早すぎるというのもありますが、総務省がうるさい時期に結構挑発的な売り方しますね。
Softbankで現在フラグシップ級モデルの一つとして販売しているNexus 6Pが、早速一括購入割引/分割購入割引の対象になりました。
割引の総額は32GBモデルで10万円を超えることになります。
従来の一括購入割引同様に契約しやすい価格にはなるものの、注意点も同時に増える契約になるため、繰り返しにはなりますが一括購入割引の注意点と価格に関する情報をこの記事内でまとめておきたいと思います。ただ今回は同時に増強されたキャンペーンによって、一括購入割引契約の中では注意点よりも魅力が上回っているところがあるので、そこも確認してもらえればと思います。
一括購入割引/分割購入割引後のNexus 6P
11月20日からNexus 6PにはMNP契約を前提にした一括購入割引の適用が開始され、それに伴い分割で契約した時の月月割も大幅にアップされています。20日からの割引については以下の表のようになります。
Nexus 6P | 一括購入割引時 | 分割購入割引時 |
---|---|---|
端末価格 | 0円 | 78,720円 |
月月割 | ▲900円 | ▲4,180円 |
実質価格 | マイナス21,600円 | マイナス21,600円 |
32GBを元にしていますが、割引金額自体は64GBも同じ総額100,320円です。一括購入割引を適用した場合は32GBが一括0円契約の月月割▲900円、64GBが一括7,000円の月月割▲900円での契約が可能になります。
従来の一括購入割引では月月割は0円が基本でしたが、現在はAQUOS XxとAQUOS CRYSTAL 2を除いて、一括購入割引を適用しても月月割が▲500円~▲1,215円は付くようになっています。
ソフトバンクオンラインショップでもこの価格で受付をしており、ネットからの公式一括0円スマホを契約することが可能です。
なお、おとくケータイ.netでは公式の一括0円だけでなく、キャッシュバックが2万円前後付いた上でほとんどオプションなども発生しない契約が可能になっています。もしもMNP出来るならこちらもソフトバンクオンラインショップ同様にネットからお得な契約が出来るようになるでしょう。
おとくケータイ.net詳しくは以下の記事で実際に契約した流れを書いてありますので、参考にしてください。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/01/otoku-keitai/”]
一括購入割引なので2年間の契約解除料が追加
一括購入割引の注意点について既に把握している方は重々承知でしょうが、Nexus 6Pの安売りに興味を持った方へ向けてあらためて注意喚起をしておきましょう。
一括購入割引の契約では、端末価格を大幅に値引く代わりに、端末持ち出しを目的とした短期解約を防ぐために専用の契約解除料を設けています。これはホワイトプランやスマ放題の2年単位の契約解除料(10,260円)とは違うもので、一括購入割引端末の契約に付帯する別種の契約解除料になります。
契約解除料は24ヶ月間効力を有し、1ヶ月ごとに金額が減っていく方式を採用しています。
今回のNexus 6Pでは以下のような形で契約解除料が設定されています。
【ご利用期間:1ヵ月】 56,580円
【ご利用期間:2ヵ月~23ヵ月】 56,580円から「2,460円×ご購入後の端末利用月数」を減額した金額
【ご利用期間:24ヵ月以降】 0円
これは一括購入時に適用されるため、分割時の月月割▲4,180円契約の時は発生しません。
契約解除料の発生条件は2年以内の解約・フラットプランの解除等のSoftbankが定める禁止行為が対象になります。
この縛りがあるために、最低でも2年は継続利用が必須な契約となります。そのため端末価格が安いからという理由で気軽には契約しにくく、毎月の維持費などをよく考えて契約するようにしましょう。
のりかえ割と下取りプログラムで維持費も許容範囲に
次はその維持費についての話題です。これまでの一括購入割引端末はどれも維持費が高額になってしまう傾向がありましたが、今回は各種キャンペーンと合わさって久々にSoftbankで一括0円なのに維持費が高くない、という運用が可能になりそうです。
その要因となるのは月月割とのりかえ割、そしてのりかえ下取りプログラムです。
月月割は先ほど書いたように▲900円/月の割引がつくようになったので、過去の一括購入割引よりも安く維持することができます。
のりかえ割はMNPならば1年間だけですがホワイトプランとスマ放題の基本料金を割り引いてくれます。
そして11月20日には同時にのりかえ下取りプログラムにテコ入れがされたおかげで、docomoやauのAndroidスマホを下取り提出で一律21,600円(▲900円×24回)の割引が受けれるようになりました。適当な数千円しか価値のない中古型落ちスマホをMNP時に下取りに出すだけで、24回分の900円の割引に化けるのですからかなりお得で利用価値のあるキャンペーンになっています。
これらの各種割引を適用することによって、例えばホワイトプランでは以下のような料金になります。
Nexus 6P | 一括購入割引適用時 |
---|---|
ホワイトプラン | 1008 |
のりかえ割 | ▲1008(1年のみ) |
S!ベーシックパック | 324 |
パケットし放題フラット | 6156 |
APP PASS | 399 |
月月割 | ▲900 |
のりかえ下取りプログラム | ▲900 |
合計 | 5,079円 |
これは最初の1年目のみで、2年目からは6,087円になるものの、今までの一括購入割引端末の維持費と比べれば割安になっています。最新モデルを一括0円で契約出来た上にこの運用費ならば文句なしな金額ではないでしょうか。
なおのりかえ割ものりかえ下取りプログラムもNexus 6Pに限らずXperia Z4やGALAXY S6 edgeでも適用可能なので、月月割が同じこの2機種ならこの料金表と同じ維持費で運用が可能です。同じハイエンドモデルではAQUOS Xxのみ月月割がないので高額にはなりますが、他の一括購入割引端末でも安く持てるチャンスが20日から開始されたことになります。
普段ですと一括購入割引のスマホについては価格は安いけれども維持費や注意点があるので契約は慎重に、と案内していますが、今回は月月割付きかつ下取り活用で維持費も中々に良いため、割と契約する価値は高いのではないでしょうか。
下取りに出せる不要Androidスマホがあるようならば、Nexus 6PだけでなくiPhoneも含めて今Softbankと契約するには良いタイミングかと感じます。
またはキャッシュバック付きで契約できるおとくケータイ.netでの契約が良いでしょう。
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