iPhone 6s/6s Plusが発表されましたが、その裏でかなり多くのAndroidスマホ・iPhone 6が値下げ対象となりました。
しかも対象となるのはAndroidの雄であるXperiaシリーズやGALAXY、AQUOS、ARROWSそれにiPhone 6とこれまでの売れ筋商品ばかりです。
ほとんどがMNPでの値下げにはなってしまいますが、価格自体はかなり契約しやすいものになっているので、それぞれの値下げ内容について紹介していこうと思います。
iPhone 6
まずはiPhone 6です。iPhone 6はauが新規とMNPを、docomoがMNPで割引を増額しています。
まずはauのほうから紹介したいのですが、本来定価として73,440円が設定されていましたが、これが51,840円へと下げられています。
毎月割は1,545円、MNPの場合は更に値下げが入ると併売店のサイトなどでは触れていますが、公式のオンラインショップでは同価格となっています。
まだこれでも高く感じる価格ですが、「新規」で契約追加を考えていた方には今一番安くiPhoneを契約できる内容になるかと思います。特に最近はauと繋がりのあるサービスに会員登録していると、5,000円~20,000円の新規割引クーポンが送られることもありますので、これらがあれば一括41,840円あるいは31,840円といった価格での新規契約が可能なiPhoneとなるので、新規契約の中では相当に安い販売価格になるでしょう。
維持費は以下の通りです。auにかえる割が終了したため、新規もMNPも一括時の維持費は同じです。
au iPhone 6 新規 | LTEフラット | データ定額2 |
---|---|---|
基本料 | 1008 | 2916 |
LTEネット | 324 | |
フラットプラン | 5616 | 3780 |
毎月割 | ▲1545 | |
(一括時)合計 | 5403円 | 5475円 |
iPhone 6 端末代金 |
51,840円 (2,160円×24) |
|
(分割時)合計 | 7563円 | 7635円 |
次はdocomoですが、docomoのiPhone 6もMNP限定で相当に安くなっています。ただその代わり端末購入サポートの契約解除料は上がっているため注意が必要です。このiPhoneを今契約したら14ヶ月間は解約や機種変更をした場合に追加の解約金を支払わなければいけません。
docomoのiPhone 6はMNP一括9,936円、月々サポート864円です。ある割引を使えば一括0円となるため、一括0円以下での契約が可能なiPhoneということになります。別に最新モデルが必要ない、ローズゴールドは自分に似合わない、という場合にはこちらのiPhone 6の契約はMNP限定とは言えおすすめな価格だと感じます。
維持費は以下の通りです。
iPhone 6 | データS | シェアパック10 | シェアオプション | データ(スマホ/タブ)シェアOP |
---|---|---|---|---|
カケホーダイ/データ | 2916 | 1836 | ||
ドコモにチェンジ割 | ▲1458 | ― | ||
spモード | 324 | |||
パケットパック | 3780 | 10260 | 540 | 540 |
月々サポート | ▲864 | |||
(一括時)合計維持費 | 4698円 | 11,178円 | 1,458円 | 1836円 |
iPhone 6端末代 (▲のりかえボーナス適用) (▲端末購入サポ適用) (▲Twitter特典適用) |
0円 | |||
(分割時)合計維持費 | 4698円 | 11178円 | 1458円 | 1836円 |
個人で持つには若干維持費が気になりますが、家族とのシェアを考えれば悪くない維持費です。何よりも一括0円でiPhone 6が手に入るのは相当にお買い得かと思われます。
より詳しくは以下の記事に書いてあるので参照してください。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2015/09/iphone-mnp/”]
iPhone6sの価格次第では・・・iPhone 6が一括1万円・Xperia A4も0円と格安販売中で契約しやすい
※追記:ドコモにチェンジ割が発表されました。そのためiPhone 6へMNPするなら9月18日以降がかなりお得になるので様子見してください。
※追記:ドコモにチェンジ割を適用させた金額を表に反映しています。8208円で一括契約可能で、家族と一緒に契約すれば家族まとめて割の10,800円の割引が更に追加されてほぼ0円契約、そして維持費は4000円台という安さで契約できる内容になっています。
追記:現在Twitter特典の配布は終了しております。ご利用ありがとうございました。
Android
Xperia Z4 SO-03G、AQUOS ZETA SH-04G、ARROWS NX F-04Gが端末購入サポート入り
次はAndroidの値下げ情報ですが、docomoは夏モデルの売れ筋ハイスペック端末をほぼ全て端末購入サポート入りをさせ、MNP一括0円~で契約できるようにしています。Xperia Z4だけは若干高額ですがそれでも19,008円(8,208円)とiPhone 6と同額となっています。
