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AXON M Z-01K簡易レビュー 2画面のワクワク感はあるが挙動は安定せずモッサリさも

AXON M Z-01K簡易レビュー 2画面のワクワク感はあるが挙動は安定せずモッサリさも

待ちに待った5年ぶりの2画面スマホである「M Z-01K」を手に入れましたので今回はそちらのレビューを。

まだまだ2画面の有効的な使い方や細かい機能などを完璧には把握していませんので、とりあえずここではファーストインプレッション的なレビューをしていきます。

かなり癖があり価格も高いために万人におすすめ出来るようなスマホではないですが、面白さという点においてはこれまでのスマホにはない特化した部分があるので、気になっている方への参考になればと思います。

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デザイン・スペック

M Z-01Kについて、まずはスペックとデザインといったものを確認・比較していきます。

M Z-01K
OS Android 7.1.2
CPU Snapdragon 821
RAM 4GB
ディスプレイ 5.2インチ フルHD×2
ROM 64GB/外部メモリ256GB
バッテリー 2930mAh
サイズ 72×151.7×12.1mm
重量 226g
カメラ カメラ(リア/イン兼用):2030万画素
その他機能 受信最大500Mbps
ハイレゾ

この時期の販売スマホはほとんどがSoCについてSnapdragon 835を搭載し、動作の改善や発熱の軽減に大きな成功を得ている中で、M Z-01KはSnapdragon 821というハイエンドモデル向けながら型落ち扱いになるSoCを使っています。

これで価格が9万円を超えてしまい実質価格でも4万円台となるため、コスパは他のハイエンドモデルと比較しても結構悪いです。Snapdragon 835搭載で実質価格は2万円台の機種や、iPhone 8が一括2万円台ということを考えると、買い物としては非常に高く感じるでしょう。

RAMは4GBと十分ですが、中国販売モデルに6GBの上位モデルがあることを考えるとどうせなら高いスペックの方に合わせて欲しかったところです。防水や防塵、ワンセグにおサイフケータイといった機能も一切搭載されていないため、2画面以外の便利さというものはこの価格であっても切り捨てられています。

価格に比べると機能やスペックがこの時期発売のスマホにしては充実しておらず、2画面を得るためにはコスパの悪さというのを覚悟する必要のあるスマホです。

 

続いてはデザインについて。

ほぼMEDIAS Wを踏襲した2画面で見開くタイプのスマホです。MEDIAS Wと違い画面全体が2.5Dのガラスパネルとなっています。

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サイズも一回り大きくなり、重さも226gと片手利用ではかなりずっしりとした重さを感じてしまいます。ちょっとしたタブレットぐらいの重さになり、比較的軽くて片手持ちも苦にならなかったMEDIAS Wと比較するとこの点はネガティブなポイントです。その分画面は大きいのですが。

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側面はヒンジがあるために折りたたんであっても持ちやすさはありません。厚みも2画面状態、1画面状態共に結構あるため、この辺りの快適さというものは感じられません。

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Galaxy S8+との厚みを比較してみると2倍近く厚みがある。

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動きはモッサリ、発熱もしやすい・・・

レビューとして次は動作の部分に触れていきましょう。

まずスマホとしての動作についてですが、Snapdragon 821と処理性能の高いSoCと4GBのRAMを持っていながら全体的にモッサリとした動作が目立ちます。

特にホーム画面の動き出しに鈍さが気になります。一度アプリを展開すればサクサクだと感じる部分も多いのですが、そこに至る前の操作が結構モッサリかつガクッとする動きが何度も目立ってしまい、スペックから想像していた動きよりも大分動作の印象はよくありません。

MEDIAS Wのようにガクガクして度々ストレスを感じる動きではないものの、価格や最近のミドルレンジスマホの動きの良さなんかと比較してしまうと、動きの鈍さ・モッサリ感は気になってしまいます。

また発熱もしやすいのが気になります。抑えられてはいるものの発熱しやすいS821を使っているために、割と軽度の負荷でも背面がほんのりと温かみを帯びてしまっています。

これによるバッテリーの消費が進むといった現象はあまり見られないので今のところは発熱だけがしやすいのみですが、ここは使っていて気になってしまうポイントにはなります。

 

2画面は癖がありアプリによっては非対応かつ不安定

最大の特徴である2画面の使い方は様々です。

ナビゲーションキーの「M」の部分をタッチすることで、2画面を使って1画面化したり、2画面で別々のアプリを表示したり、同じ画面を開いて共有したり、片側だけを使うなんて言う各Mモードへと切り替えることが出来ます。

mmode

1画面に異なる表示やアプリを展開できる2画面モード

こちらの2画面モードについてはまだまだ活用方法を模索中ではありますが、模索していく中で結構不安定な部分を感じることが多かったです。

Android 7.0以降の2画面対応技術を活用しているといっても、その2画面への変遷にしっかりと対応したアプリというものが少ないのか、Mモードの変更を行うたびにアプリの再起動や再読み込み、一時キャッシュの消滅なんてことが起こります。

前回の状態からアプリを使いたいと思ってもリセットや再起が入ってしまうために、一旦スリープや画面を畳んだ後だと継続してアプリを使えない種類のものが多いのが残念なものになっています。展開した時点では安定して使えるアプリも結構あるため便利なのですが、それをスリープやMモード切替を挟んでしまうと途端に不安定になります。

 

