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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 7月編

MVNO格安SIMの速度比較 7月編

MVNO格安SIMの速度調査7月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の7月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 7月3,4日計測
12時25分~(DTI/U-mobile/OCN/Wonder Link/イオンモバイル/Y!mobileは計測時間の都合上7月4日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約4.6MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがアクセスしづらいことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約4.9MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://goo.gl/photos/LzfQ4rymWYJMQqBa9

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.59Mbps 0.48Mbps 15秒以上
16時 20.56Mbps 9.4Mbps 5秒前後
21時 1.71Mbps 2.1Mbps 15秒以上
BIGLOBE 12時 0.43Mbps 0.42Mbps 15秒以上
16時 14.41Mbps 4.2Mbps 10秒前後
21時 9.12Mbps 8.7Mbps 5秒前後
DMM moible 12時 0.48Mbps 0.78Mbps 15秒以上
16時 11.72Mbps 11Mbps 5秒前後
21時 1.79Mbps 2.3Mbps 15秒以上
DTI 12時 4.76Mbps 8.1Mbps 5秒前後
16時 17.21Mbps 11Mbps 5秒前後
21時 0.55Mbps 0.58Mbps 15秒以上
FREETEL 12時 1.73Mbps 1.5Mbps 15秒以上
16時 7.08Mbps 1.37Mbps 15秒以上
21時 8.04Mbps 7.9Mbps 5秒前後
LINE mobile 12時 7.79Mbps 7.7Mbps 5秒前後
16時 21.13Mbps 13Mbps 5秒前後
21時 14.67Mbps 11Mbps 5秒前後
IIJmio 12時 0.59Mbps 0.65Mbps 15秒以上
16時 17.26Mbps 11Mbps 5秒前後
21時 2.01Mbps 2.9Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.45Mbps 0.55Mbps 15秒以上
16時 16.40Mbps 13Mbps 5秒前後
21時 7.79Mbps 3.2Mbps 10秒前後
mineo-a 12時 0.38Mbps 0.42Mbps 15秒以上
16時 7.41Mbps 5.8Mbps 5秒前後
21時 2.03Mbps 2.6Mbps 10秒前後
NifMo 12時 0.47Mbps 0.72Mbps 15秒以上
16時 12.31Mbps 6.8Mbps 5秒前後
21時 4.52Mbps 7.5Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.74Mbps 1.6Mbps 15秒以上
16時 23.08Mbps 14Mbps 5秒前後
21時 2.23Mbps 6.3Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 2.73Mbps 1.7Mbps 15秒以上
16時 4.83Mbps 6.1Mbps 5秒前後
21時 16.64Mbps 9Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.55Mbps 0.7Mbps 15秒以上
16時 16.27Mbps 9Mbps 5秒前後
21時 4.63Mbps 7.9Mbps 5秒前後
U-mobileLTE使い放題 12時 1.64Mbps 7.7Mbps 5秒前後
16時 1.91Mbps 3.2Mbps 10秒前後
21時 0.54Mbps 0.95Mbps 15秒以上
UQ mobile 12時 6.40Mbps 7.6Mbps 5秒前後
16時 7.59Mbps 6.6Mbps 5秒前後
21時 6.03Mbps 6.2Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 10.31Mbps 2.8Mbps 10秒前後
16時 10.88Mbps 10Mbps 5秒前後
21時 7.71Mbps 7.1Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 20.46Mbps 11Mbps 5秒前後
16時 30.63Mbps 10Mbps 5秒前後
21時 38.62Mbps 10Mbps 5秒前後

LINEモバイル/UQ mobile/Y!mobile

なんというかここ数ヶ月はほぼ毎月同じような結果になっているので書くことが無くなってきたことと、同じMVNOの格安SIMばかりが良い結果を見せているため、身も蓋もない結論から。

もう今のMVNO選び、特に速度を最初に比較ポイントとして考えた時の選び方では「LINEモバイル/UQ mobile/Y!mobile」の3つの内のどれかから選べばよいのではないでしょうか。

それぞれdocomo系・au系・SoftBank系と揃っていますので、自分の使いたいスマホに合わせて選ぶことも出来ます。

 

UQ mobileとY!mobileはキャリアのサブブランドという扱いになっているため、通信速度は普通のMVNOの比ではないです。過去のデータを見ても料金はMVNO格安SIMの範疇に入りながら、速度はキャリア級の安定感を見せつけています。そのために通信速度での選択ではまずこの2つはずっと前から外せないものになっています。

