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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 4月編

MVNO格安SIMの速度比較 4月編

MVNO格安SIMの速度調査4月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の4月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 4月3,4日計測
12時25分~(LINE mobile/DTI/U-mobile/OCN/Wonder Link/イオンモバイルは計測時間の都合上4月3日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約4.6MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがないことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約4.5MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://goo.gl/photos/nCdZevj59knumUEn6

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.61Mbps 0.80Mbps 15秒以上
16時 8.82Mbps 6.2Mbps 5秒前後
21時 1.61Mbps 2.8Mbps 10秒以上
BIGLOBE 12時 0.64Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 9.21Mbps 3.2Mbps 10秒以上
21時 2.18Mbps 3.0Mbps 10秒以上
DMM moible 12時 0.43Mbps 0.4Mbps 15秒以上
16時 8.79Mbps 6.2Mbps 5秒前後
21時 1.63Mbps 2.3Mbps 15秒以上
DTI 12時 2.01Mbps 3.5Mbps 10秒前後
16時 8.00Mbps 3.8Mbps 10秒前後
21時 0.38Mbps 0.7Mbps 15秒以上
FREETEL 12時 0.23Mbps 0.4Mbps 15秒以上
16時 1.45Mbps 1.6Mbps 15秒以上
21時 0.63Mbps 1.0Mbps 15秒以上
LINE mobile 12時 10.38Mbps 6.9Mbps 5秒前後
16時 10.94Mbps 8.4Mbps 5秒前後
21時 6.82Mbps 6.0Mbps 5秒前後
IIJmio 12時 0.48Mbps 0.60Mbps 15秒以上
16時 5.12Mbps 5.7Mbps 5秒前後
21時 1.79Mbps 1.8Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.49Mbps 0.55Mbps 15秒以上
16時 8.15Mbps 5.4Mbps 5秒前後
21時 3.09Mbps 2.8Mbps 15秒前後
mineo-a 12時 -Mbps 0.3Mbps 15秒以上
16時 9.03Mbps 5.2Mbps 5秒前後
21時 0.81Mbps 0.8Mbps 15秒以上
NifMo 12時 0.74Mbps 0.65Mbps 15秒以上
16時 17.58Mbps 8.9Mbps 5秒前後
21時 2.32Mbps 3.7Mbps 10秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.57Mbps 0.95Mbps 15秒以上
16時 9.71Mbps 7.3Mbps 5秒前後
21時 1.39Mbps 3.1Mbps 15秒以上
楽天モバイル(.co) 12時 0.15Mbps 0.30Mbps 15秒以上
16時 9.46Mbps 8.5Mbps 5秒前後
21時 5.03Mbps 2.0Mbps 10秒以上
楽天モバイル(.jp) 12時 0.02Mbps 0.30Mbps 15秒以上
16時 7.47Mbps 7.6Mbps 5秒前後
21時 1.16Mbps 1.0Mbps 15秒以上
U-mobileLTE使い放題 12時 1.68Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 12.03Mbps 9.2Mbps 5秒前後
21時 1.58Mbps 0.8Mbps 15秒以上
UQ mobile 12時 4.03Mbps 5.7Mbps 5秒前後
16時 4.78Mbps 5.4Mbps 5秒前後
21時 9.13Mbps 7.2Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 8.69Mbps 11.7Mbps 5秒前後
16時 10.96Mbps 7.0Mbps 5秒前後
21時 10.12Mbps 4.7Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 27.90Mbps 7.3Mbps 5秒前後
16時 34.81Mbps 11.5Mbps 5秒前後
21時 28.31Mbps 7.5Mbps 5秒前後

楽天モバイル・FREETEL

恒例のスピードテストブーストSIMからまずは触れていきましょう。

なんと今月は楽天は置いといてFREETELの速度がスピードテストにほぼ準拠した結果を見せています。speedtest.netの仕様が変わった、という可能性もなくはないですが、著名なケータイジャーナリストの方々からもスピードテストブーストが2月3月辺りに集中的に突っ込まれていたことから、ブースト仕様を止めたのではないかということが予想されます。

また来月になればスピードテストだけが速いという通信状況に変わってしまうかもしれませんが、今回の結果ではかなり実効速度と近い数字がスピテスでも記録されています。

そしてそれが結構な遅さと「爆速宣言」が何処に行ってしまったのかという結果です。

 

楽天モバイルでは夜の時間帯で少しブーストしているような様子が見ようによっては出ていますが、昼などはFREETEL同様に実効速度とアプリの通信速度が準拠したような動きになっています。

楽天モバイルの場合今はスピテスブーストよりも深刻な問題として、通常のWeb閲覧時で速度が出始めるまでに時間がかかるようになっていて、その他のSIMに比べてまともな通信開始までにラグが生じています。そのため実効速度の数字では一部時間帯でそこそこなものが付けられていますが、体感速度では同じ通信速度を見せる回線よりもずっと遅く感じるでしょう。

サイトによって楽天モバイルでは最初の応答がないために、タイムアウトをしてしまうというところも出てくるはずですので、使いづらい回線という評価はブーストが弱くなったと言っても変わりません。

スピテスブーストの騒ぎが大きくなってきたことで、特に目立っていた2社の様子が変わってきているようなので、もうちょっと炎上してくれればMVNO全体の通信速度判定は正常な状態になりそうでしょうか。

