スマホ辞典

スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 11月編

MVNO格安SIMの速度調査11月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の10月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 11月1,2日計測
12時25分~(U-mobile/OCN/Wonder Link/イオンモバイル/Y!mobileは計測時間の都合上11月2日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約6.2MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがアクセスしづらいことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約6.2MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

スポンサードリンク

速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://photos.app.goo.gl/Nry4NzEpRZYhvBel2

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 0.38Mbps 0.5Mbps 15秒以上
16時 4.70Mbps 7.1Mbps 5秒前後
21時 1.18Mbps 0.7Mbps 15秒以上
BIGLOBE 12時 0.44Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 4.56Mbps 9.4Mbps 5秒前後
21時 6.08Mbps 8.9Mbps 5秒前後
DMM moible 12時 0.41Mbps 0.5Mbps 15秒以上
16時 4.71Mbps 1.7Mbps 10秒前後
21時 1.49Mbps 0.8Mbps 15秒以上
FREETEL 12時 0.89Mbps 1.7Mbps 10秒前後
16時 2.69Mbps 5.5Mbps 5秒前後
21時 2.20Mbps 4.0Mbps 5秒前後
LINE mobile 12時 0.61Mbps 0.8Mbps 15秒以上
16時 2.95Mbps 7.4Mbps 5秒前後
21時 1.68Mbps 1.8Mbps 10秒前後
IIJmio 12時 0.40Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 3.11Mbps 9.7Mbps 5秒前後
21時 1.47Mbps 1.8Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.59Mbps 0.0Mbps 15秒以上
16時 11.08Mbps 8.8Mbps 5秒前後
21時 2.40Mbps 4.9Mbps 5秒前後
mineo-a 12時 0.54Mbps 0.85Mbps 15秒以上
16時 6.83Mbps 9.9Mbps 5秒前後
21時 3.27Mbps 5.1Mbps 5秒前後
NifMo 12時 -Mbps 0.0Mbps 15秒以上
16時 6.87Mbps 10.8Mbps 5秒前後
21時 5.45Mbps 8.5Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.45Mbps 1.0Mbps 15秒以上
16時 4.35Mbps 6.1Mbps 5秒前後
21時 0.91Mbps 2.0Mbps 10秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 0.49Mbps 0.65Mbps 15秒以上
16時 7.53Mbps 6.2Mbps 5秒前後
21時 7.89Mbps 8.5Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.35Mbps 0.3Mbps 15秒以上
16時 2.79Mbps 6.6Mbps 5秒前後
21時 0.97Mbps 1.5Mbps 10秒前後
U-mobileLTE使い放題 12時 1.56Mbps 2.3Mbps 10秒前後
16時 5.53Mbps 11.5Mbps 5秒前後
21時 0.88Mbps 0.8Mbps 15秒以上
UQ mobile 12時 17.42Mbps 9.6Mbps 5秒前後
16時 2.62Mbps 10Mbps 5秒前後
21時 6.35Mbps 9.8Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 4.93Mbps 6.5Mbps 5秒前後
16時 4.65Mbps 11.4Mbps 5秒前後
21時 3.89Mbps 6.2Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 7.15Mbps 10.9Mbps 5秒前後
16時 6.60Mbps 11.8Mbps 5秒前後
21時 5.69Mbps 7.9Mbps 5秒前後

WonderLink F

ドコモ系のMVNOで今月結果がすこぶる良かったのはこちらのWonderLinkのFプランです。そもそも不人気というか存在をあまり知られていない回線ということもあり、長く回線状況を安定させています。

単純な速度だけを見ればドコモ系MVNOの中では最も使いやすいのは間違いないでしょう。

ただしメイン回線として使うには選べるデータ通信量の少なさや音声契約がないなど、「これ一本で!」という形で使うには他のMVNOに比べて使い勝手があまりよくありません。

料金も相場より高いために、速度は良いもののサブのデータプランとして持っておくぐらいの使い方が一番合っているでしょうか。

 

楽天モバイル・BIGLOBE

ドコモ系でWonderLink以外で比較的良いのは楽天モバイルやBIGLOBEも当てはまります。

お昼はどちらも厳しいですが、その他の時間帯では高速となっており使いやすさではWonderLinkに次ぎます。

楽天モバイルはAPNが.coの回線のみが対象で、過去のスピテスブーストの問題もあるためにあまりおすすめしやすいものではないのですが、ここ最近は速度も正しい上に一部APNが高速で使えます。

FREETELとの悪魔合体でまたわからなくなりますが、楽天モバイルはそのオプションやプランの豊富さから選びやすくなってきました。

KDDIに買われたBIGLOBEがドコモ系回線にどれだけ力を入れるかわかりませんが、iPhone 6sやiPhone SEの取り扱いが始まるなど、キャリアのサブブランド色が強くなってきています。その影響がこの速度に反映されていれば今後も期待できる格安SIMになるでしょう。

