1月に大幅な値下げが行われたドコモのiPhone 8ですが、2月にはさらにテコ入れを実施して価格を安くするようです。
年度末かつ学割・新生活の商戦時期ということで、かつてないほどの割引がこの2月にも実施されることになり、今まで以上にiPhone 8/8 Plusが購入しやすくなっています。
1月19日からの一括購入できる端末購入サポート値下げでも充分に安い案件だったわけですが、2月からはここから1万円近い値下げが行われることになりました。
さらにその他キャンペーンを利用すると一括0円も実現可能な契約が出来るようになっているため、学割新規での契約を行おうと考えている方はこの2月からの値下げはiPhone 8の買い時となっているのがわかります。
ここではキャンペーン適用による値下げ後の価格と、その他の2月1日からの変更点についてをまとめてみたいと思います。
端末購入サポート値下げ&春のiPhoneデビュー割で一括22,680円から
2月1日からの変更点は、
- iPhone 8 64GB以外に対する端末購入サポート金額の変更
- 春のiPhoneデビュー割
という2つと、別途キャンペーンとして行われる、
- 春の2台目プラスキャンペーン
- 下取りプログラムの金額変更
- (U25向けハピチャン)
というものが用意されています。
まずはこの中からiPhoneの値下げに関わってくる上2つのキャンペーン内容について詳しく説明しましょう。
ドコモでは1月9日からiPhone 8/8 Plusを端末購入サポート入りさせることで、一括価格の特価販売を開始しましたが、2月1日からは早速こちらの一括価格がキャンペーン適用によって値下げされることになります。
キャンペーンとして展開されるのは「春のiPhoneデビュー割」です。
こちらはMNP新規/純新規契約を対象に、iPhone 8/8 Plusの販売価格を8,424円分割引してくれます。
適用条件も難しい内容はないため、期間限定の形の実質的な値下げになります。
これと端末購入サポートの微調整が行われることにより、2月からのiPhone価格は以下のようになります。
MNP新規/純新規 | 1月値下げ時 | 2月1日価格 |
---|---|---|
iPhone 8 64GB | 一括31,104円 | 一括22,680円 |
iPhone 8 256GB | 一括49,896円 | 一括40,824円 |
iPhone 8 Plus 64GB | 一括43,416円 | 一括34,344円 |
iPhone 8 Plus 256GB | 一括61,560円 | 一括52,488円 |
MNP新規/純新規契約が対象ではありますが、iPhone 8/8 Plusの価格が最安ではなんと22,680円という非常に安い金額にまで落ちることになりました。
現時点で通常のiPhoneモデルとしては最新のiPhone 8シリーズがこの価格というのは、過去に例をみない値下げのされ方であると言えます。例年ですと1世代前のiPhoneが安くなるのがこの時期の通例でしたが、今回は現行最新モデルが安くなるという異例の価格変更が起こっています。
機種変更では流石にないものの、純新規でも一括22,680円から最新iPhoneが購入可能というのは激安価格です。新生活へ向けて子供用のスマホとして持たせようと思っても、これなら学割による料金割引と合わせて負担も少なくて済みます。社会人でも長く使えるであろうiPhone 8をこの価格で乗り換えることが出来るというのはコスパの良さを感じる内容であるのは確かでしょう。
この安さは2月3月の年度末・商戦期だからこそ実現できる価格です。4月以降はキャンペーンの終了や端末購入サポートの終了などによって値上がりする可能性が高いので、この時期に購入しておきたいところです。
※月々サポート/端末購入サポート特価の特徴
今回の値下げ価格については、それぞれ月々サポート/端末購入サポートが適用されての価格になります。
実質価格:月々サポートを24回=24ヶ月適用し続けた場合の通信料割引分を端末値引きとして考えた時の価格。2年間の継続利用を前提とした価格になるため注意が必要
一括価格:端末購入サポート適用後の価格。端末購入サポートは14ヶ月の間機種変更や解約に対して解除料・違約金がかかる。一括で安く買えるものの、最低でも14ヶ月は継続して利用しないと一括値引き分の割引相当を解除料で支払う必要あり。
このように実質価格は24ヶ月の利用を前提とした価格、一括価格は最低でも14ヶ月は使い続けないとこちらの価格にならない、という注意点は確認しておいてください。
以下それぞれの割引サービスの説明についてです。
端末購入サポートについて
