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MVNO

MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察

2015年の2月から当サイトでは定期的に格安SIMの通信速度について記録・比較してきました。

これは、あまりにも増えすぎたMVNO格安SIMの回線を比較する際に、もはや料金プランや一部のサービスを比較するのでは比較として十分な差異を見つけることが出来ず、どこを見ても同じような料金に同じようなデータ容量のプランしか見られなくなり、こうした料金やプランの比較ではなくより実際の利用に即した通信速度という利用の快適さに直結する指標で比較した方が、実際に格安SIMを使う場面において参考になるのではないかとして始めました。

実際に速度を比較してみると、格安SIMというサービスはどこも似たような料金にも関わらず提供するMVNOによって速度が全く異なり、同じ900円前後のデータ料金を払っているにも関わらず全く違う使い心地になっています。一方のMVNOでは快適なのに一方ではストレスが溜まりやすいものになることも珍しくない速度の違いがありました。

また長期間速度を観測していると、通信速度が遅いまま放置しているMVNOや、遅くなることはあってもちゃんと改善・回復に力を入れているMVNO、そして不思議と速度低下とはほとんど無縁のMVNOがいるということがわかってきました。

こうした今の格安SIMにおいて明確に比較として差が出てくるのは速度という指標です。そしてこの速度という指標を長く観測していくと、速度という指標の他にも運営方針としてユーザーのことを考えてくれているのか、しっかりと回線環境の改善などをしてくれるのか、といった長期的な運営に対して信頼のおけるMVNOかどうか、という比較ポイントも見えてくるようになりました。

この記事では過去のMVNO格安SIMの速度比較をまとめるのと同時に、その速度状況から伺うことのできるそのMVNOの信頼性といったものについても一緒にまとめてみようと思っています。その信頼性と速度といった指標を通じて、価格や料金だけではわからない本当におすすめできるMVNO格安SIMについてをまとめてみたいと思います。

ちょっと全体的に長い文章が続くかもしれませんが、もしも格安SIM選びについて後悔したくないのであれば、今回の記事のそれぞれのMVNOについてのレビューに目をぜひしっかりと目を通してもらいたいと思います。これまでの計測からある程度自信や自負を持ってレビューを行っているので、参考にしてもらえるかと思います。

おすすめ順を先に知りたい方は

ちなみに今回の記事ではこれまでの速度結果から多くのMVNOについての寸評を行っている関係で、結構全体の文章が長くなってしまっています。

もしもおすすめの格安SIMだけを知りたいようでしたら、この記事では以下の回線について高い評価を与えています。

  • Y!mobile
  • UQ mobile
  • IIJmio
  • mineo

これらのSIMについて、記事の最後でランキング付けをしながらおすすめの理由やポイントとなる点について解説しているので、手っ取り早く読み進めたい場合はこちらを参照してください。

長い目で見た時にこの4つの格安SIMならば、不満を感じる状況というのは決して多くなく快適に使えることの方が多くなるはずです。

 

前提:計測環境とスピードテストブーストの存在

2年以上におよぶスピードテストの中で、計測環境が一部変更となっているところもあるので、そちらをまずは確認していきましょう。

2016年3月まではOlacl社の「speedtest」アプリを速度計測の指標として利用していました。こちらを12時/18時/22時と主に格安SIMのユーザーが利用するタイミングが重なって帯域が混雑する時間帯で計測していました。

計測スマホはGalaxy J。計測場所は東京都日野市です。

この方法は比較的楽で数字もはっきりとしたものが出るので分かりやすかったのですが、一部のMVNOで「格安SIMは通信速度が重要!」というユーザーの選択指針の広がりを敏感に感じとり、その通信速度がスピードテストのアプリ上でのみ良くでるような「スピードテストブースト」を行うようなMVNOが出てきてしまいました。

そちらについては2016年3月の比較記事においてまとめていますが、目立つスピテスブーストを行う事業者としてFREETELや楽天モバイルといった事業者が出てきてしまいました。

https://smaho-dictionary.net/2016/03/mvno-speed-review13/

こうしたスピードテストを誤魔化して自社の速度が速いと見せかけるMVNOがあることが発覚したことで、これ以降は計測方法としてスピードテストアプリを使用せず、確かな実効速度として画像のダウンロード速度や画像が多いサイトのダウンロード速度を計測方法として利用しています。こちらの画像ダウンロードにかかっている実際の速度をTCPモニターで記録し、そこから平均値を出してみての速度を残しています。

このスピテスブーストの影響によって、2016年2月以前のスピードテストアプリで計った記録については、一部あてにならない速度結果もあるので注意してください。

また別のサイトの計測結果ともスピードテストアプリを使わないということで、異なる場面も出てきていますので、そこはご了承ください。

 

MVNOの総評

それでは上記を踏まえてこれまでの速度結果のまとめと、その速度やこれまでの運営方針を元に各MVNOについて評価を与えていきたいと思います。

速度状況については5ヶ月分をまとめて表にしてあります。それ以前の速度については過去の比較記事をご覧ください。

MVNO回線速度比較・レビュー | スマホ辞典

IIJmio

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.6Mbps 9.5Mbps 4.3Mbps
1月 0.45Mbps 5.0Mbps 5.0Mbps
2月 0.55Mbps 8.1Mbps 2.5Mbps
3月 0.45Mbps 7.8Mbps 2.5Mbps
4月 0.48Mbps 5.12Mbps 1.79Mbps
5月 0.8Mbps 6.0Mbps 2.7Mbps

IIJmioは2012年頃からドコモの回線網を利用したMVNOサービスを運営している老舗の事業者です。そのため技術力やMVNOとしての回線の安定性などには同業者間からも定評があります。

今docomo系の格安SIMを契約しようとした場合、中長期的な視点で見た時に選ぶべき格安SIMの一つと言えるのがこのIIJmioかと感じており、その実績から強く勧めることが出来ます。

 

