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MVNO

地震/災害時のMVNO格安SIMはどうなったのか

MVNO格安SIMのユーザーにとって災害時の格安SIMの利用状況は気になる点かと思います。

東日本大震災の時はMVNOというと日本通信にBIGLOBEぐらいでしたので、どういった使い勝手になるのかのモデルケースたり得なず、これまで具体的な事例が出てきませんでした。

この度九州で起きた熊本の大地震では震災時のMVNO格安SIMが陥る状態など、今後の認識に活かせる事象や記事が確認できたため、それらをまとめてみたいと思います。

MVNOの速度

災害時に速度の状況を気にしてもしょうがないのですが、被災状況や各種支援のある避難所の確認などにはある程度速度が出ててくれると助かります。災害時にはお昼の混雑時に近い輻輳が起きることも予想されるため、これが実際どうなったかというのはMVNOユーザーの気になるところです。

これについては震度7の「余震」が起きた際の石川温さんの疑問にリプライをしているMVNOユーザーの報告が参考になるでしょう。

詳しくは発言元のリプライを各自巡って下さい。一応一部だけ引用させてもらいます。

 

そもそもこの災害発生時にスピードテストをするのもあれですが、繋がるMVNO/繋がらないMVNOも出ているようで、やはり通信には影響してくるのは間違いなさそうです。

 

災害時の利用についてIIJmioが案内

この他MVNOの災害時の利用制限などについてIIJがわかりやすくまとめています。

データ通信はMVNOの帯域次第で輻輳、音声通話はdocomo同等と案内されています。MVNO格安SIMの災害時の挙動を知るのに非常に参考になるでしょう。

IIJmio:災害時のIIJmioのご利用について

てくろぐ: MVNO(IIJmio)でも利用できる災害用伝言板・安否情報

てくろぐ: IIJmioのSIMで緊急地震速報は受信できる?

これ以外にも2014か15年頃にIIJが同じく災害時の想定される状況というのをまとめていたはずなのですが、そちらのメディア/記事は見つからず。ご存知の方はコメント欄まで。

 

LINEが炎上、注意したい使い方

今回の熊本周辺域で起きた大地震の中で、モバイル系の話題として炎上したのがLINEの通話サービスであるLINE Outの10分間無料開放です。

LINE Outはデータ通信と音声回線両方に負荷をかける仕組みを持った通話方法です。それを10分間無料なんかにすることでキャリアの回線網に不必要な負担を震災時にかけてしまうわけで、緊急時のインフラの扱いに意識を欠いたプロモーションだという批判を浴びました。

批判の急先鋒となる記事は石野純也さんと本田雅一さん辺りのを。

震災時「LINE Out無料開放」の何が問題だったか(石野純也) – 個人 – Yahoo!ニュース

本田雅一のクロスオーバーデジタル:善意が裏目に出た「LINEの10分無料通話」 震災時の安否確認はどうすべきか (1/2) – ITmedia Mobile

また一連のLINE Out問題の流れをまとめている「わかりやすい」さんの記事もあるのでそちらも読んでおくといいでしょう。

熊本県で発生した地震時のLINEさんの対応にみる、災害時の通信のあり方 – わかりやすい

どれも緊急時のネットの使い方を知る上で確認しておくべき内容となっています。

MNOはどうなっていたのか

またMVNOの回線元であるMNOの状況についても把握しておきたいところです。 以下のトゥギャッターのまとめでは震源に近く、特に被害の大きい被災地においてauやSoftBankの回線が使えなかったという報告があります。

(続)つながるドコモ。ソフトバンクだと死ぬ。被災地で格段の差が! #阿蘇 #熊本地震 被災者の声→総務省公式発表あり – Togetterまとめ

過去のまとめを見ると結構SoftBankに対して辛辣な意見をお持ちの方のようなので、そこを考慮して読む必要はありますが、今後はこの回線元も考えた上でのMVNO選びというのも重要になるでしょう。

 

MVNO各社、被災地域への対応は?

最後にMVNO各社が今回の地震を受けての支援策や対応策としてどのようなことをやっているのかについてもまとめてみます。 もしかしたら抜けがあるかもしれませんが、その際にはご指摘を。

この他、参考になるような記事をご存知でしたらコメント欄などでご指摘いただければと思います。

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