MNP弾としてのスマホ電話SIMを考える 転出までの総費用を計算

スマートフォンを購入する場合、最も安く買える方法はMNPという契約方法です。
MNPでの契約は、機種変更や新規で契約するよりも何倍も、時には何十倍もお得になってしまう契約方法です。
このMNPでの契約ならば、docomoもauもSoftBankも端末代が非常に安くなり、また通信費の面でも優遇してくれるキャンペーンを行っている場合がほとんどなので、本当にお得に買えてしまいます。

なので、スマートフォンを少しでもお得に購入しようとするならば、MNPで契約しましょう！・・・という結論になるのですが、中々何年も使っている通信キャリアを乗り換えるという行為は簡単ではありません。キャリアメールのアドレス変更などは、色々と面倒くさいことでしょう。

このように、MNPで安くスマートフォンを購入したいけれど今のキャリアからのりかえるのは極力したくない、という人にオススメなのが「MNP弾」です。このMNP弾を「購入」すれば、わざわざ自分が今所有しているメインの回線を他社へのりかえることなく、MNPによる恩恵を受けることができるのです。

今回はそのMNP弾の中で、最も有名かつ簡単に購入出来てしまう「スマホ電話SIM」のMNP弾としての総費用を紹介したいとおもいます。

なぜスマホ電話SIMなのか

スマホ電話SIMはMNP弾としては最もポピュラーな存在です。その理由はこの2つです。

• ブラックリストが存在しない
• ネット上で全ての手続きが行えてしまう

この2つの理由がスマホ電話SIMがMNP弾として最も支持される理由でしょう。
携帯キャリアはどの会社も、契約した回線を半年以上は維持し続けないとブラックリスト（BL）と呼ばれるものに入れられ、半年から2年ほど新規の契約が出来なくなってしまいます。ですので、普通のキャリアの回線をMNP弾として利用、あるいは解約する場合、最低でも半年間は「寝かせる」必要があります。
ですが、スマートフォンの安売りは突然やってくるものです。そうした時に半年以上寝かせている回線がないと、MNPで購入することができず、安売りをただ眺めているだけになってしまいます。そういった状況の時に役立つのがスマホ電話SIMです。
こちらは契約してからすぐに解約しても、BLが存在しないため、また再度契約することが可能です。ですので、MNP弾を何回も使いたい時に、BLの心配なしに使うことが出来てしまいます。

また、このMNP弾は他の回線のように、どこかへ電話したりショップを訪問する必要がありません。
購入から転出までの全ての作業をネット上で終わらせることが出来てしまいます。これは初心者の方にはありがたいところでしょう。なかなか電話やショップへMNPの転出番号を取るという作業は慣れないものです。それらが全て手元でできるというのは失敗がなく済みます。

 

MNP転出費用

ではこのスマホ電話SIMをMNP弾として使った場合の費用を計算しましょう。
スマホ電話SIMはAmazonから購入してから開通させるやり方が一般的です。その際、購入しただけでは月額料金はかかりませんが、開通をさせてしまうと月額料金が発生してしまいます。ですので開通させるタイミングには気をつけましょう。
費用は開通した月にMNPした場合を想定しています。月を跨ぐともう一月分月額使用料が増えてしまうので注意してください。BLにならないので開通した月になるべくMNPしてしまいましょう。

• 3150円：契約事務手数料（Amazonなどでは購入費用）
• 1080円：LTEプラン
• 980円：月額定額980
• 3150円：MNP予約番号発行手数料
• 8400円：解約金
• 16760円：合計

もう1つ、データプラン（月額定額980）を付けない場合のプランもあります。こちらはちょっとだけ高くなりますが、万が一翌月も契約したままでも、維持費が安くなっているのでそれほど出費に痛手が無い点が特徴です。リスクを減らしたい方はこちらのプランで契約しましょう。

• 3150円：契約事務手数料（Amazonなどでは購入費用）
• 1080円：LTEプラン（音声のみプラン選択時）
• 3150円：MNP予約番号発行手数料
• 9450円：解約金（音声のみプラン選択時）
• 16810円：合計

以上がスマホ電話SIMのMNPにかかる費用になります。

日本通信 bモバイル・スマホ電話SIM for LTE マイクロSIM [AM-SDLM]

たったこれだけの費用でMNP弾が作れてしまいます。今携帯キャリア各社が行っているMNPの特典には、どれもこの費用以上の割引や特典、キャッシュバックがあるので、確実にお得になると言えるでしょう。
このMNP弾を使って、お得にスマートフォンを購入してみてください。