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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 3月編

MVNO格安SIMの速度調査3月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の3月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 3月1,2日計測
12時25分~(OCN/Wonder Link/イオンモバイル/Y!mobileは計測時間の都合上3月2日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約6.2MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがアクセスしづらいことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約6.2MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

3月速度⇒https://photos.app.goo.gl/RHxhD27SZgKzGLrN2

2月分

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.62Mbps 1.1Mbps 15秒以上
16時 4.64Mbps 3.8Mbps 5秒前後
21時 2.31Mbps 4.1Mbps 5秒前後
BIGLOBE 12時 0.44Mbps 0.6Mbps 15秒以上
16時 28.09Mbps 10.1Mbps 5秒前後
21時
DMM moible 12時 0.47Mbps 0.9Mbps 15秒以上
16時 8.67Mbps 7.5Mbps 5秒前後
21時 2.56Mbps 1.8Mbps 10秒前後
LINE mobile 12時 0.65Mbps 0.7Mbps 15秒以上
16時 11.75Mbps 10.9Mbps 5秒前後
21時
IIJmio 12時 0.63Mbps 0.8Mbps 15秒以上
16時 17.28Mbps 7.1Mbps 5秒前後
21時 2.46Mbps 2.1Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.26Mbps 1.0Mbps 15秒以上
16時 12.40Mbps 10.8Mbps 5秒前後
21時
mineo-a 12時 0.48Mbps 0.9Mbps 15秒以上
16時 12.45Mbps 6.5Mbps 5秒前後
21時 23.45Mbps 7.7Mbps 5秒前後
NifMo 12時 1.15Mbps 1.0Mbps 15秒以上
16時 35.69Mbps 16Mbps 5秒前後
21時 19.22Mbps 10.8Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時
16時 7.94Mbps 10.5Mbps 5秒前後
21時 1.84Mbps 3.8Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 0.37Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 7.15Mbps 7.5Mbps 5秒前後
21時 9.91Mbps 9.3Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.35Mbps 0.4Mbps 15秒以上
16時 4.85Mbps 7.0Mbps 5秒前後
21時 3.00Mbps 3.11Mbps 10秒前後
UQ mobile 12時 3.45Mbps 1.7Mbps 15秒以上
16時 12.15Mbps 8.8Mbps 5秒前後
21時 35.54Mbps 9.5Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 10.13Mbps 9.37Mbps 5秒前後
16時 14.78Mbps 10.4Mbps 5秒前後
21時 9.05Mbps 6.2Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 38.87Mbps 11.3Mbps 5秒前後
16時 36.30Mbps 11.9Mbps 5秒前後
21時

 

3月分

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.48Mbps 0.8Mbps 15秒以上
16時 13.09Mbps 8.0Mbps 5秒前後
21時 2.16Mbps 2.0Mbps 15秒以上
BIGLOBE 12時 0.68Mbps 0.5Mbps 15秒以上
16時 5.96Mbps 8.1Mbps 5秒前後
21時 5.45Mbps 6.3Mbps 5秒前後
DMM moible 12時 0.42Mbps 0.38Mbps 15秒以上
16時 22.02Mbps 9.5Mbps 5秒前後
21時 2.19Mbps 2.1Mbps 10秒前後
LINE mobile 12時 1.71Mbps 1.4Mbps 15秒以上
16時 10.96Mbps 7.7Mbps 5秒前後
21時 3.53Mbps 2.8Mbps 10秒前後
IIJmio 12時 0.36Mbps 0.4Mbps 15秒以上
16時 18.44Mbps 1.4Mbps 15秒以上
21時 2.02Mbps 2.0Mbps 15秒以上
mineo-d 12時
16時 6.9Mbps 6.4Mbps 5秒前後
21時 4.35Mbps 4.4Mbps 5秒前後
mineo-a 12時 0.54Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 14.83Mbps 7.1Mbps 5秒前後
21時 8.68Mbps 6.0Mbps 5秒前後
NifMo 12時 0.68Mbps 0.9Mbps 15秒以上
16時 31.02Mbps 11.7Mbps 5秒前後
21時 8.53Mbps 7.0Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.30Mbps 1.8Mbps 15秒以上
16時 10.20Mbps 8.5Mbps 5秒前後
21時 3.93Mbps 5.2Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 0.49Mbps 0.52Mbps 15秒以上
16時 11.80Mbps 8.6Mbps 5秒前後
21時 6.19Mbps 6.2Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.26Mbps 0.3Mbps 15秒以上
16時 4.20Mbps 6.8Mbps 5秒前後
21時 1.75Mbps 3.6Mbps 5秒前後
UQ mobile 12時 17.72Mbps 13.5Mbps 5秒前後
16時 26.80Mbps 12.2Mbps 5秒前後
21時 9.59Mbps 6.5Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 5.47Mbps 6.8Mbps 5秒前後
16時 15.67Mbps 10.3Mbps 5秒前後
21時 6.29Mbps 10.8Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 44.03Mbps 17.1Mbps 5秒前後
16時 48.10Mbps 8.4Mbps 5秒前後
21時 7.51Mbps 7.5Mbps 5秒前後