ただどちらかというとau系プランが今後はメインになってくることでしょうから、ある程度様子見をしておく必要があります。

 

mineo・NifMo

mineoのdプランとNifMoはお昼時にパケットが流れず通信速度の測定が出来ず。

mineoのほうではパケロスがこの昼の時間帯に顕著ということで、それも影響しているのかもしれません。数か月前から昼にレスポンスの悪さがたまに見られていたため、このお昼時の最混雑時というのは弱点となってくるでしょうか。

NifMo含めてその後の時間帯の速度もドコモ系のMVNOの中では2番手以降の位置づけになるかと思うので、普段結構おすすめしていますが今月はそこまでおすすめにはならない内容になっています。

この2つは現在MVNO界全体でもお得なキャンペーンを行っているので、そちらを含めて契約を考えたほうがよいでしょう。

 

LINEモバイル

失速気味のLINEモバイル。最近はキャンペーンなども少なくメディアで話題に出る機会も少なくなっており、MVNOの中でも目立たなくなってきています。

強いはずだったお昼含めて混雑時の速度はかつてのレベルには達しておらず、大分速度が落ちてきているのがわかります。

SNSカウントフリーという魅力的な機能、音声定額などの便利なオプションなどがあり、速度以外の面で十分に契約価値はありますが、速度という視点では難しい状況となっています。

 

Y!mobile・UQ mobile

サブブランド2社の安定感は本当に安心できる結果となっています。

KDDIとSoftBankを親会社とするこの2社の格安SIMは、ドコモ系MVNOにこだわらなければ今一番使いやすい回線でしょう。

どちらも低料金での通話定額付のプランを契約でき、iPhoneを中心としたスマホセットに割引まで加わって実質0円で契約できる機種もあるというお得さを有しており、「ストレスのない格安SIM・格安スマホ」として唯一無二の存在感を見せつけています。

使いたいスマホがドコモの白ロムだったり、ドコモのエリアで使いたいというなら別ですが、とにかく料金を安くしたい、それでいながら使い勝手はキャリア時代とそん色なくしたいというのならば、Y!mobileとUQ mobileの2つから選べば後悔することは少ないかと思います。

 

11月のまとめ

今月もあまり面白みのない結果にはなっています。

これまで問題を起こしていたFREETELが楽天モバイルに買収され、楽天モバイルも問題が減っているということで特にツッコミどころのあるMVNOというものが少なくなっています。

むしろ今回はmineoやNifMoの昼時の詰まり方が気になったでしょうか。特にmineoはパケロスなんて問題も見えてきて若干不安を感じさせます。フリータンクやプランの種類、通話定額オプション、そして割安に契約できるキャンペーンの存在などによって契約しやすいSIMなので、この辺りmineoにプレッシャーをかけて改善してもらいたいところです。

その他ではIIJmioやLINEモバイルの速度低下具合が気になります。どちらも数ヶ月ほど褒めてない中で改善が見られないのは評価できない点です。

ドコモ系では速度重視でWonderLink F、プランやオプションの豊富さでは楽天モバイルやBIGLOBEが今月選ぶならいいでしょうか。ただ楽天モバイルやBIGLOBEは継続性や信頼性といったところでまだちょっと不安がある(特に楽天モバイル)ので、おすすめとまでは言えません。

WonderLink F

楽天モバイル

BIGLOBEモバイル
おすすめと言えるのはサブブランドの2社です。

こちらは毎回おすすめしていますが、毎回おすすめ出来るほどに速度が高速かつ安定しています。それに加えてサブブランドの資金力を活かして端末値引きを実施し、SIMフリースマホとセット契約した際の月額料金を他のMVNOが太刀打ちできないレベルで安くしてくれています。

ドコモ系にこだわらなければこの2つが安心して使い続けられる格安SIMとなっており、ほぼ速度について心配する必要のない回線として初心者から上級者までおすすめすることが出来ます。

使いたい機能やオプションといったものが明確でなければ、まずはY!mobileやUQ mobileから始めるのがベターでしょう。

Y!mobile

UQ mobile

mineoキャンペーン、紹介でAmazonギフト券ゲット&900円引きで1年間最安410円プラン運用&エントリーコード活用
mineoのキャンペーンについてまとめてみたいと思います。

現在実施されているmineoのキャンペーンを利用すれば、

3GBのデータプランを700円前後の料金で1年

UQ mobileのキャッシュバックキャンペーンや割引施策のまとめ
MVNO格安SIMの中でも異次元の通信速度を実現しているのがUQ mobileです。

MVNOという扱いにはなっていますが、実態としてはY!mobileに近いほぼサブブランド

Y!mobileとUQ mobileがiPhone SEの価格を値下げ!維持費302円・2台目0円、一括44,172円~など最強の格安スマホに近づく
5月よりY!mobileとUQ mobileで販売が開始されていたiPhone SEの32GB/128GBモデルの値下げが7月14日に行われました。

発売開始の時点でiPho

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top