スマートフォンを最も安く買う簡単な方法はMNPであることは、もはや一般的になってきました。
今回のiPhone6,6plusでも、SoftBankやauがMNPで基本料割引などを揃えて、安く使えるように優遇してきています。
ですが、今のところMNPへの優遇キャンペーンでは、適用できるものを全て適用させてしまえばdocomoが最も割引が大きくなり、iPhone6,6plusを早くも一括でも購入しやすい価格にまで安くして買えることができそうです。
もしも今現在iPhoneを使っていて、MNPも購入の選択肢に入っている場合は、今回のdocomoのキャンペーンについて知っておいたほうがいいでしょう。
最大で6万4800円引きができてしまうdocomoのiPhone MNPキャンペーンについて今回は紹介したいとおもいます。
使うキャンペーンは3つ
今回iPhoneに最大で6万4800円の割引を生み出すキャンペーンは3つ有り、その全てがMNPでないと最大の割引額にならないキャンペーンです。
使うキャンペーンは、
- 「iPhone下取りプログラム」
- 「おかえりボーナス(iPhone用)」
- 「家族まとめて紹介割」
です。
この3つのキャンペーンをMNP含めて満たすことができれば、発売すぐにMNP一括で1万円前後のiPhone6を購入することができます。
この3つの条件を簡単にまとめると、
- iPhone5sを使っているSoftBank/au利用者が下取りに出す
- 過去docomoを使っていた回線でdocomoに出戻りMNPをする
- 家族と一緒、もしくは自分名義で2台同時に契約する
という条件を満たすと適用されます。
過去docomoを使っていてiPhone目当てに家族でMNPした方々ならば、最大限活用できるキャンペーンプログラム、ということになります。
それぞれの割引額や詳しい内容についてはこの次に説明しましょう。
内容の基礎やより詳しいことは公式のキャンペーンページで御覧ください。
iPhone下取りプログラム
今回docomoは、iPhoneの下取りプログラムについて、「他社のiPhone」を下取りとして受け入れるキャンペーンを用意しています。
ですので、必然的にこのキャンペーンの適用条件はMNPのみという形になります。
他社のiPhoneを下取るというのは、今後SoftBankやauが真似しそうですが、今のところdocomoだけです。
そしてこの下取りは価格が凄いんです。
なんとiPhone5sの64GBならば下取りで4万3200円(値引き利用時)!中古でこの下取りです。じゃんぱらやイオシスなんていう店の中古買取価格相場と比べても遜色ない、というよりも4~7000円ぐらい高いです。
まずこのiPhone5sの64GBの下取りだけで、MNPにおいての割引は4万3200円も行われることになります。
これは64GBの下取りですが、32GBや16GBでもかなり高額です。
容量が下がっても下取り額は2160円づつしか下がらないため、16GBモデルでも3万8880円と高額な下取りを行ってくれます。
その他iPhone5cも3万4560円から下取りしてくれるため、1年前の端末に対して破格の扱いをしてくれています。
下取りの一部は以下のようになっています。
ポイント付与 | 本体代金値引き | |
iPhone5s 64GB | 40000 | 4万3200円 |
iPhone5s 32GB | 38000 | 4万1040円 |
iPhone5s 16GB | 36000 | 3万8880円 |
iPhone5c 32GB | 34000 | 3万6720円 |
iPhone5c 16GB | 32000 | 3万4560円 |
まずこのキャンペーンで最大4万円の割引が受けられるということになります。ポイント還元では額が少なくなりますが、その場で値引する場合は税込となり最大3200円多く割引がされます。
おかえりボーナス
おかえりボーナスは、過去にdocomoを使っていた回線で、再びdocomoへ出戻りMNPすると適用されるキャンペーンです。
iPhone5の頃やiPhone5sで他社がキャッシュバックがすごかった時代に、docomoからMNPをした方は多かったとおもいます。そうした方々に、もう一度docomoとよりを戻そうよ、というのがおかえりボーナスの内容です。
このキャンペーンは最近までだと5400円しか割引がありませんが、iPhone6,6plus発売以降ならば1万800円引きにアップします。
これで先ほどの下取りプログラムと合わせて5万4000円の割引が発生するようになりました。
家族まとめて紹介割
次に適用したいのが家族まとめて紹介割になります。
こちらのキャンペーンを適用するには、2台同時に契約しなければなりません。2台は同じ家族割に入っていればいいので、家族で2台・個人で2台でも構いません。
おかえりボーナスと下取りプログラムを考えると、やはり家族でdocomoからMNPで出て行った方がうまく活かせるキャンペーンだとおもいます。
家族まとめて紹介割は、2台購入のどちらにもMNPの場合は1万800円の割引がされます。(新規と機種変更は5400円のみのキャンペーン。)
1台分が1万800円になるので、先ほどの2つのキャンペーンと合わせて最大6万4800円の割引ということになります。
全てを値引きに充てると一括9072円で購入可能
これらのキャンペーンをMNPで行うと、1台あたり最大6万4800円引きになります。
例えば一番安いiPhone6の16GBでこの割引を使うとすると7万3872円からマイナスとなるため、一括9072円となります。
この価格ならばわざわざ割賦契約を結ぶこと無くその場で支払える額だとおもわれます。
iPhone6の本体代金を一括で支払い、それにMNPで多めの月々サポートをつけると、iPhone6の毎月の料金をとても安くすることができます。
例として計算してみましょう。
- 2916:カケホーダイ
- 10260(540):シェアパック10(シェアオプション)
- 324:spモード
- -3078:月々サポート
- 10422円(702円):合計
家族で契約する場合、3台以上家族同時に契約する場合はシェアパック10とシェアオプションという組み合わせがいいかとおもいます。
そうなると、1台の回線だけシェアパック10の料金10422円がかかって、残りの家族回線は(シェアオプション)の(702円)で契約できます。
データSパックでの契約では3942円の維持費用になりますが、家族まとめて紹介割の条件がシェアパック10以上の回線が必要なので、契約後に切り替える必要があります。もしくは、家族まとめて紹介割をあえて適用せず、一括2万円ぐらいで買ってデータSパックにするのもいいでしょう。
シェアパック10の元値が高いので、家族3人以上でまとめてMNPして、シェアオプション回線を有効に使うのが一番効果的だとおもいます。
iPhone6が最初からdocomoキャンペーンのお陰で9072円で購入できるだけではなく、契約の仕方によっては3942円で利用できたり、702円なんて非常に安い価格で使えてしまう契約をすることができます。
今回のMNP用のキャンペーン、それもiPhoneに移った利用者を再び呼び戻すためのこのキャンペーンは、うまくハマれば1万円以下で最新端末を一括で購入することができてしまう凄すぎるキャンペーンです。
もしも今他社のiPhoneを使っている、過去にdocomoから乗り換えたという方は、このキャンペーンでdocomoへMNPすることも検討してはいかがでしょうか。発売すぐに低価格でiPhone6を手に入れられる公式的なキャンペーンになっていますので、価格重視で考えている方は利用しない手のないキャンペーンです。