2018年のドコモの学割が2017年12月27日より受付開始となります。
例年よりも大分前倒しに発表してきた印象があり2017年中にその詳細が出てきています。
今回のドコモの学割は内容的には非常にシンプルでわかりやすいものになっており、複雑な適用条件や割引の仕組みといったものはなくなっています。
学割ではあるものの「学生」である必要はない年齢制限のされている割引施策という形なので、学生でない方でも今回の学割は受けれる可能性があるので若い方はチェックしておくといいでしょう。
ドコモの学割 2018:特典内容
まずは2018年のドコモの学割について、どういった特典内容・割引が用意されているのかを確認しましょう。
2018年のドコモの学割の主要な特典は2つです。
- 割引:1,500円/月の割引×12ヶ月
- dポイント:シェアグループ内の家族全員に3,000ポイント
2018年のドコモの学割ではこの2つの特典が用意されています。
どちらもシンプルな割引とポイント付与の特典となっており、例年よりはわかりやすいものになっています。
1,500円の割引金額は税抜きの料金になっているため、税込になると1,620円の割引が1年間続くことになります。
dポイントの付与は家族のシェアグループ内に一人でも2018年のドコモの学割が適用されれば、そのシェアグループ内の家族全員に3,000dポイントがもらえるというもので、最大で6万ポイントを貰える可能性もある特典です。
利用には多少制限のついた期間限定ポイントでの配布になりますが、それでもドコモを使うユーザーが多ければ多いほどお得になる特典となっています。
ドコモの学割 2018:適用条件
こちらのドコモの学割について、続いては適用条件を確認していきましょう。
ドコモの学割の適用は以下の条件を満たす必要があります。
- 25歳以下
- スマホ/タブ向けプランを契約(カケホーダイ系・シンプルプラン)
- データSパック以上のパケットパック契約(シェアパック含む)
- 新規MNP契約変更(FOMA→Xi)のみが対象
学割の適用条件は以上のようになります。
25歳以下であれば学生でなくても学割が適用することが可能です。逆に過去にあった放送大学の学生になって学割を、というのは出来なくなっています。
契約は基本スマホが対象になっていてガラケーなどは対象外です。
そして契約種別についてかちょっと今回の学割で残念なところになりますが、発表段階では通常の機種変更といったものは対象外とされています。
対象となるのは新規とMNP、そしてFOMAからの機種変更(契約変更)です。FOMAからというのはこの学割の場合だとキッズケータイからの機種変更、というものがドコモ側で想定されているかと思います。
ドコモの学割 2018:維持費の例
このドコモの学割を適用した場合、どういった維持費になるのかということを確認しておきましょう。
ドコモ公式ではその維持費例として、280円(税込302円)という基本料を出しています。

こちらは最安の基本料であるシンプルプランとシェアの子回線での運用を想定したプランです。
シンプルプランでは音声通話定額はありませんが、LINE通話などを駆使する若い人にとっては通話定額などは不要という方も多いでしょうから、支障のないプランでの運用になるでしょう。家族グループ内の子回線になるシェアオプションを契約すれば、パケット代も1,000円以下という金額になります。
ただこれは基本料の最低維持費の例になり、実際の運用の場合にはここに月々サポートが適用されることによって最安の維持費としては0円以下というものが期待できます。
iPhone 8運用での例も公式に載っていますが、そちらでは合計1,480円(税込1,598円)という金額を見せています。

より詳しい維持費の形は以下のようになります。
シンプル | カケホーダイライト | カケホーダイ | |
基本料 | 1058 | 1836 | 2916 |
spモード | 324 | ||
シェアオプション | 540 | ||
学割(12ヶ月) | ▲1620 | ||
維持費(一括契約時:12ヶ月) | 302円 |
1080円 |
1922円 |
iPhone 8 64GB分割端末代 | 1296円×24 | ||
維持費(分割契約時:12ヶ月) | 1,598円 |
2,376円 |
3,218円 |
2018年度のドコモの学割は、割とシンプルな割引の内容とポイント付与施策が行われています。
学割を適用すれば1年間1,500円の割引と家族分のポイントがもらえるという形になっており、通信費のお得さと共に実質的なキャッシュバックを得ることが出来ます。
機種変更は対象ではないものの、この機会にキッズケータイをスマホに変えてあげたり、家族全員でドコモへとMNPする、というのは良い判断ではないでしょうか。
追記:学割向けスマホが多数登場!iPhone 8やXperia XZ Premiumが新規一括特価に!
ドコモでは1月からこの学割に合わせて大幅な期間限定値下げを実施しています。3月末までの学割需要期に合わせて、人気が高くて2年以上余裕で使える高性能なスマホを安くしています。
特に性能もあってお得なのはiPhone 8とXperia XZ Premium SO-04Jの2機種です。この2つはそれぞれ以下のような新規orMNP価格になっています。
- iPhone 8:31,104円
- Xperia XZ Premium SO-04J:15,552円
現在このような高性能スマホが一括でこのような格安価格へと値下げされているため、学割を効かせて契約すれば非常にお得になります。場合によっては機種変更するよりも、新規契約して回線を寝かしてしまうという方法のほうが安くなります。
学割を使えれば維持費は302円で1年間持てるので、一括31,104円でiPhone 8を買ってメインで使っているSIMと入れ替えて運用、新規契約した回線は302円で寝かせてタイミングよく解約、といった機種変更よりも安いやり方が使えます。
普通に新規やMNP契約するにしても安いので、学割が使えるのであればこの2機種は安いうちに契約すべきモデルとしておすすめしたいです。
契約はオンラインショップからが最も安いし待ち時間もないので良いでしょう。
シンプルプランのシェアパック必須条件が外れる
またドコモではこの学割と同時にプランの契約条件を変更し、これまで以上に安くて便利な料金プランを契約できるようにしています。
この度ドコモでは、最も安い基本料金のプランである「シンプルプラン」を、従来の家族で使うシェアパック回線のみが契約できるという内容から、個人・一人でドコモ回線を使う時に契約するデータパックでの契約についても選べるようにするという、契約条件の改善をしてきました。
ただしデータパックは容量の大きいウルトラパックのみで、20GBまたは30GBのプランと組み合わせる場合にのみシンプルプランを契約することが出来るようになっています。
ウルトラパックのみですが、こちらはネットをよく使って通話もアプリ系で十分だという若い世代を中心に魅力的な改善となっているのは確かです。
以下の表のように基本料はカケホーダイライトのデータMパック並みに抑えることが出来るプランでありながら、高速データ通信量は20GBからとネットをよく使う方にとっては非常に魅力あふれるプランを構築することが出来るようになっています。
ウルトラパック20 | ウルトラパック20 | |
シンプルプラン | 1058 | |
spモード | 324 | |
データパック | 6480 | 8640 |
(学割) | (▲1620) | |
合計維持費 | 7,862円 (6,242円) |
10,022円 (8,402円) |
もちろんここから月々サポートなんかも適用できますし、学割も適用できるようになっているので、維持費は更に安くなる可能性も持っています。
このプランの組み合わせが出来るようになっているので、家族全員がドコモに移らなくても25歳以下であれば一人でこのシンプル+ウルトラパックを契約することで格安に大容量データプランを運用することが出来ます。
学割適用が可能な方で他社キャリアを利用している場合は、こうした運用方法も節約術の一つとして利用すると良いでしょう。
学割はドコモオンラインショップなどからでも契約条件を満たせば自動適用となります。
ただし未成年がドコモオンラインショップを利用する場合は保護者による利用者登録が必要になるので注意してください。
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