2015年はIIJmioは増え続けるユーザーに対処をすることが出来ず、どんなに通信速度を良くしようと帯域の購入を続けても混雑時に速度が回復しないという問題に直面していました。そのため高い技術力やMVNOに関する高い専門性については評価されながらも、混雑時には速度低下を起こしてしまうMVNO、という扱いを受けていました(といってもユーザー数に合わせて大量に帯域を購入した影響で、混雑時以外はdocomo本回線をしのぐ通信速度を見せることも珍しくない状況ではありました)。

ですが2015年後半から2016年にかけて、ようやくユーザー数の増加と帯域の増強ペースが釣り合ってきて、混雑時においても通信速度が保たれるようになりました。また速度回復ごろから他社の「混雑時でも高速」と思われていた格安SIMがスピードテストブーストをしていることが判明し、その速度の良さというものが嘘だとバレていった一方、IIJmioはこうしたスピードテストブーストのようなことはせずに全てのファイルに対して速度が変化するような規制はかけていないことが判明し、比較的速度が良い上に偽りもないということで再び高い評価を獲得していきました。

こうした速度が2016年頃から大きく改善されそれが継続しているというのはIIJmioの一つのメリットであり、格安SIMとして選ぶべき理由になるでしょう。

 

そしてIIJmioにおいて忘れてはならないポイントとして、IIJmioはユーザー目線を持ってユーザーから逃げない、という特徴があります。

これはどういうことかというと、MVNOの性質上どうしても速度が安定せず時期によっては低速状況が長期間続いてしまうことが良くあります。そうするとユーザーからの不満が多く出てくるわけですが、こうしたユーザーの不満は時に「炎上」の種になってしまうため、多くのMVNOはなるべくユーザーとの交流を避けてSNS上でも無難な企業アカウントとして運営しています。

ところがIIJmioはIIJミーティングを中心にユーザーとの交流に努め、速度が遅いなどの批判から逃げずに向き合い、その改善策や予定などを伝えるなどユーザーに対しての向き合い方が他のMVNOとは全く異なるものを見せています。

ユーザーからの批判に逃げないという姿勢は、格安SIMを選び長く使っていく上では重要な姿勢だと個人的には思っています。こうした姿勢が欠けた事業者は未だにスピテスブーストを行うなど、信用の置けない運営を続けています。IIJmioはユーザーの利便性向上のための速度改善にも積極的ですし、こうした交流会を定期的に開いて厳しい意見にも向き合ってくれるため、信頼して回線を任せることが出来るMVNOとなっています。

こうした信頼感というのは中々他のMVNOにはない要素のため、IIJmioを選ぶ一つの判断基準としてこちらも考えてもらいたい内容です。

 

またこの信頼性というのは何もユーザーに限ったものではありません。

他のMVNOは持っていない特徴としてIIJmioは「他のMVNOからの信頼も厚い」という点が挙げられます。

IIJmioはMVNEというMVNOから他のMVNOへと通信帯域を貸し出す事業者としても運営をしているのですが、MVNEも多くのMVNOが兼任しながらも人気が飛び抜けて高いのがIIJmioの回線となっています。設備投資や安定した回線運用ができる技術力は、これまで回線のプロバイダーとしてのノウハウがない企業からも厚い信頼を受けており、MVNEとして選ばれています。

こうした同業者からも格安SIMの運営について高い評価を受けているという点において、IIJmioは安心できるMVNOでしょう。

ここ最近は通話定額オプションを充実させ、家族観の通話料を無料にしたり、シェアSIM関連の使い勝手が大きくあがりキャンペーンも充実しだしてきています。

長く使うことを考えた場合におすすめであるというだけでなく、キャンペーンやプランなどにおいても契約しやすい回線ということがわかります。今docomo系の回線で不満なく使いたいのであれば、こちらのIIJmioの回線をおすすめの一つに入れたいと思います。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”  IIJmio 公式 ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884329543″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

OCNモバイルONE

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 1.3Mbps 4.9Mbps 2.4Mbps
1月 0.6Mbps 7.3Mbps 4.5Mbps
2月 1.3Mbps 7.5Mbps 3.0Mbps
3月 0.9Mbps 9.4Mbps 1.8Mbps
4月 0.95Mbps 7.3Mbps 3.1Mbps
5月 0.65Mbps 7.6Mbps 2.5Mbps

IIJmioと業界シェアトップを競う格安SIMがNTTコムのOCNモバイルONEです。

マツコ・デラックスを起用して格安SIMブームに火が付き始めたころからCMを打ち出していたことで、かなりの知名度とユーザーを持つSIMになっています。

OCNモバイルONEは速度を見てみると全体的にあまり良い速度ではないのがわかります。良い目立ち方はしていないのが実情です。

ブーストの類は感じられませんので数字は信用して良いのですが、その数字があまり高くない時が多いので実用性では他の格安SIMよりも劣ってしまう印象があります。

ただ遅いときはあっても極端な遅さではないので、OCNモバイルONEは1日おきにデータ容量が更新される料金プランや10分間の通話定額といった個性的かつ魅力的な機能やサービスがあるため、こちら込みで契約するならば決して悪くはないでしょう。

現状10分通話で安定している事業者というとOCNモバイルONEぐらいしかないため、こちらは速度が2番手3番手の決め手要素であるというのならば選んでも良いかもしれません。

goo simsellerでの格安スマホセットでSIMもスマホも安く手に入りますから、そうした特価系の販売も利用しながら契約すると、初期費用などが意外に安くSIMでもあります。

全体的には遅いときが多かったものの、LINEモバイルのMVNE元としても活動を広めたころから速度が回復傾向にあり、ここ最近だけをみれば実は使いやすい回線の一つとも言えます。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” OCNモバイルONE ” url=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=264PAC+AJUNTE+2IZU+ZQ80I” target=”_blank” rel=”nofollow”]

楽天モバイル

画像ファイルDL速度(APN/.coの場合) 12時台 16時台 21時台
12月 0.55Mbps 8Mbps 5.5Mbps
1月 0.7Mbps 7Mbps 2.2Mbps
2月 0.35Mbps 9Mbps 6.1Mbps
3月 0.55Mbps 6.7Mbps 4.9Mbps
4月 0.30Mbps 8.5Mbps 2.0Mbps
5月 4.5Mbps 8.34Mbps 7.9Mbps

