代理店”おとくケータイ.net”と”ケータイ乗り換え.com”で一括案件がないか問い合わせてみました。
といっても今回問い合わせてみたのはおとくケータイ.netのみです。
というのもケータイ乗り換え.comではHP上で大々的に今回の月額300円から利用できるプランを宣伝しており、AQUOSケータイ2 602SH だけでなくDIGNOケータイでも申し込み可能であると案内しています。
こちらでは一括20,000円と端末代金も購入しやすい半額以下での案内がされています。これならMNPして月額300円の回線として利用するには許容範囲の価格ではないでしょうか。
この価格で納得いくようならばケータイ乗り換え.comにて
「月額300円で案内している4Gガラケーを契約したいと思っています。
通話定額ライトプラン
S!ベーシックパック
データ定額S(ケータイ)の他にどんな条件で一括2万円で契約できるでしょうか。
またAQUOSケータイ2とDIGNOケータイ2の在庫のあるカラーを教えてください。」
みたいな感じでメールで問い合わせてしまえば、あとは条件と料金プランの確認等のやり取りを1度ほどして契約に移れるでしょう。
HP上で案件として案内しているので話は通じやすいでしょう。
⇒ケータイ乗り換え.com
おとくケータイ.netでは特にHP上では案内していないので、メールなどを使っての問い合わせが必要です。
問い合わせ内容としては
「SoftBankの4Gケータイを
通話定額ライトプラン
S!ベーシックパック
データ定額S(ケータイ)の組み合わせでMNP一括契約、月額300円のプランで契約したいと思っています。
こちらの料金プランで一括契約できる機種はありますでしょうか、可能な場合には一括いくらになるでしょうか。条件と共に案内していただけますでしょうか。
ケータイ乗り換え.comという販売店では一括2万円ぴったりで販売していますが、これと同額もしくはもっと安い対抗価格は出せますでしょうか。」
という感じの内容を今回送ってみました。
するとおとくケータイ.netでもAQUOSケータイ2 602SHのMNP一括案件は実施中でした。詳しい一括価格はブログやサイトには載せれないとのことでしたが、ケータイ乗り換え.comの価格には対抗が可能な価格での案内でした。
条件は翌日解約可能な保証系のオプション2つと、2ヶ月目までは1,080円高い通話定額プランでの運用をしてくれというもので、300円運用は3ヶ月目から可能になるという条件となっていました。
たとえ2ヶ月間1,080円基本料が高くなると言っても、それでも2,000円は超えない料金ですので300円回線のためであれば納得できる契約条件かと思われます。
こちらのショップでも300円の通話定額ライトプラン運用のための案件を好条件で手に入れることができそうです。
というわけで近場のショップでの4Gケータイ案件が見当たらないという場合には、この2つのSoftBank公式ネット代理店を利用したほうが結果的には簡単に今回の300円回線を手に入れることが出来るでしょう。特に地方の方は周りの案件を探す手間をかけるよりも、こちらでさっさと申し込んだ方が良いかと思われます。
どちらもSoftBankのネット代理店ということで、契約方法については以下の解説記事の通り契約することが可能かと思われます。もしも実際に契約する際にはこちらを一読してみて下さい。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/otoku-keitai/”]
なおちょうど正月を挟むために申し込みのタイミングとしては微妙な感じにはなってしまいますが、今回おとくケータイ.netでの問い合わせをしたところ、選べるカラーが2色しかなく、どうやらガラケーのりかえ割の時と同じように在庫が少ないというのを感じました。
もしもこの300円回線が確実に欲しいという方は契約までにある程度時間がかかるのは覚悟の上で、早めに問い合わせをして在庫を確保しておいた方が良いかと思われます。
⇒おとくケータイ.net ⇒ケータイ乗り換え.com
こちらの内容が今後ガラケーのりかえ割の代替になりそうな低維持費での運用ができる「SoftBankの4Gケータイの通話定額ライトプラン運用」になります。
最安で300円の料金というのは悪くない、どころか昨今のMNP案件の中では優良な部類に入るのではないでしょうか。
基本通話のみの運用となるため、2台持ちをしてのデータプラン運用の回線と端末を別途持ったほうが良いでしょう。
今ならU-mobileの初期費用からすべて含めて2ヶ月間0円で使えるキャンペーンや、DTI SIMの3GB半年無料キャンペーン、nuroモバイルの2GB半年無料キャンペーンと無料で使えるMVNO格安SIMのキャンペーンが実施されているため、これらとうまく組み合わせることで300円の維持費のまま通話とデータプランを両方持つことも可能になってきています。
2台持ちにはなるものの5分定額の回線を所有できてこの安さを実現できるため、MVNOと組み合わせて格安運用を実現したかったという方はぜひこちらをMNP契約してみて下さい。結構おすすめできる内容です。
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ケータイ乗り換え.comでの契約は注意が必要であり、可能であれば、ブログ内での紹介を控えてもらった方がいいと思います。kakakucomの301SHの口コミに被害?の報告があり、私もその一人です。簡単にはオプションを解約させてくれず、粘らない人は解約できない人が多数いると思います。店舗自体の契約は大変良いのですが、後出しジャンケンで酷いオプションをつけるのは問題だと思います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000580951/#20426480