LINEモバイル・WonderLink F

docomo系で調子のよい回線と言えるのがこの2つです。NifMoやmineoといった回線が今月は落ちている中で安定しているのはこの2つしかありませんでした。

LINEモバイルは好調、とはいえやはり明らかに速度自体は徐々に落ちてきており、ユーザーが増えて混雑している様子が伺えます。Twitterの公式アカウントによれば毎月2,3回の帯域増強施策を行っているようですが、それを上回るペースでのユーザーの増加となっているようです。

カウントフリー機能やLINE認証可能な特徴は他の格安SIMにはないものなので、これに加えて通信速度も高速な現状はとてもお勧めしやすい状況ですが、あまり長くはこの速度を期待できないということは認識しておいたほうが良いでしょう。

WonderLink Fプランもここ数ヶ月お昼も夜も強いところを見せています。マイナーな事業者ということもありユーザーがあまり増えすぎず、ちょうど良い感じのバランスとなっているのでしょうか。

通話系のオプションが少なくプランも割高ではあるものの、規制時700kbpsと高速側も低速側も快適なデータ回線となっているので、2台持ち向けのデータプラン用に契約するとかなり優秀かと思われます。昨今の色々選べる格安SIMに比べるとなかなか特徴を見出せませんが、実力で選ぶなら今docomo系ではトップクラスです。

Y!mobile・UQ mobile

相変わらずの昼も夜も安定した高速っぷりを見せているのがサブブランド展開をしているこの2つです。

docomo系の回線ということにこだわりが無いようであればこの2つの内から選んだほうが、料金の安さを実現しながら高速な通信速度という快適な使い勝手も得られるという非常に満足度の高い契約をすることが出来ます。

ブーストの類もありませんし、動画での画質劣化をさせるような2,3年ぐらい前のSoftBankのようなことも確認できていないので、高い回線品質を安い料金で使えてしまう契約となっています。

使える端末というものがある程度限られてくるのと、プランによっては2年縛りが必要にはなってしまいますが、それさえ問題なければ料金含め速度でも高い満足感を得られる契約と言えるのではないでしょうか。

今格安SIMのデメリットをあまり知らない人にも一番お勧めしやすい回線がこの2つです。

IIJmio・NifMo・mineo・その他

その他の格安SIM勢、特にdocomo系の回線は全般的に特に触れるべき点のあまりない中速レベルで推移しています。

これまで高速をずっと保ってきたNifMoも流石にキャンペーン連発で速度に陰りを感じます。もう少し夜の速度が無いとLINEモバイルやWonderLink Fと同列には語れないでしょうか。低速ではなく中速レベルにはあるので使いやすいと思いますが、ここ1年の中では低くなってきたと言わざるを得ません。

NifMoとLINEモバイルのMVNE元であるOCNモバイルONEもNifMoに近い中速でLINEやWonderLink Fの次に来るレベルに上がっています。あまり大きめのキャンペーンをしていない(goosimsellerのスマホ割引は実施してますが)こともあってかIIJやmineoといったシェアを争う回線よりも良い通信速度を見せています。

mineoは速度増強スケジュールが今月は2回しかない中でかなりカツカツな速度となってきています。今月分の増強を行ったとしても今のmineoの人気度を考えると回復傾向には至らず現状の速度を維持するレベルの設備投資になるでしょうから、速度ベースではおすすめからは対象外になるでしょう。キャンペーンやパケット周りの機能を考えるとおすすめにはなるのですが。

IIJ系も特に語るべきところはないでしょうか。

全体的にどのMVNOも先月今月と今現在はキャンペーン重視の事業者が非常に多く、速度回復・回線状況の改善といったものへの力の入れ具合が十分ではなくなっています。docomo系はこの販促期が終わらない限りは速度面でサブブランド勢には対抗できないかもしれません。今月に関してはLINEかWonderLink Fを選んだほうが良いでしょう。

まとめ

今月はスピードテストブーストという話題の問題に踏み込んで色々弄ろうと思っていましたが、まさかそれが感じられないような結果になってしまい特に語ることがなくなってしまいました。

とりあえずサブブランド勢は安定しています。UQ mobileの扱い方についてがジワジワと話題になってきており、どこまでKDDIが優遇を続けてくれるのかという点が気になりはじめますが、総務省辺りのツッコミもしばらくはなさそうなのでこのまま行けるとこまでは優遇を隠さずに行くのではないでしょうか。しばらくはY!mobileとUQ mobileはMVNOという扱いではないかもしれませんが「格安SIM」としては一番無難な選択になるでしょう。

⇒Y!mobile

⇒UQ mobile

Y!mobileとUQ mobileでiPhone SEが発売 価格/維持費について

docomo系の回線ではLINEモバイルが今月も良好。陰りは見えたと言ってもその他のMVNOがこれといった特徴のない中速~低速の速度になっていることを考えると十分な結果です。同じくWonderLink Fも良好ですがこちらはプランがちょっと万人向けではないでしょうか。

⇒LINEモバイル

その他の回線について選ぶ際には今月は速度を度外視する必要があるでしょう。NifMoなんかはそれでもまだ良いですが、それ以外だと速度での比較よりもキャンペーンや今後の回復を期待できる信頼性で選んだほうが良いかもしれません。

注目のMVNO格安SIMキャンペーン 4月編 | スマホ辞典

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