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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

MVNO格安SIMの速度比較 8月編

MVNO格安SIMの速度調査8月編です。

格安SIMを選ぶのに月額料金が各社ほとんど変わらない料金で比較しても意味がないということで、格安SIMを選ぶ指標として通信速度を見たほうが良い、というのをこのサイトでは提唱しています。

今回もその8月分です。

過去の計測結果は以下に。

MVNO回線速度比較・レビュー | スマホ辞典

2016年3月より計測方法を大幅に変更しています。スピードテストアプリやサイトの結果が現状全く参考になりそうにないMVNOが多いため、そのままその結果を鵜呑みにせず画像や動画ダウンロードの実効速度を計測しています。

MVNO格安SIMの速度比較 3月編 一部MVNOで混雑時スピードテスト外の通信に速度規制を確認
3月もいつも通りのMVNO格安SIMの通信速度の状況を定点観測してみたいと思います。

ただし今回は一部のMVNOにスピードテストで計測される速度と、実際に使用した時との速度に

検証方法の正確性という意味でどれだけ変更後の方法が有用かはわかりませんが、少なくとも従来のスピードテストアプリやサイトに頼ったやり方よりは実効速度というものを表しているかと思いますので参考にしてみて下さい。

検証方法

検証端末等 ドコモ系・au系:MR04LN
TCP Monitor Plus
検証時間 8月2日計測
12時25分~(DTI/b-mobile/U-mobile/OCNは時間の都合上8月3日の同時間帯に計測)
16時~
21時~
2つの混雑して回線が輻輳する時間帯と1つの空いている時間帯を選んでいます。
スピードテストの速度検証 speedtest.net
画像のDL速度検証 通信の最適化を確認するやつ
動画の速度検証 youtube 720P

TCPモニターの見方

TCPモニターは右から左へとパケットの流れる向きを記録しています。そのため結果の参考として載せてある各画像の右側が測定開始のタイミングになり、そこから左へ進むごとに時間ごとのパケット通信量の推移を確認できます。

一部のMVNOはバーストしており山が大きくなっているので、そっち側が記録開始地点としてわかりやすいかもしれません。

一応記録開始からのグラフには全回線なっていますが、キャプチャーのタイミングで開始点が若干ずれているものがあるのでご了承下さい。

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速度結果

下の表はトラフィックモニターを目視しての平均値を算出した結果です。

より詳しいグラフの推移は若干見にくいですが以下のファイルより確認できるかと思います。

https://goo.gl/photos/s3bSQEU74q1364zo7

MVNO 時間帯 スピテス 画像 動画
IIJmio 12時 0.35Mbps 0.35Mbps 0.4Mbps
16時 13Mbps 10Mbps 10Mbps
21時 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps
DMM mobile 12時 0.4Mbps 0.4Mbps 0.4Mbps
16時 11Mbps 10Mbps 8.5Mbps
21時 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps
イオンモバイル 12時 0.38Mbps 0.38Mbps 0.4Mbps
16時 15Mbps 13Mbps 10Mbps
21時 3.5Mbps 2.0Mbps 3.0Mbps
mineo-d 12時 1.3Mbps 0.65Mbps 0.55Mbps
16時 10Mbps 4.5Mbps 10Mbps
21時 3.0Mbps 1.8Mbps 1.8Mbps
mineo-a 12時 0.5Mbps 0.3Mbps 0.55Mbps
16時 2.5Mbps 4.7Mbps 4.5Mbps
21時 1.5Mbps 1.8Mbps 2.0Mbps
NifMo 12時 0.4Mbps 0.25Mbps 0.4Mbps
16時 15Mbps 14Mbps 11Mbps
21時 10Mbps 6.0Mbps 12Mbps
UQ mobile 12時 3.5Mbps 1.5Mbps 1.4Mbps
16時 5.0Mbps 5.0Mbps 4.8Mbps
21時 5.5Mbps 7.0Mbps 4.0Mbps
FREETEL 12時 16Mbps 0.4Mbps 0.8Mbps
16時 10Mbps 18Mbps 14Mbps
21時 11Mbps 0.8Mbps 2.5Mbps
楽天モバイル(jp) 12時 4Mbps 0Mbps 0.7Mbps
16時 16Mbps 0.3Mbps 8Mbps
21時 17Mbps 0.15Mbps 2.5Mbps
楽天モバイル(co) 12時 6.5Mbps 0Mbps 1.0Mbps
16時 19Mbps 3.0Mbps 3.2Mbps
21時 16Mbps 1.0Mbps 2.5Mbps
OCNモバイルONE 12時 0.45Mbps 0.2Mbps 0.55Mbps
16時 3.5Mbps 0.8Mbps 1.5Mbps
21時 1.0Mbps 0.3Mbps 0.75Mbps
BIGLOBE LTE・3G 12時 0.4Mbps 0.45Mbps 0.65Mbps
16時 15Mbps 15Mbps 11Mbps
21時 3.8Mbps 1.3Mbps 1Mbps
b-mobile高速定額 12時 0.24Mbps 0.8Mbps 0.17Mbps
16時 2.5Mbps 1.5Mbps 0.25Mbps
21時 0.7Mbps 0.45Mbps 0.1Mbps
U-mobileLTE使い放題 12時 1.5Mbps 0.4Mbps 1.3Mbps
16時 5.5Mbps 3Mbps 7Mbps
21時 1.3Mbps 0.3Mbps 1.3Mbps
WonderLink F 12時 2.5Mbps 2Mbps 1.5Mbps
16時 4.0Mbps 2.8Mbps 1.5Mbps
21時 3.3Mbps 1.0Mbps 2.3Mbps

