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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 9月編

MVNO格安SIMの速度調査9月編です。

格安SIMを選ぶのに各社ほとんど変わらない月額料金で比較しても現在ではあまり意味がありません。料金で比較してしまってはあまりにも似通ったプラン・金額でますますどれを選んでいいかわからなくなってしまいます。

そんな料金では比較しずらくなった格安SIMを選ぶ指標として、今一つ有効なものとして捉えらているのが「通信速度」です。

料金の安さは各社今となってはほとんど比較するまでもなく格安な料金を提供していますが、速度に関してはMVNO各社の姿勢の違いや事業に対する真剣さなどによって大きく異なってきます。速度というのは料金よりも毎日の使い勝手に直接関わってくる指標ですから、こちらを重視して格安SIMは選ぶべきであるという考えが広まっています。

特に格安SIMの利用者が多くなってきたことで、格安SIMに対する不満点なども目に付くようになりましたが、その大半を占めるのがこの通信速度が遅いという問題に関してです。

通信速度はMVNOの性質上、料金プランよりも各社の違いがはっきりと表れながら、その内実といったものが事業者から公表されにくいために、比較するための指標として今一番効果的なポイントとなっています。

今回もその速度を各MVNOで比較した調査の9月分をお届けします。こちらと過去の測定結果を見て貰えれば、今速いところがどこなのかも、長く高速な回線を提供しているのがどこなのかということも比較できるかと思われます。

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

 

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせずWebサイトを実際に読み込んでみた場合の実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 9月4,5日計測
12時25分~(U-mobile/OCN/Wonder Link/イオンモバイル/Y!mobileは計測時間の都合上9月5日の同時間帯に計測)
16時~
21時15分~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
Webサイト読み込みの速度検証 「楽天モバイル」のHP(約4.8MB)

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

「楽天モバイル」の公式HPの表示速度を新たな指標に

これまでの実効速度の確認方法を一部変更しています。

今までは1枚の大容量画像と動画の読み込み時の通信速度について記録してきましたが、「通信の最適化を確認するやつ」さんのページがアクセスしづらいことやMVNOで動画を見るユーザーも今そんなにいないだろうということでこちらを別の指標に変えています。

今後はWebサイトの読み込み時間という指標をもとに比較してみようと思います。

Webサイトは読み込みファイルサイズが大きくてMVNOという関連性もあることから「楽天モバイル」のPC版公式HPを使っています。「楽天モバイル」の公式HPは容量が計測当時で約5.5MB、それが複数の細かいファイルでバラけての合計となっているため、1枚画像のファイルダウンロード速度結果とはまた違った傾向を導き出せるかと思われます。

測定結果は読み込みにかかった秒数で記録しています。5秒前後、10秒前後、15秒以上といった大雑把な分け方ではありますが、その読み込み速度を記録しています。詳細なダウンロード速度についても参考値を出していますが、グラフを目視で読み取った数値となるのでより詳細な速度状況を確認したい場合は、添付してある速度グラフの画像ファイルを確認してみて下さい。

楽天モバイルの公式HPがあまりにも重いため、MVNOの通信速度としては10秒前後で読み込めれば合格点になるでしょう。5秒前後という数字だと相当好調であると言えます。

というわけで今後はこちらのWebサイトの読み込み速度という指標についても利用して通信速度の比較を行ってみたいと思います。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://photos.app.goo.gl/ASlGc1lUHavJwCuN2