比較的新しくサービスインしたMVNOにも関わらず、業界内では3位4位といった位置に早速入ってきているのが楽天モバイルです。

楽天モバイルは楽天グループ直営ということもあり、豊富な資金力で販促を行っているのが特徴です。特に楽天モバイル公式ページ内で実施されている端末セットのセールでは、数万円のSIMフリースマホが1,000円以下で契約出来てしまったりと、資金力を活かして90%以上の割引を適用させた端末販売を実施しています。

そのためこちらのセール対象のスマホが欲しかった方なんかには、下手にAmazonなどでSIMフリースマホを単体で契約するよりも、楽天モバイルを経由して購入したほうが安くなる場合が多くなっています。

こうした端末目的で安くスマホを買いたい方にとっては、楽天モバイルの存在は今非常に助かるものになっています。

 

一方で通信速度や運営体質のほうに目を向けると褒められ所は非常に少ない格安SIMなのが実際のところです。

特に通信速度は2016年3月に発覚したスピードテストブーストが行われている事業者ということが確認でき、スピードテストアプリでは非常に高速なのにも関わらず実際のファイルダウンロードにおいてはあまりにも遅すぎる通信速度になっているのが常態となっています。

スピードテストブーストの様子はこちらのTCPmonitorの画像を見ていただければわかるでしょう。

楽天モバイル スピードテストの結果 実際のファイルの読み込み速度
12時台 rajp 12 sp rajp 12 ga

スピードテストのサイトに通信を行っている際には10Mbps近い速度を記録しているにも関わらず、画像ファイルを同じ時間帯にダウンロードしだすと平均で0.1Mbpsを切る遅い通信速度を見せています。スピードテストと実効速度が大きくかけ離れたものであるのがよくわかるでしょう。

このスピードテストブーストは2017年現在でも確認でき、未だに楽天モバイルはスピードテストの値を信用することは出来ません。よく速度計測サイトで褒められているのを見ますが、それはあくまでもスピードテストの数字が良いだけで実効速度が良いということではないので注意してください。

楽天モバイルはこうしたスピテスブーストの問題が残っているために、他の格安SIMと比較しても評価は低めです。

 

少なくとも何度かTwitter上でこのスピテスブーストの件を公式アカウントに突っ込まれているにも関わらず、テンプレ返信や無視を決め込んでいる姿勢は正直まともに使おうと考えていたユーザーに対しての態度としては好ましいものではないでしょう。運営姿勢に関してはユーザー目線というものを持ち合わせてはいないというのが楽天モバイルに対しては指摘できます。

スマホが安く買えますし、料金の一部が楽天ポイントになったり楽天ポイントで料金の支払いができるなど、おもしろいところがたくさんある格安SIMではありますが、普段の回線を任せるにはあまりにもユーザーに対する姿勢が良くないので、おすすめは正直出来ません。

またこのスピードテストブーストの他にも、実効速度における通信の開始までの応答速度が異常に遅いという問題も楽天モバイルは持っています。いわゆるping値と呼ばれるものですが、これもスピードテストアプリでは低い数値で応答速度が速いとされているのですが、実際に使ってみるとパケットが流れるまでに5秒以上の間が空いてから通信をし始めるという遅さを見せており、非常に使いにくく体感速度の遅いSIMだというのを感じます。

プランやセールについては魅力的なMVNOですが、速度の視点から見るとおすすめできないことを再度お伝えします。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”楽天モバイル” url=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2HSBRS+EPVW9E+399O+5YJRM” target=”_blank”]

mineo

Dプラン画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.55Mbps 13Mbps 2.4Mbps
1月 0.85Mbps 8Mbps 8Mbps
2月 0.55Mbps 12Mbps 7.3Mbps
3月 0.55Mbps 9Mbps 3.3Mbps
4月 0.55Mbps 5.4Mbps 2.8Mbps
5月 0.62Mbps 9.2Mbps 8.2Mbps
Aプラン画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.4Mbps 2.4Mbps 1.4Mbps
1月 0.5Mbps 3.5Mbps 2.5Mbps
2月 0.35Mbps 9.9Mbps 1.5Mbps
3月 0.49Mbps 4.9Mbps 1.3Mbps
4月 0.3Mbps 5.2Mbps 0.8Mbps
5月 0.5Mbps 5.0Mbps 1.7Mbps

docomo系の格安SIMとau系の格安SIMを提供しているmineoは、IIJmioのような信頼に値するMVNOの一つと言えます。

mineoはまず通信速度を見てみると2015年から2016年前半はかなり好調さが目立つ格安SIMでした。それが2016年中頃よりユーザーの増加に対して対応が十分ではなくなるIIJmioと同じような状況に陥り、安定して通信速度良い状態というものがなくなってしまいました。

それでも速度低下を何度も起こしながらその度に速度の回復を実現しており、快適な通信速度を保つためにしっかりと帯域の増強を行っているのがわかります。この辺り意識の低いMVNOだと低速化しても数ヶ月もその状況を放置しているものですが、mineoではそこをサボらずに増強に力を入れています。

mineoはこのように遅くなりながらもしっかりと増強を繰り返してユーザーの利便性を損なわないように動くなど、IIJmioのようにユーザー目線を持って運営がされているMVNOです。むしろユーザーから逃げずに向き合う姿勢というのはIIJmio以上のものがあるかもしれません。

 

というのもmineoではMVNOの中では突出してユーザーとの距離が近いMVNOだからです。

mineoはマイネ王と呼ばれるユーザー主体のコミュニティサイトを開設しており、こちらは現在格安SIMユーザーが集まるコミュニティの中では唯一成功した事例と呼べるほどに活発な交流が行われています。こうしたコミュニティサイトを作成すると、速度が低下したり他社にサービスを先んじられた時に不満や批判というものが沸いてくるわけですが、そうしたものにしっかりと向き合いながら格安SIMの運営を行っていく形をmineoを取っており、このあたり楽天モバイルなどとは正反対でIIJmio以上にユーザーに近いです。