そしてLINEモバイルは利用者の最も多いdocomo系の回線で速度がサービスインから好調続きとなっています。当初はいつか遅くなるから要注意としてきましたが、いつの間にかそろそろ好調が1年続く形になっており、実績が積み重ねられてきています。

利用者層が他のMVNOとずれており、お昼にそこまで混雑しないとLINEモバイル側の発言がありましたが、それを加味してもサービスインから高速さを保った増強の姿勢は高い評価が出来るでしょう。サブブランドではないにも関わらず、高速側で安定しているのは素晴らしいの一言です。

LINE社自体がプロバイダ事業を本業としていないために、利益よりも口コミ評価を高める方に力をいれてその結果としての今の品質の高さがあるのかもしれませんが、現状でのdocomo系格安SIMの中ではベストな選択は間違いありません。

 

こんな感じの特徴+実際の通信速度が今月も好調ということで、今のところこの3つを利用する通信網の違いから選べば良いのではないでしょうか。

LINEモバイルとY!mobileはLINEの年齢認証が可能ですし、3つとも通話定額オプションが用意されているのでこの回線1本に絞ることも出来ます。UQ mobileとY!mobileならスマホセットが実質0円から選べ、LINEモバイルもキャンペーンで容量が多くなったりと特典が用意され契約しやすいです。

恐らく他のサイトとかでもこのセットが今おすすめされているのではないでしょうか。悪名の広まったFREETELや楽天モバイルを勧めるところは少なくなっているのではないかとも思います。

というわけでつまらない結論ではあるものの、今快適に格安SIMを使いたいならばこの3つから選ぶのが一番安心できます。特性や実績のあるMVNO群です。

その他のMVNO

その他についても一応計測したので色々触れておきます。

NifMo:NifMoは上位3つまではいかないものの、今月も中ぐらいには速度を保っています。LINEモバイル以外の選択ではこちらがもう一つ候補になるでしょう。もう1年以上良い速度を維持しています。
キャンペーンも高額還元を用意されているので契約はしやすいかと思います。

OCNモバイルONE:NifMoやLINEモバイルの高速回線のMVNE元であるため、それに引っ張られて通信速度が好調さを維持しています。通話オプションや低速バーストの容量など使いやすさが向上しているMVNOであるため、選ぶ価値は十二分にあるでしょう。キャンペーンが弱めなのであえて推すまではないですが。

WonderLink F:夜間も回復したため、こちらも使いやすい回線になっています。ドコモ系ではこの辺りまでが今選びやすい回線でしょう。

mineo:ドコモ系は多少良いですが、速度比較という視点ではもっと上が多くあるので特に語るべきところはないのが正直なところです。キャンペーンで紹介2,000円が復活したので、そこのお得さと合わせて契約するならば良いかもしれません。

IIJmio/DMM/イオン:ちょっと元気のなさが数ヶ月続いています。信頼できる事業者に位置づけていますが、ここ最近は速度が十分とは言えないでしょう。

楽天モバイル/FREETEL:今月も目立った形でのスピードテストブーストは記録されていません。速度も上々ではあるものの、信頼の無さというものはこれまで通り変わらないので、速度が多少良くなったとしても勧めることはありません。特にFREETELはちょっとキャンペーンの少なさが気になり、体力が地味になくなってきているのではないかという所が気になります。

7月のまとめ

まとめはもうやっちゃってますが、現状勢いが衰えそうにない3社は今から契約するのに一番適しているでしょう。

これまでは長く使える信頼性を重視してきましたが、そうした信頼できるMVNOがイマイチ速度の復活が遅いので、あまり表だった活動がユーザーからは見えにくいものの、実績のある事業者をここでは選んでおきました。

安定感のある回線としてLINEモバイル/UQ mobile/Y!moibleが現状無難かと思うのでおすすめしておきます。

 

速度以外のところでも、

LINEモバイルは加入キャンペーン、LINEの年齢認証、カウントフリー機能が、

UQ mobileは2種類の通話定額、実質0円スマホセット、家族割引が、

Y!mobileは10分通話定額、実質0円スマホセット、SIMのみキャッシュバックキャンペーン、家族割引、データSIMプラン契約、

という所がさらなるメリットとして挙げられるので、どれも使いやすいMVNOとして今魅力的な格安SIMを提供しています。

LINEモバイル

UQ mobile

Y!mobileオンラインストア

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