MVNO 時間帯 スピテス webサイト読み込み速度 webサイト読み込み時間
イオンモバイル 12時 1.12Mbps 0.6Mbps 15秒以上
16時 9.72Mbps 8.8Mbps 5秒前後
21時 2.31Mbps 3.7Mbps 10秒前後
BIGLOBE 12時 0.39Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 10.70Mbps 13Mbps 5秒前後
21時 14.57Mbps 10.3Mbps 5秒前後
DMM moible 12時 -Mbps 0.8Mbps 15秒以上
16時 12.99Mbps 10.8Mbps 5秒前後
21時 2.24Mbps 4.4Mbps 5秒前後
FREETEL 12時 0.74Mbps 1.7Mbps 15秒以上
16時 5.43Mbps 6.5Mbps 5秒前後
21時 2.67Mbps 6.9Mbps 5秒前後
LINE mobile 12時 1.22Mbps 3.0Mbps 10秒前後
16時 8.26Mbps 9.2Mbps 5秒前後
21時 4.55Mbps 6.4Mbps 5秒前後
IIJmio 12時 0.53Mbps 0.7Mbps 15秒以上
16時 19.34Mbps 11.8Mbps 5秒前後
21時 2.48Mbps 2.2Mbps 10秒前後
mineo-d 12時 0.86Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 13.07Mbps 8.3Mbps 5秒前後
21時 17.08Mbps 7.7Mbps 5秒前後
mineo-a 12時 0.76Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 17.52Mbps 9Mbps 5秒前後
21時 5.14Mbps 2.9Mbps 10秒前後
NifMo 12時 0.47Mbps 1.2Mbps 15秒以上
16時 13.14Mbps 10.1Mbps 5秒前後
21時 7.25Mbps 5.8Mbps 5秒前後
OCNモバイルONE 12時 0.38Mbps 0.85Mbps 15秒以上
16時 13.12Mbps 8.6Mbps 5秒前後
21時 1.87Mbps 4.9Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.co) 12時 0.36Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 12.35Mbps 6.9Mbps 5秒前後
21時 18.15Mbps 9.3Mbps 5秒前後
楽天モバイル(.jp) 12時 0.32Mbps 0.45Mbps 15秒以上
16時 14.36Mbps 8.4Mbps 5秒前後
21時 13.85Mbps 6.1Mbps 5秒前後
U-mobileLTE使い放題 12時 1.83Mbps 2.7Mbps 10秒前後
16時 13.92Mbps 8.6Mbps 5秒前後
21時 7.04Mbps 5.2Mbps 5秒前後
UQ mobile 12時 7.49Mbps 6.1Mbps 5秒前後
16時 6.68Mbps 6.3Mbps 5秒前後
21時 20.14Mbps 6.5Mbps 5秒前後
WonderLink 12時 7.03Mbps 9.6Mbps 5秒前後
16時 11.40Mbps 10.4Mbps 5秒前後
21時 6.00Mbps 7.3Mbps 5秒前後
Y!mobile 12時 13.76Mbps 11Mbps 5秒前後
16時 10.53Mbps 11Mbps 5秒前後
21時 23.25Mbps 9.5Mbps 5秒前後

スピテスブーストが下火

格安SIMの速度をアプリでぽちっと観測できなくさせたスピードテストブーストを実施していたFREETELや楽天モバイルといったMVNOで、ここ最近ブースト系の動きが見えなくなりました。

大手メディアに補足されて炎上してからというもの、スピードテストと実効速度の差というものがなくなりだし、今月も至っておかしいところのない結果をスピテスでも実効速度でも見せるようになっています。

他のMVNOでもスピードテストブーストに追随するようなところは出てきてないので、長らく速度比較・速度測定で問題だったスピードテストの数字があまり信用ならないという点は解消してきていると言えそうです。

かといってFREETELと楽天モバイルの信頼が回復したわけではないので、比較的今月良い速度を見せているとは言っても過去に見せたユーザー軽視の姿勢は忘れることは出来ない問題ですが。

また来月以降どうなるかわかりませんが、しばらくはスピードテストの数字を参考にして格安SIMの速度というものを比較しても良くなってきたかもしれません。

mineoは好調もパケロス問題?

mineoの速度が今月比較的良いのが目立ちます。

特大のキャンペーンを行っており、これだけのキャンペーンを打ち出しながら速度も良いとなると使いやすさだけでなく料金でも満足のいくものになると思うので、かなりおすすめしたいところです。

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一方で何やら気になる点として今mineoではパケロス問題が噴出している模様。主に昼間の混雑時を中心に発生しているようですが、この時間は応答速度などが全体から見ても遅いのは確かで、こうしたパケロスも影響していそうです。

