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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

Ascend G620S、G6よりもスペックアップで価格はダウン、SIMフリースマートフォンとしてZenFone 5の対抗なるか

ファーウェイ社がSIMフリースマートフォンとして新機種「Ascend G620S」の発売日および詳細な価格について発表しています。

ファーウェイ社のスマートフォンというとY!mobileのSTREAMシリーズとSIMフリースマートフォンとして登場しているAscendシリーズですが、今回発表されたモデルは非キャリアモデルのSIMフリースマートフォンAscendシリーズの一つとしてラインナップされます。
2014年6月にSIMフリースマホとして発売され、各MVNOによって格安スマホとしてセットにされた「Ascend G6」よりも、スペックアップしながらも販売価格がおよそ8000円ほど値下がりしています。ZenFone 5の登場で覇権が決しかけている格安スマホ界において、再び流れに乗るための価格競争が感じられます。

またプレミアムモデルとなるSIMフリースマホ「Ascend Mate7」も同時期に発表されていますので、12月4日時点で発表されている「Ascend G620S」及び「Ascend Mate7」の詳細スペックおよび価格、LTE周波数対応状況などをまとめて紹介したいとおもいます。

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スペックアップで価格はダウン

格安スマホが徐々に盛り上がってきた2014年前半から中旬にかけて、MVNOとセットにされることも多かったファーウェイ社のSIMフリースマートフォンですが、格安スマホの認知が広まっていくことでその他中国や韓国、台湾といった低価格でミドルレンジのスマートフォン製造に力を持ったメーカーのスマートフォンが市場に流れ、次第にファーウェイ社の存在は影が薄くなってきました。
特に最近ではZTEのBlade VecやASUSのZenFone 5といったミドルレンジに分類されながらもスペックの高い低価格スマートフォンが登場してきており、ますますファーウェイが用意したSIMフリースマートフォンは話題にされることも、セット販売でMVNOから提供されることも無くなってしまいました。

こうした流れを取り戻すべく、ファーウェイ社が12月12日を目処に発売するのが今回販売価格を発表した「Ascend G620S」です。
格安スマホの主流端末としての地位を取り戻すべく、スペックを「Ascend G6」よりもアップさせながらも、価格は大幅に下げてきました。

それぞれの価格情報及び、Ascend G6及びZenFone 5とのスペックを比較してみましょう。

Ascend G620S

Ascend G620S Ascend G6 ZenFone 5
OS Android 4.4 Android 4.3 Android 4.4
CPU Snapdragon 410 Snapdragon 400 Snapdragon 400
RAM 1GB 1GB 2GB
ROM 8GB 8GB 16,32GB
ディスプレイ 5インチ HD (1280×720) 4.5インチ QHD (960×540) 5インチ HD (1280×720)
メインカメラ 800万画素 800万画素 800万画素
バッテリー 2000mAh 2000mAh 2300mAh
販売価格 2万1800円 2万9800円 2万6800円

 

本体カラーはブラックとホワイトの2色展開のようです。

RAMとROMではZenFone 5には劣るものの、日本で登場する格安スマホとしては初かと思われるS410を搭載し、価格も税抜きで2万1600円とZenFone 5よりも5000円も安くなっています。
2万9800円だったAscend G6よりもCPUとディスプレイ解像度という使い心地に大きく影響する部分でスペックアップしているにも関わらず、8000円近くお買い得になりました。

MVNOのセットとして登場する際には、月額料金がZenFone 5を使ったものよりも数百円安く提供されることでしょう。コストパフォーマンスの良さで話題をさらっていったZenFone 5に負けず劣らずのスペックと価格のバランスを実現しているAscend G620Sは、再び格安スマホセットの主流になる可能性を秘めています。

 

docomoのLTE網に3つ対応

Ascend G620SではLTEの対応周波数を4つ用意しています。その内恐らくメインで使うことになるであろうdocomoの通信網に対しては3つがLTE周波数に対応しています。
SoftBankのLTE周波数、auのLTE周波数への対応はそれぞれ2つと1つです。

Ascend G620S 対応LTE周波数 B1/3/7/19
docomo 対応LTE周波数 B1/3/19/21
au 対応LTE周波数 B1/11/18/26
SoftBank 対応LTE周波数 B1/3/(8)

 

Ascend G6では2つ、それも一つはエリアが広がっていないBand3を使っていたため、LTEの掴みやすさでは不安を感じさせましたが、Ascend G620Sでは心配することは無さそうです。

 

シンプルなホーム画面を用意

emohp

イオンのスマホ第4弾でも紹介していますが、40代50代、あるいはもっと上のシニア層へ向けたシンプルでわかりやすいホーム画面というものをこのAscend G620Sでは用意しています。
Emotion UI 2.3というもので、目的の操作をワンタッチで簡単に実効出来るように直感的なホームUIへの切り替えが可能になっています。

