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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 10月編

MVNO格安SIMの速度調査10月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の10月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 10月2,3日計測
12時25分~(U-mobile/OCN/Wonder Link/イオンモバイル/Y!mobileは計測時間の都合上10月3日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約6.2MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがアクセスしづらいことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約6.2MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://photos.app.goo.gl/RmKV6LKsua4OWC6O2

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.58Mbps 0.9Mbps 15秒以上
16時 2.52Mbps 10.5Mbps 5秒前後
21時 1.76Mbps 3.5Mbps 10秒前後
BIGLOBE 12時 0.70Mbps 0.7Mbps 15秒以上
16時 5.84Mbps 6.5Mbps 5秒前後
21時 5.75Mbps 5.9Mbps 5秒前後
DMM moible 12時 0.4Mbps 0.6Mbps 15秒以上
16時 14.5Mbps 7.7Mbps 5秒前後
21時 1.64Mbps 1.8Mbps 10秒前後
FREETEL 12時 0.76Mbps 1.6Mbps 15秒以上
16時 3.53Mbps 7.7Mbps 5秒前後
21時 2.10Mbps 2.0Mbps 10秒前後
LINE mobile 12時 0.92Mbps 1.5Mbps 10秒前後
16時 3.426Mbps 10.7Mbps 5秒前後
21時 2.03Mbps 3.1Mbps 10秒前後
IIJmio 12時 0.54Mbps 0.60Mbps 15秒以上
16時 3.23Mbps 11.1Mbps 5秒前後
21時 1.70Mbps 1.85Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.52Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 9.99Mbps 10.2Mbps 5秒前後
21時 5.09Mbps 6.1Mbps 5秒前後
mineo-a 12時 0.54Mbps 1.3Mbps 15秒以上
16時 2.57Mbps 10.1Mbps 5秒前後
21時 5.76Mbps 6.8Mbps 5秒前後
NifMo 12時 0.44Mbps 0.5Mbps 15秒以上
16時 21.13Mbps 10.1Mbps 5秒前後
21時 3.04Mbps 5.9Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.25Mbps 1.3Mbps 15秒以上
16時 4.88Mbps 6.0Mbps 5秒前後
21時 1.27Mbps 3.6Mbps 10秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 0.39Mbps 0.42Mbps 15秒以上
16時 15.86Mbps 11.3Mbps 5秒前後
21時 12.63Mbps 11.6Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.29Mbps 0.3Mbps 15秒以上
16時 18.99Mbps 10.6Mbps 5秒前後
21時 3.13Mbps 4.4Mbps 5秒前後
U-mobileLTE使い放題 12時 1.79Mbps 2.8Mbps 15秒以上
16時 2.27Mbps 11.1Mbps 5秒前後
21時 2.44Mbps 1.9Mbps 15秒以上
UQ mobile 12時 5.09Mbps 5.6Mbps 5秒前後
16時 6.49Mbps 11.1Mbps 5秒前後
21時 4.60Mbps 11.9Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 5.42Mbps 9.9Mbps 5秒前後
16時 5.05Mbps 8.3Mbps 5秒前後
21時 3.74Mbps 5.9Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 8.43Mbps 11.7Mbps 5秒前後
16時 9.26Mbps 14.9Mbps 5秒前後
21時 4.74Mbps 6.7Mbps 5秒前後

FREETEL/楽天モバイル

このサイトでは1年以上スピードテストブースト問題で弄り倒してきたFREETEL。

2015年後半から2016年辺りの勢いはMVNO全体の中でも素晴らしいものでしたが、2017年に迎えた結末は回線事業の赤字・そして売却という形になってしまいました。

売却先は同じくスピテスブースト問題を抱えていた楽天モバイルというところに因果を感じます。

ここ最近はスピテスブーストも控えられて特に語るところのない速度でしたが、これからはまさか語れなくなる事業者になるという残念?な結果に。キャンペーンを行わなくなったMVNOは危うい、というわかりやすい見本になったのはこれからのMVNO界隈をチェックしていくのに良い一例になるかもしれません。

フリモバ時代から何かとネタに出来ていた事業者だったこともあり残念ですが、端末事業のほうは残るということでそちらでの話題提供を楽しみにしています。

 

そんなFREETELを買った楽天モバイル。今月もスピテスブーストらしき動きはなくてお昼以外は結構高速です。

まだちょっと信用はできないところもありますが、通話定額関連の充実やポイント連携でのお得さという箇所は使いやすい格安SIMの一つになりそうです。

キャンペーンが少なくなっている点はFREETELの例もあり気になりますが、楽天の場合はすでに順調に知名度を上げ続けており、別に施策を打たなくても良くなってきた段階に入ったということなのでしょう。

軽々しくおすすめ出来ませんが、過去の問題含めて覚悟した上での契約であればそこそこ良くなってきています。

mineo/NifMo

割と定番化している2回線が今月の結果の中では良いものに。

大規模なキャンペーンを実施しているmineoですが、キャンペーン中でもしっかりと帯域の増設というのは忘れていないようで、速度はドコモ系回線の中でも優れている結果を見せています。