先ほどの速度低下からの復活が過去にあった時には、速度低下時に批判が多かったことからその意見を取り入れて、公式ブログ内で他のMVNOではブラックボックス化している増強スケジュールを公開するなどユーザーに沿う形の運営姿勢が見えています。

他にもユーザーの意見を直接取り入れることのできる場をマイネ王内に用意するなど、本当にユーザーとの交流を軸にサービスの改善を図ろうとしている珍しい格安SIMがmineoとなっています。そうしたユーザー第一主義故に中長期的な格安SIM利用を考えた時におすすめすることができ、使っていても安心できるMVNOであるというのは間違いないでしょう。

こうしたユーザー向けの運営姿勢を持ったMVNOというのは、どんなにユーザーが増えてもしっかりと帯域を購入して速度の増強を忘れないため、長く快適に使っていこうと考えた時には見逃せない指標です。それがあるのがこのmineoであり先ほどのIIJmioというMVNOになるでしょう。

速度は度々厳しい時がありますが、ちゃんと回復しているところは評価できるでしょう。

 

またサービスや機能においてもmineoは優れた一面を持っており、通話定額向けのオプションにおいて2種類の無料通話型と5分定額型を選べるようになっており、音声プランを契約するユーザーにとっては選択肢の豊富な使い方が出来るようになっています。

パケット系では無料で1GBを追加できる可能性のあるフリータンク機能が用意されており、同じような料金プランが並んでいるMVNOの中で、mineoも平均的なプランしか選べませんが、このフリータンクを使えば料金そのままで1GBを余計に使うことが出来るようになっています。

どちらも他社MVNOにはない機能性となっていますから、mineoを使うことでより便利な格安SIMの運用ができるようになっています。

この他にもキャンペーンとして紹介キャンペーンのような2,000円が契約時に貰える内容も用意しており、契約のしやすさのあるMVNOとなっています。

信頼の置ける格安SIMとしてはIIJmioに並ぶ存在となっているので、安心できて長く変える必要のないMVNOとしてこちらのmineoもおすすめしたい存在です。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”  mineo 公式 ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884059394″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

UQ mobile

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 4.3Mbps 4Mbps 5.2Mbps
1月 6.7Mbps 5.3Mbps 5.2Mbps
2月 5.8Mbps 5.5Mbps 6.9Mbps
3月 6.5Mbps 6.2Mbps 7.2Mbps
4月 5.7Mbps 5.4Mbps 7.2Mbps
5月 5.8Mbps 5.2Mbps 6.3Mbps

au系格安SIMを提供しているのがUQ mobileです。

UQ mobileはサービスイン当時は完全にKDDIのサブブランドとして運営されており、通信速度もほぼauに準拠する高速な回線でした。ところが運営がKDDIバリューイネイブラーからUQコミュニケーションズに移管された際に、接続経路のIPアドレス変更など起きたことによって、auと同じ通信速度という状態が一端解除されて普通のMVNOのようになりました。

https://smaho-dictionary.net/2015/11/uqmobile-slow/

しかし状況はさらに変わって、その後に格安SIMブームやそれにうまく乗ったY!mobileの台頭などに影響され、UQ mobileは再び通信速度がauとほぼ同じような時間帯によって左右されない高速な回線になりました。

2017年の現在において通信速度はほぼキャリア回線に近い速度でサブブランドとして様相を見せていますし、宣伝の仕方も完全にMVNO/格安SIMのブームを意識しながらY!mobileの対抗意識を見せる内容になっています。

MVNOにも関わらずほぼ速度が落ちないという、他社MVNOからしてみれば反則に近い存在ですが、ユーザーにとっては常時快適な速度で使えるのに料金が安いという素晴らしいコストパフォーマンスを持った格安SIMであることは間違いないでしょう。

上記でmineoについて褒めましたが、正直auプランにおいてはmineo(そしてIIJmio)がUQ mobileに勝てる部分はサービスとか機能の面ぐらいしかなく、通信速度をベースにした使いやすさではUQ mobileがダントツとなっています。

現在総務省のパブリックコメントの中で、mineoやSoftBankがこのUQ mobileがMVNOなのに完全にキャリアのインフラを使っていることに対して文句を言っていますが、この文句が聞き入れられて規制がされない限りはUQ mobileの安さと通信速度の落ちなさというのはau系格安SIMという制限こそあるものの最強に近い存在です。

とにかく通信速度においては他社のMVNOに比べて、auのサブブランドという扱い故に落ちることがまずないので、その点において比較するとおすすめ度の高い格安SIMです。

 

最近は料金プランも通常のMVNO的な3GBプランの他に、Y!mobile対抗の音声通話定額と一緒になって1980円からのプランを用意しており、自分にあった使い方というものが可能になっています。またスマホセットではキャリアの資本力を活かしてiPhone 5sのセットを実質0円+頭金108円という超格安な販売を行っており、こうしたお得な機種セットを契約すれば料金そのままにスマホも一緒に利用することが出来るようになります。

またこちらのUQ mobileのメールアドレス(@uqmobile.jp)は、auのキャリアメールであるezwebベースとなっているとの噂もあり、実際にdocomoに送る際にMVNOのメールアドレスとしては唯一docomoの迷惑メールフィルターのPCメール拒否フィルターにひっかからないというメリットがあります。キャリアメールしか連絡先をしらない方への連絡先変更メールというのは、普通のMVNOだとPCメール扱い故に届かない場合があるのですが、UQ mobileのメールサービスならdocomoへのメールはキャリアメール扱いとして処理されて無事届けることが可能になっています。

とにかくMVNOの中では反則的な「キャリアの支援が強い」MVNOというのがUQ mobileの姿ですから、速度の落ちない特殊な格安SIMとしておすすめできます。KDDI網を利用した回線のため、使えるSIMフリースマホや白ロムスマホはdocomo網の回線とは異なる点に注意が必要ですが、それさえ問題なければかなり使いやすいのは確実です。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” UQ mobile ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884215521″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