それぞれの端末購入サポートのMNP価格と14ヶ月以内のサポートの契約解除料は以下の表のとおりです。一応同格スマホとして既に端末購入サポート入りしていたGALAXY S6 SC-05Gも表に加えています。
端末購入サポート | Xperia Z4 | AQUOS ZETA | ARROWS NX | GALAXY S6 |
---|---|---|---|---|
MNP一括価格 | 19,008円 (8,208円) |
8,640円 (0円) |
8,640円 (0円) |
8,640円 (0円) |
月々サポート | ▲810円 | ▲270円 | ▲270円 | ▲810円 |
端末購入サポート契約解除料 | 31,752円 | 36,936円 | 36,936円 | 36,936円 |
目玉となりそうなXperia Z4の維持費は以下の通りです。
Xperia Z4 | データS | シェアパック10 | シェアオプション | データ(スマホ/タブ)シェアOP |
---|---|---|---|---|
カケホーダイ/データ | 2916 | 1836 | ||
spモード | 324 | |||
パケットパック | 3780 | 10260 | 540 | 540 |
月々サポート | ▲810 | |||
(一括時)合計維持費 | 6210円 | 12690円 | 2970円 | 1890円 |
iPhone 6端末代 (▲のりかえボーナス適用) (▲端末購入サポ適用) (▲Twitter特典適用) |
8,208円 (342円×24回) |
|||
(分割時)合計維持費 | 6552円 | 13032円 | 3312円 | 2232円 |
一部にはシェア特割による月々サポートを増額することができる機種もあり、そちらを利用すれば多少はまともな維持費にはなるかと思います。
docomoにしては発売からかなり早いタイミングで、それもまとまった形で投げ売り価格にしています。恐らくは不具合問題なども影響しての値下げなのでしょう。
Xperia Z4 SOV31、GALAXY S6 edge SCV31がMNP購入サポート特約入り
![lekupra](https://smaho-dictionary.net/wp-content/uploads/2015/09/lekupra.png)
auでは公式オンラインショップでは触れていないものの、レクサスプランニングなどの現場販売店においてXperia Z4およびGALAXY S6 edgeにおいてMNP購入サポート特約の適用が始まってるのを確認できます。
MNP購入サポート特約はdocomoの端末購入サポートと同じように、契約から約1年間の機種変更や解約行為に対して追加の契約解除料を設ける代わりに、本体価格を大幅に値引きするというものです。今のところMNP購入サポート特約の規約内容を見ると、データフラットプランなどのサービスを解除しても問題なさそうなため、若干緩い縛りとなっています。
解除料は30,000円で、毎月1,350円づつ解除料が減っていく仕組みになり、13ヶ月目に0円となります。
![mnptokuyaku](https://smaho-dictionary.net/wp-content/uploads/2015/09/mnptokuyaku.png)
MNP購入サポート特約対象スマホは、MNP一括0円で契約できますが、毎月割は0円となってしまうため、維持費は相当に上がってしまいます。
au MNP購入サポート特約 | LTEフラット | データ定額2 |
---|---|---|
基本料 | 1008 | 2916 |
LTEネット | 324 | |
フラットプラン | 6156 | 3780 |
合計 | 7488円 | 7020円 |
運用の仕方にはかなり工夫がいりそうですので、1008円の基本プランで回線を寝かし、au系のMVNOがVoLTEに対応するようになったらSIMロック解除(購入から6か月後)を行い、MVNO格安SIMでの運用をするやり方が良いかもしれません。大分先を見据えての運用方法になってしまいますが、維持費7,000円越えはMNP契約にしてはちょっと高いでしょうから、Wi-FiやMVNOによる運用に切り替えたほうが負担は少なくなります。
というわけで以上のようにiPhone 6および夏モデルの人気Androidスマホが主にMNPで大幅値下げとなりました。どれも維持費は高額になりがちですが、MNP一括では1万円をどれも下回る価格になっているので、契約のしやすさは感じられるのではないでしょうか。
自分はローズゴールドを買えと家族から言われているため、iPhone 6sのほうを契約することになりそうですが、カラーリングやその他新機能について必要性を感じないようならば、auの新規iPhone 6とdocomoのMNP iPhone 6は特に目立つ安売り・投げ売り価格となるため、価格・料金重視で良いスマホを契約したいという方にはおすすめです。
AndroidのほうはS810搭載端末がほとんどとなるため、安くはあるものの普通に使おうと思ったら不具合などの問題に悩まされるかもしれません。発熱問題で話題になった機種がほとんどなので、特別に欲しい感情が強いとかでなければ避けたほうがいいかもしれません。