FREETEL

freetel20160812

相変わらずスピードテストの結果を盛りすぎている印象があるFREETEL。

昼時と夜間での画像ダウンロードを中心に、相変わらずスピードテストの結果との乖離が激しすぎるものになっています。何が原因かわかりませんが速いように見えるスピードテストの結果を使って、雑誌なんかで褒められているのを見るとなんだかモヤモヤした気分にさせられます。

最近は自社の宣伝方法の一つにスピードテスト比較を実施して他社との優位性を示したりしていますが、それもこれまでのスピテスと実効速度の結果を考えるとちょっと公平性を感じないやり方です。

料金プランやサポートなんかでキャリア的な方向性を出すのは別にどうとも思いませんが、それだったらそれなりに回線についての信頼性のようなものをしっかりと構築しないと困る評判が付いてくるのではないでしょうか。かつてのSoftBankや今の楽天モバイルのように・・・。

UQ mobile

割とスピードテストに近くしっかりとした速度が出続けているのがUQ mobileです。

若干au網の電波の入りが悪い場所で計測したこともあって、各時間帯の最高速度を記録するというようなことはありませんが、全時間帯で快適に利用できる速度を記録しています。

これまで1年半近く速度を見てきましたが、速度状況が極端に悪くなるようなことのない回線であり、その安定感は使っていても安心できるものになるでしょう。

au系の白ロムや特殊なSIMフリースマホでしか使えない問題がありましたが、最近はarrows M02/M03といったdocomo/au対応で人気の高いスマホがユーザーの手に広く渡っているため、UQ mobileへの乗り換えもしやすいものになっているでしょう。

iPhone 5sの提供に見られるように、KDDI側がY!mobileやMVNOへの対抗的な存在としてUQ mobileとの繋がりを密接にし始めており、その出自含めて今後特殊なMVNOになってきそうな予感がします。

現状では最も選ぶ価値のあるMVNOでしょうか。

NifMo

この形式の調査を始める少し前から速度が回復していたNifMoは今月も昼時以外は好調な結果に。

既に半年近く良好な結果を記録しており、一時的な速度低下こそ過去にはありましたが1年以上を通してみると全体として高速な回線であることのほうが多いMVNOです。

普通に使うには3日間の通信制限があり若干他社よりも使いにくい点がありますが、大体のライトユーザーにとっては局面で速度を出してくれることから快適な運用が可能になることでしょう。

キャッシュバックキャンペーンも再開していますし、ここまで長く回線品質を維持している点を評価して、現状のおすすめ回線の一つに入れられるでしょう。

mineo

mineoは7月上旬になされた設備増強からの速度上昇の効果がほとんど見られず、6月終わりからの低速傾向にある回線状態が継続しています。

今月の測定結果もこれまでのmineoの快適さから考えると褒められないものに。

ただ先日のmineoのファン会合では、この速度低下の点を重々承知しているとの発言もあり、今後は増速増強のスケジュールをマイネ王内の公式ブログで日程を報告するとの方針を伝えており、改善を確実に行ってくれる姿勢は評価を与えられます。

更に8月中に今回の低速状態から「大幅に快適な状態になる」回線増強の手を打つとしており、この効果次第では再び快適な回線を提供してくれることになるでしょう。

2ヶ月ほど良くない時期が続きましたが、それによって公式増強スケジュールなどの新たな改善措置等が備わってきたので、これまでのユーザー目線を持った姿勢含めて結果オーライになることを期待しましょう。

BIGLOBE

昨年の10月頃から運営がかなりまともになったBIGLOBE。度々速度低下を見せますが、迅速に帯域を増強するなど対応の早さを見せておりここ最近は非常に好印象を受ける姿勢が目立ちます。

通信の最適化は行われていますが、申し込みでその処置もなくすことができるのでそこまで心配いらない内容でしょう。

夜間はいまひとつな速度と今月はなりましたが、最近見せる対応の早さを考えれば現状そこまで心配いらない事業者でしょう。SIMフリー端末の充実や保証系のオプションも揃えてきている点も期待でき、これまでのネガティブな評価を継続させるにはふさわしくないかもしれません。