一応スリープ時のアプリ状態リセットに対する解決策としては、ロック解除する前に2画面が表示されるまで待てば前回のアプリ状態が残っていることが多いです。画面を開いても電源を入れた時の表示が1画面のままの時にロック解除をしてしまうとアプリ状態がリセットされてしまいます。一拍子ほど電源投入後に待たなければいけない面倒なところがあるのが残念なポイントです。

 

2画面で大画面化も表示が大きすぎる

もう一つ不満なポイントについて。

M Z-01KはMEDIAS Wよりもディスプレイサイズが上がり、2画面を開いて1画面化するとより大画面でのコンテンツ閲覧なんかができるようになっています。

ただこの画面の大きさの変化は非常に嬉しいのですが、1画面内に表示される情報量といったところには不満を感じさせられます。

M Z-01Kは全体的にdpiの値が高く、設定画面から表示サイズを最小にしてもまだ表示される領域というのが狭くて1画面の情報量が十分に多くないと感じます。

Xperia XZ PremiumやGalaxy S8+のような画面サイズの大きなスマホでもこの問題がありましたが、開発者向けオプションからdpi値を変更することで対応できていました。ところがこのM Z-01Kでは開発者向けオプションからの変更がうまく効かず、数値によってアプリのみだったりホーム画面込みでの変更反映がされたり、数回使っていると変更が元に戻ってしまうなどあまり有効ではなく安定感もありません。

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この表示の全体的な大きさはせっかくの大画面が活かせない勿体無い仕様になるかと思いますので、なんとか表示域をもっと広げさせてそれを安定させて使うことが出来れば不満点を解消することが出来るのですが。

 

2つのゲームを同時に利用可能、攻略情報やSNSを見ながらのプレイも

M Z-01Kについてここまでネガティブな内容のレビューばかりなので、良いところもお伝えできれば。

不安定さは目立つものの、長期間スリープや端末の折り畳みなどを挟まなければ、アプリ展開後の2画面というのは非常に便利です。特に異なる2つのアプリを一度に扱えるというのは面白いです。

2gamen

2画面で別ゲームを展開可能

例えばゲームアプリを2つ展開することもできます。実用性は正直そこまでないかもしれませんが、ネタでもガチでも2つのゲームを同時に遊べるのは面白い仕組みです。その分電池消費は早いですが。

またゲームをしながらブラウザなんかも展開できるため、攻略情報を見ながらゲームをし続けることもできます。こちらはかなり実用的でしょう。

他にもユーザーのライブストリーミングのゲーム実況を見ながら、TwitterなんかのSNSで反応を確認したり実況するなんてことも可能になっています。

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動画を見ながらTwitterなんかも見ることは出来るが・・・。

注:ただしこの方法だと片方のディスプレイが一旦サスペンド状態で止まってしまうため、動画やゲームの進行がストップしてしまうという使いにくい問題が発生してしまいます。同時進行しないために、これも一つネガティブな要素だと感じられる場面も多々あります。面白い使い方は出来るのですが。

 

状態の継続は難しいですが、一度アプリを開いて使い続けている内は安定して2画面で別々のアプリを5.2インチの画面でそれぞれ扱えるという他のスマホにはない特徴を有しています。

個人的にはAmazonで商品を見てる時に比較しながら色々探せるというのが気に入っています。

 

2画面を1画面化して使う大画面モードも便利です。持ち運び時は5.2インチのスマホですが、画面を開いた時には6.8インチという大画面で情報を処理することが出来るようになります。

1gamen

2画面合わせての1画面化は非常に便利

この使い方なら1画面で多くの情報量を得ることが出来るようになるので、webサイトはもちろんGoogleマップなんかの地図アプリなんかではより広い範囲を確認できるようになるので、利便性の向上が大きく上昇します。

これにdpiの変更がしっかりと固定出来れば更に表示できる範囲を広げることが出来るのですが…。

kindle

若干文字は小さめではあるものの、量がなければストレスなく読める作り

またKindleなんかの漫画アプリとの相性も非常に良いです。文字の多い4コマ系はちょっと難しいですが、普通の漫画ならば2ページ分が読みやすい形に収まっています。縦長なだけのタブレットで読むよりも自然な形で読めるので、漫画向けの端末としてこれまで出てきたスマホなんかよりも大分適した端末になっています。

 

MEDIAS Wよりも快適さは増したがまだ進化の途上か

とりあえずまだまだファーストインプレッション的なレビューにはなりますが、M Z-01Kを使ってみてのレビュー的内容はこのようになります。

5年前のモデルから動き自体はある程度改善はしているものの、2画面の使い勝手の向上にはまだ伸びしろがあるのかなと感じます。次のさらなる後継機種が出てくるかはわかりませんが、そこからが2画面モデルの本番になるでしょうか。

現状いまのM Z-01Kでは肝心の2画面モードの安定性がまだアプリ側でも対応がされていないために低く、思ったよりも色々な使い方をするための環境がまだ整っていないのを感じます。

ただそれでもスマホサイズの状態から大画面モードに移行する変形マシン感は触っていてワクワクさせられますので、まだ未完成な部分はありますがその点をカバーできるガジェット愛があるようならば満足度は高いスマホかと思います。

色々な使い方を探れるスマホというのは昨今の機種にはなかなかない要素でもあるので、「触れる楽しみ」を味わえるスマホであることは確かです。

そのために9万円近い販売価格の機種を購入するというのは勇気がいるかもしれませんが、キワモノ好きにとってはそれでも安い価格かと思います。

M Z-01K:ドコモオンラインショップ

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