FREETEL

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.6Mbps 6.6Mbps 2Mbps
1月 0.6Mbps 5Mbps 5Mbps
2月 0.45Mbps 5.8Mbps 1.6Mbps
3月 0.3Mbps 3.0Mbps 3.8Mbps
4月 0.4Mbps 1.6Mbps 1.0Mbps
5月 1.2Mbps 7.8Mbps 3.6Mbps

プラスワンマーケティングが運営するMVNOサービスがFREETELです。ヨドバシカメラを中心に実店舗での訴求力を上げ、スマホ実機の販売も行うことで「格安スマホ」市場において無名の存在から一気に認知度を上げてきた事業者です。

FREETELはそのサービス開始当初は「MVNOの中で最速の回線」ということを売りにしていました。実際スピードテスト上ではお昼時でもトップクラスの高速な通信速度を記録し、毎月帯域増強を行って速度状況の改善を図っていると大々的にHP上で告知をしていました。

こうしたスピードテストの数字やHP上での速度訴求によって、FREETELは一時期速度重視のユーザーから大きな注目を集めて評価もされていたのですが、2016年3月に発覚したスピードテストブースト問題においてFREETELはブーストを実施している代表的なMVNOということがわかり、これまで記録されていた速度が速いという評価が実はまやかしであるのがわかりました。

FREETELの場合は楽天モバイルのように常時ブーストをかけているわけではなく、混雑する時間帯においてのみブーストをかけているようで、通信するタイミングによっては快適な速度で使えはするものの、お昼時を中心にスピードテストでまやかしの数字を生み出し、そちらのブーストした数字をHP上で公表しながら宣伝に利用しているのはイメージが悪いでしょう。

FREETELに関しては2016年3月以前の速度が良いものになってはいるものの、このスピテスブースト発覚前の数字ゆえに参考にはなりません。あくまでもこれらはスピードテストアプリの速度であり、動画や画像などの実効速度ではないので、この頃のFREETELは高速、という評判は当てはまらないと言えるでしょう。

最近はスマホとのセット販売や音声通話オプション、それにカウントフリー機能などサービス面での強化が中心になっており、あれだけ熱心だった通信速度に関する訴求が見当たらなくなりました。スピテスブーストの発覚も影響していると思われますが、こうしたごまかしがある中で今はFREETELは速度に触れなくなってきています。

このように通信速度をブーストしてごまかし、それを使って大々的に自社の優位性を宣伝していた姿勢などは、とてもじゃないですがIIJmioやmineoが見せているようなユーザー目線といったものが感じられない仕様になっていますから、今後長く使っていくことを考えたら不安を感じるMVNOといわざるをえません。

よほどの転換点が出てこない限りはおすすめしない格安SIMです。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” FREETEL ” url=”https://www.freetel.jp/”]

NifMo

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.44Mbps 8.8Mbps 5.0Mbps
1月 0.45Mbps 8.3Mbps 3.4Mbps
2月 0.55Mbps 8.9Mbps 5.8Mbps
3月 0.55Mbps 7.6Mbps 5.6Mbps
4月 0.65Mbps 8.9Mbps 3.7Mbps
5月 0.75Mbps 9.9Mbps 7.5Mbps

NifMoはniftyが運営する格安SIMサービスです。

NifMoはこのスピードテストを開始した時期、そして2016年のほぼ全ての時期において高速な回線となっており、結構評価が高い格安SIMです。

2015年の後半は15年前半に販促費に資金を使い過ぎたのか速度もキャッシュバックなども全くパッとしない無風状態が続いていましたが、2016年からは速度状況が回復してそこから約1年近く目立った速度低下の無い格安SIMになりました。

特にスピテスブーストが発覚した際に、このNifMoはブーストをしていない状態で実効速度が非常に高速であるということが分かったため、通信速度については誤魔化しが無い上に高速という素晴らしい通信品質を今に至るまで見せています。

mineoの評価できる点として、速度低下が起きても素早い対応でしっかりと回復させてくれるというポイントを挙げましたが、こちらのNifMoでは1年近く速度低下を起こしていないという点を大きく評価することが出来ます。ブーストなしの素の速度でこれだけの快適な通信速度を実現できているのは素晴らしいものがあります。

キャッシュバックキャンペーンに加えてデータ容量の多いプランなどが揃っているため、速度以外のポイントでも使いやすい格安SIMと言えそうです。

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BIGLOBE

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.4Mbps 6Mbps 1.4Mbps
1月 0.38Mbps 6.5Mbps 2.3Mbps
2月 0.3Mbps 10.1Mbps 0.8Mbps
3月 0.3Mbps 11.8Mbps 0.75Mbps
4月 0.45Mbps 3.2Mbps 3Mbps
5月 0.55Mbps 6.4Mbps 3.3Mbps

BIGLOBEは実は古くからMVNOサービスを行ってきた老舗です。

ここ最近のBIGLOBE、特に格安SIMという言葉が広がってからのBIGLOBEは比較的運営姿勢はまともですが、速度低下後の対応がまだ十分ではない印象を受けます。

一時期料金プランの対抗や設備増強などに全く意欲を示さなかった時期もありますが、今はそうしたやる気のなさもなくなりましたがまだ速度に対して意識が低い事業者にはなっています。

一方で2017年2月からKDDIグループの傘下になるため、これがどれだけ今のBIGLOBEの運営姿勢に影響するのかがわからない点が不安なところになるでしょうか。悪くなることはまずないとは思いますが、運営姿勢や方針によってはこれまでのサービスの劣化などもありうるかもしれません。

通信速度は劇的に改善しないことを前提として考えたほうが良いでしょう。回復はさせてくれるでしょうが安定感はあまりありません。

BIGLOBEの場合も通信速度よりもサービス重視で選ぶMVNOという扱いになるでしょうか。

エンタメフリーオプションと呼ばれる有料ながらYouTubeなどの動画サイトの視聴にかかる通信量をカウントせずに使えるサービスがあるので、そうしたサービスに魅力を感じるようであればそこそこの通信速度で使える便利な格安SIMとなるでしょう。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” BIGLOBE SIM ” url=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1TWVDP+7OUO5U+B4+I7FOI” target=”_blank” rel=”nofollow”]