IIJ系

IIJ系のSIMは今月も全体を見るとテストサイトでの表示と実効速度の表示が近く、ある程度信用を持ってスピテス結果を捉えることが出来ます。

ただし肝心の実効速度ではお昼や夜間で中の下ぐらいの結果になっています。

信用は確かにありますが、だからといって速度も良いものであるわけでは無いようです。ある程度遅さを許容してでも信用を重視するかという問題になりますが、それはユーザーの信条によるでしょうか。

楽天モバイル

rmco20160812

楽天モバイルについてはしつこいぐらい毎月突っ込んでますが今月も…。

すでに新規受け付けが終了しているrmobile.jpのAPNを持つ新楽天モバイル回線についてから。

新規受付が新新楽天モバイルのAPNを持った回線に集中することで、今後は利用者が減る一方になったはずの新楽天モバイル回線。これによって通信速度は良くなるものと予想されましたが、実際の通信速度では相変わらずのスピテス以外は強い規制をかけた部分的な低速回線となっています。

今月の実験では強い画像ダウンロード規制を実施しているのが再び確認することが出来、ほとんどパケットの流れない時間帯もあるほどです。

また今回実際のwebサイト読み込みの体感も探ってみたのですが、なんと楽天モバイルで楽天モバイル公式サイトへ繋いでもタイムアウトしてしまうひどい状況の時間帯もあり、笑えない回線品質を見せてくれました。

この測定時だけこんな酷かったのかもしれないとフォローしておきますが、新楽天APNをお使いの方はさっさと別のMVNOへの変更をしたほうが良いかと思います。

新新楽天APNでは新APNよりも規制は緩いとは言え、再び時間帯によって画像規制が見られています。

新APNに比べればマシながらも他社MVNOと比べると酷い有様になっているので、積極的には絶対に勧められない回線となっています。

データSIM契約可の端末割引キャンペーンなどで契約する以外での用途は今のところありません。

その他

他のMVNOについてまとめて。

OCNモバイルONEやWonderLink Fシリーズは16時台ですらそれぞれ遅めの速度に。OCNはほぼ恒例となっている速度ではありますが、WonderLinkのほうは改善の兆しが見えてこない結果になっています。サービスやコンセプトが良いSIMなだけにもう少し平時の速度があるといいのですが。

U-mobileは無制限プランにしてはそこそこ安心して使える回線ととらえられるでしょうか。決して速度は高速とは言えませんが、低速になりすぎることもなくMVNOに可能な「無制限」としては普通に使えている状態が続いています。速度自体は安定していないものの、使い物になるという点では安定しており、過度な期待を寄せずに無制限プランを使うつもりならば良い選択の一つになるでしょう。

DTIに関してはまだ調査不足があるので速度面での評価は見送り。ただキャンペーンが相変わらず良いために、コスパ重視で契約するのに優れた回線となっています。

また全体の傾向から16時台の動画視聴時のグラフが常時通信しているタイプのものだとかなり詰まってしまっている回線と見ることができるかもしれません。一瞬の高速通信である程度バッファを貯めて山がいくつもできるグラフを示している方が、帯域に余裕があると見てとれます。

まとめ

速度の増減が多少あるとは言え先月・先々月とあまり変化のない結果に全体的にはなっています。

特におすすめ等も変わり映えのしない内容なので簡潔に。

速度の良さと安定感を求めるならUQ mobileとNifMoがここ数ヶ月は本当に安定しています。ちょうどau系、docomo系と元の回線事業者も分かれていますから、使うスマホに合わせてベストなMVNOを選ぶことが可能です。ちょっと気になるのはNifMoのキャッシュバックが強烈になっている点でしょうか。前回大きな速度低下を起こしたタイミングもキャッシュバックに力を入れてからだったので、同じ過ちは繰り返さないでほしいところです。

⇒UQ mobile

⇒NifMo

mineoは8月中旬以降に再度確認が必要でしょう。その結果次第では復活もあるためまだ様子見かもしれません。

FREETELと楽天は相変わらずスピテスと実際の利用シーンで異なる結果が出ているために、スピテス結果を参考にして選ぶことが出来ない回線となっています。どちらも端末をアウトレットセールをしたり、SIMセットで値引きなどのキャンペーンをしていますので、利用するとしたらそうしたスマホの安売りが行われたときぐらいでしょう。

他にはDTI SIMのキャンペーンが継続しているのでそちらが今はお得です。速度も決して速くなく丁度良い遅さを見せるので、格安SIMを試してみるのにもってこいとなっています。いきなり格安SIMを使うことに抵抗がある方はこちらを使ってみて感触を確かめてみるのが良いと思います。

⇒DTI SIM
 

mineoの評判/口コミ、速度状況 選ぶべき格安SIM(MVNO)かどうかを各種比較ポイントからチェック
ドコモとau回線を取扱うMVNOとして高い注目がされているmineo(マイネオ)についてこの記事では説明していこうと思います。

mineoはMVNOでは珍しく、docomo網

UQ mobileはおすすめ?メリットや評判、口コミについて
今回はau系の回線網を利用したMVNOであるUQ mobileについてその特徴をまとめてみたいと思います。

結論から言ってしまえばUQ mobileはMVNOの中でもトップク

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