b-mobileこと日本通信が新しい音声回線を市場に投入するそうです。
それがスマホ電話SIM フリーDataという新しい契約体系になったスマホ電話SIMです。
スマホ電話SIMと言えば、携帯回線を多数回している方々にとっては必需品といえるMVNO型のMNP弾です。
短期解約でも、いわゆるブラックリスト入りがないので、すぐに使える安心のMNP弾として定着しています。
これまでのスマホ電話SIMと、今回のスマホ電話SIM フリーData、いったいこれらは費用的にどう違うのかを今回は計算してみて比較したいとおもいます。
どちらもMNP弾として使う場合で考えていますので、普通に使いたい方はちょっと参考にならないとおもいます。
スマホ電話SIM フリーDataのMNP費
スマホ電話SIM フリーDataは音声用のプランと、データ用のプランがあわせて1560円ということをしきりに広告としてだしています。といってもこちらは、税抜きの表示なので、正確な料金は1638円です。
何故か日本通信は、スマホ電話SIM フリーDataに関するいろいろな料金を、税抜きで表記しています。税抜きですと、料金の把握が難しくなってしまうため、ここでは全て税込みになおして料金を計算したいとおもいます。
- 3150円:契約事務手数料
- 1638円:基本料金(1ヶ月分)
- 8400円:解約金
- 3150円:転出手数料
- 16338円:合計
一応これが、現在日本通信から発表されているスマホ電話SIM フリーDataの料金から導き出される、MNP弾としての費用になります。
どれを買えばいいのか
とりあえずスマホ電話SIM フリーDataのMNP費が出ました。これが今までのスマホ電話SIMと比べて、どちらが安く使えるのかを比較してみたいとおもいます。
まず単純な1ヶ月目での料金を比較してみましょう。
別の機会に一度スマホ電話SIMの料金を計算したことがあります。その時の料金は、データプランありが16760円、データプランなしが16810円というMNP費用になっていました。
これと比較すると、単純なMNP費用としては、今回のスマホ電話SIM フリーDataが最も転出費用が安いです。
ですが、これは1ヶ月目でMNPした場合です。契約しようとしていた内容が、既に売り切れてしまったり、MNPの予約番号が発行されなかったり、おもわぬトラブルで1ヶ月目でMNPできず、2ヶ月目まで持ち越してしまったときは、1ヶ月の基本料が、スマホ電話SIM フリーDataなら1683円、データプランありで2060円、データプランなしで1080円となっています。
万が一2ヶ月スマホ電話SIMを持ってしまうようなリスクを考えると、データプランなしのスマホ電話SIMが1ヶ月目の即MNP弾化をした場合500円MNP費が高いものの、維持費用が1080円と安めなので、月をまたいでしまった時に安心です。
契約月に確実にMNP弾として使うならばスマホ電話SIM フリーDataがいいでしょうが、リスクを避けたい場合は、従来のスマホ電話SIMデータプランなしと契約するのが一番いいでしょう。