DMMモバイル

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.7Mbps 7.9Mbps 5.4Mbps
1月 0.6Mbps 6Mbps 6.5Mbps
2月 0.5Mbps 8.1Mbps 0.8Mbps
3月 0.5Mbps 5.0Mbps 1.2Mbps
4月 0.4Mbps 6.2Mbps 2.3Mbps
5月 0.62Mbps 3.1Mbps 2.7Mbps

DMMモバイルはIIJの回線をMVNE元として運営しているMVNOです。

回線速度は特に混雑時においてIIJmioの本回線と酷似しています。帯域が空いている時間帯は比較的異なる速度が出やすいですが、混雑時は非常に似ています。

そのため普段の使い勝手としてはIIJmioの回線と変わらないレベルで利用することが出来ます。

違いとなるのはサポートやキャンペーンの類になるでしょう。

DMMモバイルの場合には運営方針の一つとして、最安の料金プランで提供するというものがあり、もしも安い料金プランで格安SIMを使いたいのならばDMMモバイルのほうを選んだほうが満足できるはずです。

一方でIIJ本家の回線ではキャンペーンが充実しており、友人への紹介に利用できる紹介キャンペーンやSIM追加が0円になるキャンペーンなど面白いものを常時用意しており、色々と活用していく上で非常に使いやすいものになっています。またIIJの本回線ではビックカメラにおいて回線サポートをえることが出来るようになっており、困ったことが合った場合に実店舗での助けを得ることが出来ます。

DMMモバイルにはIIJ本回線に備わっているようなサポートが得られないために、どちらかというと料金重視の上級者向けの回線という側面が強いかもしれません。料金基準で選ぶなら良いですが、その他のポイントでもしっかりとサポートが欲しい場合にはIIJ本回線などを選んだほうが満足できるでしょう。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” DMM mobile ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884059395″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

イオンモバイル

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 0.6Mbps 6.5Mbps 3.8Mbps
1月 0.85Mbps 7.6Mbps 4.3Mbps
2月 0.5Mbps 9.6Mbps 4.5Mbps
3月 0.7Mbps 6.7Mbps 2.0Mbps
4月 0.4Mbps 6.2Mbps 2.8Mbps
5月 0.68Mbps 7.7Mbps 1.0Mbps

イオンモバイルもIIJの回線をMVNE元にした運営をしているMVNOです。

通信速度は混雑時にIIJ本回線とほぼ変わらないというIIJ系回線の傾向を備えています。

DMMモバイルのように最安値を狙っているほどではありませんが、こちらも料金プランが安い上にデータ通信量も細かに分かれているのでより自分に合った料金プランを選べます。

キャンペーンの類においてはIIJ本回線のように新規や既存向けのものを用意してはいないものの、全国のイオンにあるイオンモバイル内においてサポートを得られるというメリットがあります。

生活圏にビックカメラよりもイオンのほうが近いということであればこちらを契約したほうが困った時に助けてもらえる安心感があるでしょうか。

このサポートがあるために親の世代・中高年世代の通信費を節約するために契約しているというユーザーが多いようです。

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LINEモバイル

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 8Mbps 8.4Mbps 8.8Mbps
1月 9.0Mbps 7.2Mbps 8.0Mbps
2月 4.0Mbps 8Mbps 6.1Mbps
3月 8.6Mbps 8.1Mbps 7.2Mbps
4月 6.9Mbps 8.4Mbps 6.0Mbps
5月 3.1Mbps 9Mbps 9.9Mbps

LINEモバイルについてはまだ十分な検証が出来ていないのがこの評価を書いている時点での正直なところです。

最低でも1年ぐらいは運用実績を見ておきたいので、この中では最後発となるLINEモバイルについての評価を下すには十分に判断材料が集まっていません。

一応スタート直後のLINEモバイルについての評価としては、通信速度も非常に高速な状態が続いていますし、何よりもカウントフリー機能によって特定のアプリやサービスの通信量が消費されないというのは便利に使える回線としての条件を満たしているでしょう。

評価が十分にできない理由としては、今でこそLINEモバイルは好調なものの、これが今後低速化した時に例えばIIJやmineoのように早い段階でしっかりと改善行動をとってくれるのかというのが未知数すぎるため、まだちゃんとした評価が出来ずにいます。

ただある程度の判断材料としては今の回線速度がサービスインしてから半年近く好調になっているという点や、公式のTwitterアカウントの発言を見てみてもかなりMVNO事業に対して精通しておりユーザーの求めるものを理解した人間が運営側にいることがわかるので、実際の期待値としてはかなり高いものを持てる格安SIMの一つかと思われます。

実際サービスインから半年以上お昼頃でも快適な速度を保っており、実績は積んできています。

カウントフリー機能やLINEアカウントの年齢認証が可能=ID検索がMVNOでもできるという機能があり、それでいて速度面でも今後に期待が出来るということで、まだ正確な評価はできないものの気になっている方ならば問題なく契約を進めても良い回線になるでしょう。

特にLINEの年齢認証についてはMVNOあるいは格安SIMではLINEモバイルかY!mobileしか対応していないので、LINEをSIMフリースマホなどで使いたい方はこちらが必須になるでしょう。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”LINEモバイル 公式” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884440004″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

Y!mobile

画像ファイルDL速度 12時台 16時台 21時台
12月 12Mbps 12.5Mbps 12.3Mbps
1月 15Mbps 11Mbps 12.3Mbps
2月 12Mbps 14Mbps 15Mbps
3月 7Mbps 10Mbps 10Mbps
4月 7.3Mbps 11.5Mbps 7.5Mbps
5月 12Mbps 8.2Mbps 7.4Mbps

MVNO全体の中で理不尽なほど安くて速いために、比較対象すべての格安SIMの魅力が消えてしまうほどに実力が飛び抜けている回線としてY!mobileが挙げられます。

MVNOではなくほぼMNOという性質の違いはあるものの、Y!mobile自体が「格安SIM」ということを全面に出してきているため、こちらの回線が気になっている方も多いでしょう。