多くのユーザーを抱えるIIJ系で速度の回復が中々なされない中で、ユーザー数が劇的に増加しているmineoにも同様の傾向がみられてもおかしくないですが、現状は比較的安心できる速度を保っています。ただ相変わらずお昼の時間帯でパケロスが起きているようで、この辺りはレスポンスの悪さなどが感じやすくなってしまいます。

NifMoは復活基調。相変わらずお昼以外は使いやすさを維持した通信速度になっており、長期の間通信速度に不満の少ない結果を示している信頼度の高いSIMとなっています。

1年以上ほぼ遅くなることなく使えている実績は見事なものです。キャンペーンを行う余力もあるので、しばらくは契約のしやすさと回線品質の高さという2つをバランスよく求めることのできるSIMになるでしょう。

LINEモバイル/WonderLink/BIGLOBE

LINEモバイルはまだ普通に使える速度ではあるものの失速感は否めません。元々お昼ごろは他のMVNOより余裕があることを考えると、夜間の通信速度はもっと欲しいところでしょうか。高評価の口コミが増えたことでユーザーも増えているようで、しばらくは増強よりもユーザー増加数のほうが上回っていそうな状況です。

ドコモ系だとWonderLink FとBIGLOBEモバイルもmineoやNifMoと同じように好調です。特にWonderLink Fはお昼も高速ということで使いやすさもあります。

データプランであれば規制時の通信速度も700kbpsということで使いやすいのですが、選べるデータ容量の少なさや音声プランのオプションの少なさといったところは他社のMVNOに比べて物足りない点が多く、メイン回線としての利用にはちょっとおすすめし難いものになっています。データプランのサブとしてならWonderLink Fはいいでしょう。

BIGLOBEはKDDIの色が濃く見えるようになり始めたところで速度も比較的に良いものを見せているので、今月の結果はもちろん今後にも高い期待を持ってみていきたいMVNOの一つになりました。キャンペーンも比較的強いものが行われているので、この速度を維持してくれればコストパフォーマンスの良い契約になりそうです。

これまで軽めに見てましたが、今後はしっかりと動向をチェックする価値のあるMVNOになっているかと思われます。

Y!mobile/UQ mobile

サブブランド2社はド安定。ストレスの無い高速通信を見せ続けています。

昼も夜もキャリアと遜色のない速度で利用し続けることができるでしょう。他社のMVNOでは到底真似できない回線品質を実現しています。

どちらも音声通話定額+データがセットになったプランとなっているため、見た目の料金はMVNO全体よりも高く見えてしまいますが、通話定額オプションをセットにした料金と比較すればむしろ安いですし、SIMのみ契約に対してどちらもキャッシュバックを実施しているため実質的な料金はさらに下がります。

その料金の安さに加えてこの高速通信が付いてくるというのは格安SIMとして考えると隙がなさすぎる内容と言えるでしょう。ドコモ系の回線ではないものの、そこにこだわらなければ初心者から上級者までにおすすめ出来る回線であることは間違いありません。

まとめ

ネタ的にもお世話になっていたFREETELの脱落は個人的に残念で仕方ありません。これからどこのMVNOをイジればいいのか・・・。FREETELの赤字額の凄さを見ると、体力のなくなってきたMVNOの再編というのは今後進んでいくのは確かでしょう。通信事業以外の本業のある事業者のほうが、ある程度このMVNOという事業に対して余裕を持ったり無理も出来るでしょうから、事業者選びにはそうしたところも今後は見ていく必要があるかもしれません。

ドコモ系ではWonderLink F、mineo、NifMo、楽天モバイル、BIGLOBEモバイルが優秀。この中からこれまでの実績やプランの使いやすさ、キャンペーンの内容を考慮するとNifMoかmineoが無難でしょう。楽天モバイルのようにスピテスブーストの前科があるようなところの再評価は、スピテスブーストがなくなっているといってももっと先まで待つ必要があるかと思います。

今月は楽天モバイルの公式ページが6MBを超える容量でありながら、あおりを食らったのはIIJグループぐらいということで良い結果が多く見られました。

NifMo

mineo

速度面での不安もなく、プラン内容の充実さや将来性に不安のないSIMを選びたいならサブブランド一択です。キャリアとほぼ同じような使い勝手にも関わらず、格安SIMの料金で使うことが出来てしまいます。

どちらを選んでも今はSIMフリースマホで問題なく利用できますが、Y!mobileはLINEの認証などキャリア回線での登録が必要なサービスが使えることが多く、UQ mobileは高速データ量を使い切ってもおしゃべり/ぴったりプランならば低速でも300kbps出してくれる、といった特徴があるためより自分の使い道にあった回線を選ぶと良いでしょう。

今不満なく使える稀有な格安SIMとしてはこの2つが当てはまります。

Y!mobile

UQ mobile

スピテスブーストもなくなって同じようなMVNOしか結果を残さないという、面白みのない内容になってしまっていますが、ある程度の定番化されたSIMを選べば後悔することは少なくなってきたので、選ぶ側としてはわかりやすくはなってきたでしょうか。

ついでにキャンペーンなどでも比較したいという場合には以下の記事を参考にしてください。

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