https://www.mydocomo.com/onlineshop/campaign/campaign_detail.html?campaign_code=support&_=1554117471684
家族まとめて割+下取りプログラムで22,680円引き=一括0円相当での契約が可能に
端末購入サポートの変更と春のiPhoneデビュー割による割引の他にもキャンペーンの継続が行われている家族まとめて割や下取りプログラムを使うことによって、さらに購入価格を下げることも可能になっています。
特に今回ドコモではiPhone 6sの下取り価格を家族まとめて割と組み合わせることを前提に下取り価格を変更してきています。
- 家族まとめて割の5,184円引き
- 下取りプログラム、iPhone 6sで17,496円引き
という2つを合わせた時に合計の割引金額が22,680円と、ちょうど8の64GBモデルが0円になるようになっているため、iPhone 6sを利用している他社ユーザーは家族と一緒に乗り換えることによって一括0円相当での契約が可能になっています。
この併せ技による値下げも強烈な設定になるので、適用条件を満たせるようならば狙ってみると良いでしょう。
その他キャンペーン
春の2台目プラスキャンペーン
他にも2月1日から始まるキャンペーンや学割に近いキャンペーン、値下げの類が行われているのでそちらを確認していきましょう。
まずはタブレットあるいはデータ回線契約スマホ向けのキャンペーンとして春の2台目プラスキャンペーンが実施されます。
こちらは条件を満たすと代表回線にdポイントが5,000ポイント分プレゼントされるというものになっており、条件としては以下のようになっています。
代表回線がHシリーズ以降のスマホ、2台目プラス回線がスマホかタブレットという組み合わせで2台以上契約した場合
となっています。
正直条件としてはかなりハードルが高い割に還元ポイントは低いため、あまり良いキャンペーンではないと感じるのですが、新生活で一式そろえたいという方には恩恵があるでしょうか。
下取りプログラムの価格変更
iPhone 8の価格のところでも触れていますが、下取りプログラムの下取り価格が2月1日から全体的に減額傾向にあります。
iPhone 6sは家族まとめて割と同時適用を前提とした金額になっていますし、iPhone 6なんかは11,000円とちょっと厳しい金額に下がってしまいました。
Androidスマホの新規一括15,552円や一括648円、そして今回のiPhone 8一括22,680円と端末自体の値下げが続く中で、下取りプログラムはそれに合わせて高額下取りといったものをなくしていっています。
ハピチャン
25歳以下のスマホ利用者、シェアオプションを含むパケットパック契約者に対して、ソフトバンクの「スーパーフライデー」やauの「三太郎の日」対抗のキャンペーンが実施されます。
学割契約者はパケットパックの条件がありますが比較的条件を満たしやすく、一応人気の商品が無料やそれに近い金額で進呈されることになるので、こちらも関連施策として注目に値するかもしれません。
3月から6月まで月替わりで商品が更新されていきます。
ドコモオンラインショップ限定キャンペーン
ドコモオンラインショップでは最大のメリットである「頭金0円」という特典は継続して利用することが出来ます。
また2月からは購入者に対してポイントが当たるキャンペーンを実施するので、そちらも合わせれば確実にドコモショップや家電量販店で契約するよりもお得にスマホを購入することが出来ます。
当選確率50分の1と、過去の数人しか高額当選がなかったキャンペーンと比較すると期待値は非常に高いキャンペーンが実施されるので、今回のiPhone 8新規契約もドコモオンラインショップで実施するのが良いかと思います。
2月1日からの変更はMNP新規/純新規でのiPhone 8の契約が本当にお得にしやすくなっています。
下取りプログラムの減額はちょっと残念な内容ではありますが、端末価格自体が大きく下がるキャンペーンを実施してくれているおかげで、契約のハードルといったものは最新モデルのiPhoneとしては過去にないぐらいのものとなっています。
学割を合わせれば維持費は302円や1,247円といった料金が最低維持費になりますし、学割が使えなくてもdカード GOLDなんかを組み合わせることによって維持費も安くすることが出来ます。
dカード・dカード GOLDでドコモの通信費をよりお得に活用しよう iPhone 8契約でも役立つカード | スマホ辞典
この辺りを用いることで今回の一括22,680円はさらに安くなるポテンシャルを秘めているため、さらに安い運用を行いたい方は揃えておくと良いでしょう。