Y!mobileは結果を見てもわかるように通信速度においては他社格安SIMが到底かなわないレベルの高速さと安定感を持っている回線です。

通信速度においてはほぼ不満が出ることはないでしょう。MVNOのように帯域を借りるのではなく、グループ会社の回線を利用しているために時間帯による速度低下がほぼ感じられず、キャリア同等の通信速度を使える格安SIMです。

更にY!mobileが凄いのは、このMVNOの中では反則的な高速回線を持っているにも関わらず、毎月の料金が格安SIMと同等となっている点です。

Y!mobileは現在キャンペーンとして1年目の通信費から1,000円引き、2年間のデータ通信量が2倍になるという2種類のキャンペーンを実施している関係で、毎月大容量のデータを使えるにも関わらず料金が1,980円から利用できるようになっており、格安SIMの名に恥じない低維持費のプランを提供しています。しかもこの料金の中には音声付帯契約・通話定額が含まれており、1回10分までの通話時間ならば何回でも無料の範囲内で利用できる契約となっています。

音声通話定額+2GB/6GB/14GBのデータ量+昼でも夜でも落ちない通信速度という、サービスとしては非常に高品質なものが揃えられていながら料金まで格安SIM級となっているのがY!mobileの凄さです。

MVNOや格安SIMと呼ばれるサービスに対する不満点というのは、こちらのY!mobileならばほとんど感じることなく利用できるかと思われます。それぐらいサービスとしての品質が他の格安SIMと比べて飛び抜けた存在になっています。

対抗できるのはUQ mobileぐらいですが、サポートを行ってくれる実店舗の数がY!mobileのほうが多く、SIMフリースマホとぴったり合ったLTEの周波数帯を持っているので、そちらの使いやすさと共に比較するとY!mobileのほうがトータルでは優っているかと思われます。

安さも欲しいけど速度などの部分でキャリア級の品質を望みたいようであればY!mobileがベストの格安SIMです。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” Y!mobile ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884405325″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

まとめとしてのオススメ格安SIMランキング

過去2年以上の通信速度比較から、各MVNOの格安SIMサービスについてはこのような評価をすることが出来ます。

これらの評価について、更にまとめとしておすすめ出来る契約について上位のものランク付けしようと思います。

2年以上の通信速度や事業者としての在り方を見てきた中で、高い評価を付けることのできる格安SIMというものが複数見つけることが出来ましたが、この中でも更に順位を付けてみることでもっと選びやすくしてみました。

一応今回ランキングに入れた回線はどれもおすすめなので、順位が1位でなかったとしても心配する必要はありません。あくまでも個人的な評価としてランキングを作っているだけなので、正直この中の格安SIMを選べば料金や通信速度といった格安SIMの重要なポイントにおいて不満を抱くことはありません。もしもこれらの中でどれを選ぶべきか迷ったら今回のランキングを参考にしてください。

1位:Y!mobile

トップとして位置づけたのはY!mobileの回線です。

Y!mobileは正確な意味での「MVNO」ではありません。「格安SIM」の一種といった事業者になるキャリア回線と同等の品質を持ちながら安さに優れているという回線で、普通のMVNO事業者にとって比較対象にされると敵うところがほとんどありません。

ユーザーにとっては正確なMVNOではないという点は利用する上で関係ないでしょうから、「安いのに高速で高品質な回線」を提供してくれる貴重な格安SIMとして快適かつ安価に利用することが出来るのがY!mobileです。

この回線は

  • 速度
  • 料金
  • データ量
  • ユーザーサポート

という格安SIMに必要とされるもの全てが高い品質で使うことが出来ます。この品質を同等に提供してくれるMVNOは皆無で、唯一KDDI資本が直接絡んでくるUQ mobileぐらいしか対抗できません。

2,000円から使える安い料金プランでありながら、通話定額や大容量のデータ、高速通信に広い店頭サポートを有しているのは多くの格安SIMの中でもY!mobileのみが持つ強みでしょう。

キャリアとほぼ遜色ない使い勝手が出来るので、キャリアから初めて格安SIMへとMNPしようと考えている方に、

そして今格安SIMを使っているけれども格安SIM特有の速度低下などのストレスに対して嫌気がさしている、けれども料金の安さはなるべくそのままにしたいという方、

こうした方にはY!mobileの契約は格安SIMとキャリアの良いとこどりで使える回線になるので、本当におすすめしたいと思っています。

今ならSIMのみ契約で最大2万円のキャッシュバックが実施されていますし、iPhoneの実質0円契約による格安運用などキャリア資本を活かしたお得なキャンペーンも数多く実施しており、コストもパフォーマンスでもとても普通のMVNOが敵うものではないサービスが展開されています。

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2位:UQ mobile

2位にはUQ mobileを置きました。

Y!mobileの万能回線に対抗できるのは、同じくMVNOの中ではその特殊さからKDDIから大きな優遇のされたUQ mobileぐらいしかありません。

UQ mobileはau系の通信網、それに店頭サポートがY!mobileのように全国区ではないという弱点こそありますが、auのサブブランドとして展開しているために通信速度が昼時でも落ちにくく、ストレスの感じにくいモバイル回線として利用できます。

料金はほぼY!mobile対抗でキャンペーンも用意されているので同額で同容量使えます。ただ通話定額(5分定額もしくは1ヶ月分の無料通話の2種類)については選択肢が増えたものの1回あたりの無料通話時間は減っています。

それでもY!mobileにはないメリットとしてデータのみのプランで3GBの通信量が得られ、Y!mobile対抗プランではデータ通信量を使い切った後でも300kbpsという使いやすい速度での利用が可能になっており、Y!mobileと差別化されている部分も多々あります。

普通のMVNO格安SIMに対してのデメリットとなるのは、選べるプランが少ない点とドコモ系のスマホで使えなかったりSIMフリースマホの対応端末が少ない点ぐらいしかありません。逆にメリットでは通信速度の良さがまず第一に挙げられ、そして高性能にも関わらず白ロム相場が安いauスマホで利用できるというメリットがあります。さらにUQ mobileの場合格安スマホセットとして一緒に契約できるスマホが実質0円販売されており、スマホセットなのにSIMのみ契約と同じ料金で使える他、一括で購入した場合には最安180円という安さで利用できるスマホも用意されており、「安さ」という面でもY!mobileのようなキャリアの資本力というのを感じさせます。