うまく訴求することが出来れば、イオンスマホのARROWS M01同様にシニア層をターゲットにした格安スマホとしても販売することが可能でしょう。

 

カメラも機能充実、らしい

どの程度の実力かは不明ですが、このスマートフォンではカメラにも力を入れているようです。
F2.0の明るい単焦点レンズに800万画素撮影が可能な映像素子を準備。ロック状態でもすぐにカメラ切り替えが可能だったり、「撮影後」にフォーカスポイントを変更できる「オールフォーカス」機能なんてものがあるようです。

実際の画作りやオールフォーカス機能の使い勝手を体感してみないと評価は下せませんが、格安スマホにしては細かい機能にまで力を入れているのを感じられます。

 

Ascend G620Sの値下げで実はAscend P7が買い時に

Ascend G620Sが発売されたことで、これまでファーウェイが発売してきたSIMフリースマホの価格が全面的に見直されました。これによって、実はAscend G620Sよりも他のAscendシリーズのほうがお買い得になっている状況も生まれています。

値下げがされたのはAscend G6とAsecnd P7です。どちらも価格はそれぞれ29800円と39800円という結構な高額な販売価格になっていました。この価格はスペックの割には高額だという評価がされており、SIMフリースマホといっても魅力の薄い存在になっていました。ところがAscend G620Sが発売されたことで、下位モデルのG6,上位モデルのP7をそれぞれG620Sに合わせた価格帯へと変更されることになりました。

これによってG6は実売で17000円前後、P7は29800円前後ということになりました。特に今回の値下げによってAscend P7が非常に高いコストパフォーマンスも見せることになっています。このレベルのSIMフリースマホが30000円以下で買えてしまうというのは破格に近いです。元々が39800円なのでそれに見合ったスペックで作られているものが、1万円も値下げされているのですからお買い得すぎる状況です。

Ascend P7はCPUこそファーウェイの独自規格Hisiliconを使っていますが、P7に採用されているものはQualcommのSnapdragon800に近いベンチマークを記録するハイパフォーマンスCPUです。しかもRAMは2GBというハイスペックに相応しい容量です。ディスプレイは5インチながら非常に薄くコンパクトなデザインになっているので大きさを感じません。解像度もフルHDと高解像度になっており、キャリア経由で購入したら7万円を超えるような値段が付けられてもおかしくありません。

Ascend G620Sは約2万円台前半ですが、それに1万円まではいかないものの予算をプラスさせることで、非常に高性能かつデザインでもスタイリッシュで格好の良いスマホを購入することが出来ます。なのでAscend G620Sを購入予定の方は、是非ともこちらのAscend P7も購入候補として考えてみてはいかがでしょうか。

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Ascend Mate7スペック

ついで扱いにはなりますが、同時に発表されたAscend Mate7のスペックにも触れておきます。
何やらiPhone+HTC+富士通のデザインや機能のいいとこ取りをしたようなファブレットです。端末名に「7」という数字が入っていますが、端末サイズは6インチです。

mate7

Ascend Mate7
OS Android 4.4
CPU Hisilicon Kirin 925
RAM 2GB
ROM 16GB
ディスプレイ 6インチ フルHD (1920×1080)
メインカメラ 1300万画素
バッテリー 4100mAh
販売価格 4万9800円

 

価格からみて「格安スマホ」というジャンルとは競合することは無いでしょう。ハイスペックモデルであるため、各社のフラグシップモデルと争うことになりそうです。近い端末としてはサイズも同じNexus 6が当てはまるでしょうか。

Ascend Mate7は既にMVNOのセットとして楽天モバイルが取り扱いを発表しています。
楽天モバイルでは税抜き一括価格4万8888円、さらに一括購入した場合には楽天ポイント3000ポイントが付与されるため、実質的な金額は4万5888円と考えることも出来ます。

 

これらのスマホを使う場合、恐らくMVNOを使うことになると思いますが、MVNOは特に速度を重視して選びましょう。プランや料金はほぼどのMVNOも横並びになっているので、どれだけ速度が出て快適に使えるかという点を重視しましょう。このサイトではその参考になるようにと速度を毎月計測しています。

MVNO回線速度比較・レビュー | スマホ辞典

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. ZTE BLADEがバカ売れしたが、周波数帯の応用範囲ではG620Sの方が有利

    ドコモmvno、ワイモバイルSIM、TUTAYAが採用するであろうsoftbankのmvno

    に対応

    • SoftBank系の周波数帯に対応しているし、ファーウェイとの結びつきを考えるとSoftBankのMVNOはこれとセットで出てもおかしく無さそうですね

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