モバイル回線だからと言ってロスト率は割とヤバいレベルではあるので、この辺りさっさと設備の変更や刷新などをしながら改善してほしいところです。マイネ王辺りでプレッシャーがかかれば比較的早めの対応をしてくれるでしょうか。

こうした新たな問題は出てきたものの、速度自体は今月も良い上にキャンペーンが半端ないものになっているので、今おすすめのMVNOの一つです。

LINEモバイルの特別感はなくなる

ドコモ系MVNOの中では長期間独走状態だったLINEモバイルですが、こちらは先々月から特別な高速さというのが感じられなくなっています。

現状でも昼に3Mbpsは出てますし夜の時間帯でも必要十分な速度が出ているので結構高速な訳ですが、それでもこの1年間で見せていた特別なSIM感というものは見られなくなってしまいました。

運営が意外としっかりしているため、継続した速度改善策はとってくるでしょうが、ネットでの評価において「高速だ」という評判が目に入るようになったことで契約者の増加数も多くなっていると思われるため、しばらくは今月の速度を基準に上下するような期間が続くのではないでしょうか。

カウントフリーやLINEの年齢認証など他のMVNOにはない魅力があるため、今の速度でも十分にドコモ系MVNOの中では選択の優先順位が高いですが、特別感はなくなっています。

NifMoも相変わらず良好、IIJmioはちょっと復活?

他のドコモ系MVNO回線だとNifMoが相変わらず好調です。全体の速度が良い中ではあまり目立ちませんが、この速度を1年半以上継続している実績は高評価できるポイントでしょう。

機能性の充実という点ではあまり積極的ではなくなってしまったMVNOですが、長い目で見た時に速度面の心配をしなくても良い実力を持ったMVNO、といった評価を与えることが出来ます。

またIIJmioとそれに関連するDMMやイオンといった回線が若干回復してきています。最近だと16時台もちょっと怪しい速度に落ちていましたが、それが今月には復活しています。

最もユーザーの多いグループ回線ということで、速度の劇的な改善は望めないものの、このレベルならあまりストレスもなく使い続けることが出来るでしょう。

UQ mobileとY!mobileは格安SIM選びの第一候補

サブブランド組は相変わらず次元が違います。UQ mobileは先月気になる速度低下が少し見られましたが、今月はそれを感じさせない速度に。Y!mobileは不安定なところもなく高速さを継続。

MVNOとは言えないレベルではありますが、これだけの高速さなのにも関わらず料金自体は格安SIMに分類されてしまうわけで、他のMVNOが不憫になるほどの回線品質となっています。

速い上にSIM単体でも安くスマホセットでは割引付き、その上家族割なども充実しているという格安SIMとしてはほぼほぼ最強レベルなので、ドコモ系MVNOではないというデメリットが問題ないようであれば格安SIM選びの第一候補としてこの2つの回線はおすすめできます。

相変わらず高速通信は継続しているので、不安定な純粋なMVNOとは違って安心して使い続けることのできる回線です。

9月のまとめ

スピードテストブーストも目立たなくなり、単純に速度の遅い回線というのも少なくなっており、今月はなんとも平和な結果に終わっています。

長い目で見た時にまず安心できるのはY!mobileとUQ mobileでしょう。この2つは速度状況なんて気にしなくて良いぐらいに特殊なバックボーンで提供されている格安SIMですので、使いたい端末がドコモ系の回線でないと動かないということでなければこの2つからまずは選んでみるのが良いかと思います。

Y!mobile

UQ mobile

ドコモ系だとmineo、LINEモバイル、Wonderlink Fプラン、NifMoあたりが長い目で見るといいでしょう。BIGLOBEなんかも良い結果ではありますが、継続性という点では他のSIMのほうが実績は高めです。楽天モバイルとFREETELは信頼性という点でおすすめするのは怖いです。

特にこの中ではmineoのキャンペーンが凄くなっているので今月は推していきたいです。10分通話定額も用意されたことで弱点の通話定額オプションの弱さというのも克服されていますし。

mineo

割と全体が良い結果の中ではよほど信頼のないMVNO以外は、キャンペーン重視で選んでよいタイミングかと思います。

 

注目のMVNO格安SIMキャンペーン 9月編

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