Y!moile相手には対抗できる部分、出来ていない部分があり総合的にはY!mobileの方に分があると思われるのでランキングはこのようになりますが、他のMVNO/格安SIMと比較したらUQ mobileは速度面で大きなアドバンテージを持っている故にY!mobileのように突出した存在であることは間違いありません。

ドコモ系MVNOではないのが弱点ではありますが、それを補って余りある回線品質を持っているのがこちらのUQ mobileなので、使いやすさを重視して選ぶならばこちらの回線を2番目におすすめ出来ます。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=” UQ mobile ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884215521″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

3位:mineo

続いては人気の高いドコモ系のMVNO格安SIMの2種類がランキング入りです。SIMフリースマホやドコモの白ロムで使いたい場合にはこちらの2社のものを利用すれば、不満も少なく運用できるはずです。それぐらいしっかりと推すことのできる2つの事業者となっています。

ドコモ系の格安SIMにはY!mobileやUQ mobileのように特別にキャリアの影響力が強く効いた回線というものは存在していないため、公平な競争がMVNO全体で行われています。その中でこの2年間見てきた中でおすすめ出来るMVNOは2社を挙げることが出来ます。

まずその内の一つとして挙げられるのがmineo(マイネオ)です。

mineoは通信速度自体は特に2016年後半から2017年にかけて平均的なものではありますが、全体を通してみると一旦速度低下があったとしても、その速度低下から数ヶ月ほどでしっかりと回復をさせてきている点が高く評価できます。

MVNOには速度低下はつきものです。Y!mobileやUQ mobileのような特殊な回線でない大多数の格安SIMは、ユーザーが増えることによってMNOから借りている帯域が圧迫され、特に多くのユーザーが回線を使うお昼や夜間の時間帯で輻輳してしまい速度がどんなMVNOでも落ちてしまいます。

長期間の速度調査を行ってきた中でこの速度低下問題はどのMVNOでも陥ってしまう格安SIM全体の弱点ということがわかったわけですが、その中でもう一つ分かった恬として「MVNOによって速度低下後の対応が違う」ということでした。速度低下後に再びユーザーが快適に使える通信速度に戻してくれるかどうかというのは、MVNO各社の対応力や姿勢に関わってきます。格安SIMは速度が遅くなってしまうということを前提としたうえで、それでもしっかりとユーザーが使いやすい速度へと改善してくれる意志のあるMVNOかどうかというのが、これからのMVNO格安SIM選びでは失敗しない選び方の一つになるでしょう。

mineoはそんなユーザーのために速度やサービス内容を積極的に改善してくれるMVNOの筆頭と言えます。

速度が低下しても放置することなくしっかりと改善のための帯域購入を行い、最近ではそれをユーザーにも可視化して共有させています。これ以外にもサービス内容などの改善に対してユーザー側の意見を取り入れるなどしており、事業者としてユーザーに沿った姿勢から改善策を採っています。

そのためある程度速度が落ちたとしても、すぐに対応を行ってくれる安心感・「信頼感」というものが強いMVNOであり、長く使うつもりで契約しようと思ったときにはドコモ系ではこのmineoがまず選択肢のトップに入ってくるのは間違いないでしょう。

速度状況の改善に積極的でありながら、フリータンクやパケットギフト、常時200kbps回線など利便性に富んだ機能も用意されているので、ドコモ系回線としてはまず多くの方におすすめしたい格安SIMです。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”  mineo 公式 ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884059394″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

4位:IIJmio

もう一つのドコモ系格安SIMとおすすめしたいのがIIJmioです。

IIJmioもmineoと同じように「信頼」というワードにおいて非常にポジティブな扱いが出来るMVNOです。一時期は非常に高い人気を誇った故に速度低下から中々回復してきませんでしたが、加入者数が分散し始めた今では非常に安定して高速な回線として利用できるようになりました。

速度低下は今でもたまにあるものの、大体は翌月翌々月には改善がされています。長い間継続して使おうと考えた時に、IIJmioの安定感というのは選ぶ価値のある品質であることは間違いないでしょう。

ユーザーからはもちろんこれからMVNO事業を始めたい事業者からも一番選ばれているMVNEという点においてもIIJの事業者としての「信頼度」というものが非常に高いことがわかります。

かつてはあまり機能の面で強みを持っていませんでしたが、シェアSIMなどのオリジナルの他に最近では通話定額オプションの充実や家族割による無料通話分の適用など他社に匹敵する機能性を持ち始めており、機能面でも使いやすい格安SIM回線となっています。

ここに回線品質の高さとして継続した速度改善などの施策が加わるため、mineoとはまた違う機能を持った回線としてドコモ系の中ではおすすめすることが出来ます。

[button color=”#38C0E5″ class=”ft22px” title=”  IIJmio 公式 ” url=”https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3109997&pid=884329543″ target=”_blank” rel=”nofollow”]

 

以上4つの格安SIMが2年以上速度調査をしてきた中でおすすめ出来る格安SIMとして挙げられます。

どの回線も速度のみではなく回線全体の「品質の高さ」を重視し、「事業者としてのあり方」というものを重視して選びました。

「事業者としてのあり方」については上位2社はMNOの実質的サブブランドとして機能しているために、その資本力やサービスの段違いの高さという他のMVNOにはない特殊性があるという点から、残りの2社については純粋なMVNOとしてどれだけユーザーのことを考えて運営をしているかという点において優れた姿勢を見せてくれる事業者であるということからランキング入りの要因としています。

速度調査をベースに比較しているものの、単純な速度以外の部分でのMVNOの良し悪しというものが速度調査によって判明してきたため、おすすめの格安SIMランキングはこのような4種を選ばせてもらいました。

この4つから選べば、格安SIMに乗り換えたからと言っても後悔する可能性はその他の回線を選んだ時よりも低くなると思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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