前回ガラケーの格安運用について解説を行いましたが、そのペアとなる2台持ちスマホにピッタリの存在が出てきました。
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高速MVNO回線として当サイトでも長くおすすめしているNifMoが新生活向けにでしょうか、キャンペーンを拡大しており、格安スマホセットの契約者に対して最大10000円もの現金をキャッシュバックとして還元してくれます。
しかも今回のキャンペーンは、キャッシュバックを実施しているMVNOでは珍しく、「データプランでも満額適用」されるという太っ腹な内容になっています。
これによって冒頭にも書きましたがガラケーとの2台持ちを検討している方には、格安スマホをデータプラン契約で相当オトクに契約する事が出来ます。
これはこれまでSo-netが行っていたBlade Vec 4GやAscend G620Sのキャンペーンに匹敵する内容になるかと思います。
しかも今回は「Zenfone 5」が10000円キャッシュバックの対象になるということで、同等のキャンペーンが行われた格安スマホの中でも最高品質のものが使われています。
これから新たに「格安スマホ」としてのセットを契約しようと考えている方には、かなり強く「買い」であるとおすすめできる内容なので、いくつか要所を確認しておきましょう。
キャッシュバックキャンペーンの概要
今回NifMoが行うキャンペーンでは、Zenfone 5および今後発売予定のARROWS M01といったスマホとセットにして格安SIMを契約するユーザーを対象にしたもので、SIMのみの契約はこれまで通りの3100円キャッシュバックに留まっています。
スマホセットでは選択するスマホによってキャッシュバックが異なります。
ARROWS M01では3000円までですが、Zenfone5では8000円、または10000円のキャッシュバックが貰えるといったかなりのオトクさを見せます。
NifMoの設定するZenfone5の価格が33600円(税込み)ですから、ここに10000円のキャッシュバックを合わせると実質的な価格は23600円と考える事が出来るでしょう。
Zenfone5 16GBモデルとしては余程なセールでも無い限りは今買える最安値になるかと思います。
キャッシュバック金額が8000円と10000円とがありますが、8000円は公式HPから普通に契約しに行った時に適用される金額です。
10000円は紹介用の特設ページからの申し込みのみで受けられる特典になっています。
キャッシュバック受け取りに必要な期間は9ヶ月です。キャッシュバック適用判定は6ヶ月後に確認されますが、最低でも9ヶ月維持は必要と考えたほうがいいでしょう。
8ヶ月目にメールで通知される受取方法についての詳細を見逃さないように注意が必要です。
デメリットらしきポイント
格安スマホとして販売された端末の中では、S400・RAM:2GB・HDディスプレイとスペックでは文句なしの存在であるZenfone 5。そこに高速なNifMoがMVNOとしてセットにされるということで、ほとんど穴のない格安スマホのセットになると思います。
しかも高額キャッシュバックだって付いてくるんですから。
ただデメリットと呼べるような契約時に注意してもらいたいポイントもあるため、それをまずお知らせしておきます。
それは「Zenfon 2という後継機がそろそろ日本で発売されそう」という事です。
Zenfone 2は先日台湾でいくつかのモデルが発売開始となり、日本での動向も非常に注目されているZenfone 5の後継機です。
既にZenfone 2関連の資料の中には「JP」モデルの記載や、発売元のASUSが日本で新製品のイベントを行うことから、恐らく販売される可能性は確定的となっています。
MVNO各社でも恐らくこのZenfone 2と組み合わせた格安スマホのセットを販売していくことでしょう。
そうすると今回のNifMoの高額キャッシュバックは、「在庫処分セール」という側面も強いのが事実です。
今回のセットを購入するデメリットは、このように購入後にZenfone 5が「型落ち」になってしまうという可能性があるという点にあります。
新しいモノ好きな方にとっては、もしかしたら耐えられない扱いを受けてしまうかもしれません。
ただしセットの内容としてはこれ以上ない完璧さ
後継機が日本で発売されそう、なんていうデメリットのような側面こそありますが、その部分が気にならないようであれば今回のキャッシュバックキャンペーンを含んだNifMoの格安スマホは完璧に近い仕様です。
そもそもZenfone 5自体格安スマホとして充分なミドルスペックと快適な操作性を有していますし、現時点でこの性能で困っているZenfone 5ユーザーが少ないことを考えれば、後継機が出たからといって何かZenfone 5で出来なかった事が出来るようになるという場面も少ないでしょう。
そこそこの性能があればいいと考えている方にとっては、現時点でも満足できるスペックのスマホですから、Zenfone 2と比較して不満の出るところは「目新しさ」ぐらいではないでしょうか。
「新製品」は手に入りませんが、その代わりに10000円ものキャッシュバック付きで安く買えるのですから、コストパフォーマンスを重視する方は今回のキャンペーンのほうがいいかもしれません。
セットにされるNifMoの格安SIMもMVNO10社での速度比較結果の記事で特集したように、MVNOの中でもトップクラス、というよりもドコモ系ではNO.1の通信速度を今でも維持しており、品質がピンキリなMVNOの中でも安心して使えます。
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しかも今回はスマホセットで契約するため、NifMoの格安SIM側の料金が機器セット割にて200円引きされ、2GBのプランを700円(税抜き)で使うことが出来ます。
200円引きは24ヶ月適用されますので、2年間使った場合には総額4800円の割引を受けることが可能です。キャッシュバックと合わせれば、今回の格安スマホセット契約では14800円(税抜き)の還元特典を受けられるということです。
これらはスマホセットならばほぼ無条件に適用されます。更に条件を満たす事によって以下2つの割引も発生する可能性があります。
- @nifty接続サービス セット割・・・nifty提供の接続サービスを自宅の固定回線などで利用している場合、同一IDで登録することで毎月200円(税抜き)の割引が受けられます。
- NifMoバリュープログラム・・・NifMo利用者限定のショッピングアプリを経由して買い物をすることで、ECサイトに応じた料率の割引を、NifMoの利用料金から割引することが出来ます。詳しくはNifMoは最高の格安SIMになるか?割引でワンコイン以下の最安料金、回線元がOCNでコスパが良くおすすめ | スマホ辞典
というわけで今回のNifMoのキャンペーンですが、
デメリットとして古い(後継機種が登場予定)
というところもありますが、
メリットとして速い(NifMoの通信速度)、安い(NifMoの月額料金)、更に安い(キャッシュバック込みでのZenfone 5実質価格)
という点も存在しています。
どちらを取るか、というのは個々人の判断かと思いますが、冒頭でも触れたように今回はデータプランでも10000円のキャッシュバックが満額適用できるため、2台持ちのネット専用スマホとして持ち歩くのには最適なのではないかと思われます。
試しにデータ運用で24ヶ月契約した場合は以下のような料金になります。
NifMoデータプラン2GB | 900 |
---|---|
機器セット割 | ▲200 |
Zenfone 5分割(一括時は31112円(税抜き)) | 1297 |
9ヶ月後振込キャッシュバック | +10000 |
合計(毎月の料金のみ) | 1997円 (税込み 2156円) |
契約内容的にかなり良いのではないでしょうか。
というか2台持ちなら普通におすすめできますし、この契約1台で利用するにしてもZenfone 5のスペックなら2年間は確実に耐えられるかと思うので、検討する価値はあります。
キャッシュバック10000円が紹介用の特別ページからの申し込みだけですので、その点は申し込みページをよく確認してからにしましょう。