今月は2月分も含めて一緒に。2月分は完全に気が抜けて計測漏れが多かったため(3月もちょっとありますが・・・)、参考程度に見てもらえれば。

とりあえず3月の結論についてもここ最近と変わらないものが言えると思います。

通信速度が高速な部類に入る事業者というのはほぼ固定化している印象を受け、中長期で安定して使えるという安心感が持てる格安SIMというのは定番化してきています。

 

その定番の格安SIMの中でも実力が段違いなのがサブブランドのY!mobileとUQ mobileです。

他社のMVNOが総務省の力を借りてなんとか速度を遅くさせようとしていますが、そうした妨害を気にも留めずに格安なのに高速通信を実現しています。

どちらも総務省有識者会議で議題になったことで速度低下が心配されましたが、まだまだ余裕で高速で使えるものになっています。

特にUQ mobileは吹っ切れたように速度がまた出ているので、ユーザー的には今後ともこの速度を維持してもらえれば助かるところでしょう。

サブブランド回線は帯域増強についてMVNOのような心配はほぼ要らない存在であるため、今回の総務省の介入など外的要因での速度低下がない限りは継続して高速な回線というものを安い料金で使えるでしょう。

この3月にはiPhone SEがセール中なので、サブブランドのこの2社の回線はSIMだけでもスマホセットでも使いやすいかと思います。

UQ mobileがiPhone SEを実質0円に値下げ!マンスリー割が増額で一括購入時の維持費も最安0円の格安スマホに!
Y!mobileのiPhone SEが先日一括購入割引適用による値下げを行ってきましたが、UQ mobileもしっかりと追随してiPhone SEの値下げを行ってきました。

Y!mobileがiPhone SEを一括10,584円からに値下げ!2年間の一括購入割引で
Y!mobileが学割時期に合わせてiPhone SEの価格を一括でも契約しやすい価格へと落としてきました。

これにより多少の条件はあるものの、Y!mobileでのiPhon

ドコモ系に限定した場合も2月3月の結果を見ると結局同じようなMVNOが安定感を見せた中速レベルの通信速度を見せます。

NifMo、WonderLink F、(mineo)といったこれまでも勧めていた回線が良い結果を出しています。

他のMVNOも結果を残しているところもありますが、継続的に目立った結果を見せるのは上記の定番回線ぐらいになるでしょう。

ラインナップにはあまり面白みはありませんが、撤退する事業者も出てくる中でNifMoやmineoあたりは安心感という点でも使い続けやすい回線になるかと思います。

キャンペーンも比較的お得な内容のものを充実させているので、回線品質だけでなく料金やデータ容量といったところで契約しやすい事業者になるでしょう。

mineoキャンペーン、紹介でAmazonギフト券ゲット&900円引きで半年間最安410円プラン運用&エントリーコード活用
mineoのキャンペーンについてまとめてみたいと思います。

現在実施されているmineoのキャンペーンを利用すれば、

3GBのデータプランを700円前後の料金で半年

結論やまとめの内容としては結構つまらないものになるかと思いますが、速度比較におけるツッコミどころであったスピテスブーストが目立たなくなったことやMVNO全体でそこまで話題があるわけでもないため、こうした定番や大手と呼ばれる速度の安定した事業者を勧める形になってしまいます。

料金やキャンペーンもお得で、速度低下の不安も少ないサブブランドの2回線をまずは候補として考えて、使いたいスマホの対応周波数やキャリア白ロムであるようならばドコモ系のその他のSIMを選ぶのが無難な選び方になるでしょう。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 遅くなってしまったLineモバイルから、Y!モバイルにデータ回線を変更したのですが、思わぬ副作用がありました。Docomo回線のLineモバイルの時には、地下のお店に入っても、データ通信は問題無かったのですが、Y!モバイルに変えてから、以前通信の問題なかったお店の同じ席でデータ通信が通らなくなりました。
    場所は23区内、山の手線の内側の大きめの雑居ビルの地下1階です。

    • Y!mobileだとそもそものエリアやLTE Bandの関係で地下街なんかで難しくなるかもしれませんね・・・。
      今後はその辺りの注意点も合わせて書いておこうと思います。

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