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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

ZenFone 2、au系MVNOでデータ通信、SoftBank回線で通信通話が可能

国内版ZenFone 2が発売されたということで、自分も購入してみました。

サクサクした操作性と、自分の使うアプリでは特に不具合も出ていないので、普通に快適で今のところ満足いくデキです。価格は高めではありますが、それに見合っただけの快適さやスペックがあり、SIMフリー端末を購入する際に失敗しない選択の一つには今のところ入れられそうです。
ただゲーム系のアプリで結構動作しないものが出ているという報告もあり、ゲームアプリを多数遊んでいる方は動作報告を見てからの購入をおすすめします。

とりあえずZenFone 2の詳しいスペックやベンチマークについてはGIGAZINEさんアスキーさんとかその辺りを参考にしてもらって、この記事では手元にあるSIMでZenFone 2の通信対応状況を確認してみたいと思います。

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国内版ZenFone 2はLTE Bandが日本キャリアに微妙に最適化

ZenFone 2は5月16日に発売された国内モデルの他にもエクスパンシスで購入可能な海外モデルも存在します。
海外モデルの販売価格は国内モデルよりも安いです。廉価モデルの550MLなども取り扱っており、低予算でもZenFone 2を購入することが出来ます。

[海外SIMフリー] EXPANSYS

ただ海外に行く予定もなく、国内でのMVNO運用を中心にする場合には、国内モデルの購入を強くお勧めします。
その理由はdocomoはもちろんですが、auやSoftBankのLTE Bandに複数合致しており、スペック上はdocomo系回線と同じようにauやSoftBankの回線網を活用できそうだからです。
以下の表でその内容が伝わるでしょうか。

LTE Band対応状況
国内販売モデル 海外モデル
(EXPANSYS販売モデル)
主要対応キャリア
Band 1  docomo/au/SoftBank
Band 2
Band 3  docomo/SoftBank
Band 4
Band 5
Band 6
Band 7
Band 8 SoftBank
Band 9
Band 18  au
Band 19  docomo
Band 20
Band 28  docomo/au/SoftBank

国内モデルでは海外モデルにはない日本向けのLTE Bandへの対応がなされていて、より日本向けの独自仕様になっています。

国内モデルのZenFone 2は海外モデルと違ってFOMAプラスエリアに対応している、と騒がれていたのをご存知の方も多いと思いますが、個人的にはLTE Bandの18、19に対応していることによって、docomoとauのLTE網に広く対応していることのほうが大きな注目点かと思われます。
これによってより高速通信が可能な帯域の通信エリアが広がっています。特にLTE網しか通信に使えないauのMVNOなんかだと、この対応LTE Bandは直接通信エリアに関わりますから、2つ(Band 28含めば一応3つ)に対応していることで使いやすさが若干は担保されています。

このように対応LTE Band的に、国内ではdocomo系の回線以外にもau系やSoftBank系でもある程度のカバー力はあるので、これらの回線でも通信できるようならば、3キャリアのデータ通信が快適に使える万能性の高いSIMフリースマホになります(通話はauが非対応)。
ただ実際に通信可能かどうかまでの情報があまり出ていなかったので、このLTE Bandにあるように通信可能かどうか、実際にau系のMVNOとSoftBankの回線を使って実験してみよう、というのが今回の記事の趣旨です。

au系MVNO、UQ mobile/mineo共に通信可能

結論からまず言ってしまえば、ZenFone 2でもau系MVNOによるデータ通信が可能です。
UQ mobile、mineo共に通信を確認出来ています。
どちらも音声契約の無いデータプランのため、音声契約については確認していませんが、そもそもCDMA2000に非対応なので、通話は出来ないと考えていいでしょう。

uqmineo

UQ mobile APN

APN:uqmobile.jp
ユーザー名:uq@uqmobile.jp
パスワード:uq
認証タイプ:PAPまたはCHAP

mineo APN

APN:mineo.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP

接続開始してから1分ほどは不安定さを感じます。
その後は接続が確立しやすくなり、LTEの入る場所であれば普通にau系MVNOでも使えています。

SoftBank、iPhone 5s SIM

次はSoftBankの回線で接続確認してみました。
MNPを2月3月に行って、安めのフラット回線を持っている方もいらっしゃると思いますが、そうした方に活用のしがいがあると思います。

まず最初にiPhoneの契約SIMです。iPhone 6は契約していないため、iPhone 5sの契約SIMでの検証になります。一応APN設定は共通なので、iPhone 6契約SIMでも利用できるものと思われます。あくまで推定ですが。

iPhone契約SIMはAPNが公開されているため、以下の内容をAPN項目に入力すれば通信する事が可能です。SoftBank系のSIMを入れると、ZenFone 2側ではY!mobileと認識して別のAPNが出てきますが、こちらは全く関係ないので無視して下さい。

SoftBank iPhone契約SIM APN

APN:jpspir
ユーザー名:sirobit
パスワード:amstkoi
認証タイプ:PAP

一応通話も可能ではありましたが、着信を100%拾ってくれる信頼性があるかはわかりません。

5s

SoftBank、Xperia Z3 SIM

次はAndroidの契約SIMです。SoftBankの場合はAndroidとiPhoneの契約SIMのAPNはそれぞれ違います。
しかもAndroidの場合はAPNが非公開かつ契約一つ一つでそのパスワードもIDも全然違うという特殊性があります。
そのため通常ではAPNの内容はわかりません。

SoftBank Android契約SIM APN

APN:fourgsmartphone
ユーザー名:sbmapngetterで取得
パスワード:sbmapngetterで取得
認証タイプ:PAP

IDとパスワードを知るには、有志の方が作ってくれたSBMapngetterを契約したSoftBankスマホにインストールして、IDとパスワードを抽出します。これによってAPN設定に必要な項目が得られるため、SIMフリースマホでもSoftBankのAndroid契約を利用できます。
こちらもデータ通信および通話もできることは確認できました。

401so2

注意点
とりあえずSoftBank回線でも通信も通話もできますが、下手するとパケットが青天井になることも無きにしも非ずという感じなので、利用する場合は自己責任でお願いします。
またSoftBankの場合、唐突にIMEI制限をかけて通信も通話も出来ない状態をおこしかねないので、メインの回線をこちらで利用するのは危険かと思われます。

ちなみにdocomo系のMVNOだと

ちなみにdocomo回線を使ったMVNOを入れると各種APNが設定いらずで自動で出てきます。
ぷららなどのパスワードが必要な回線は自力での入力が必要ですが、簡単に契約したMVNOを使うことができます。

dmvno

今のところAndroid 5.0以降のLTEを掴まないAPNサーチ問題のようなものは感じ取ることは出来ず普通に問題なくLTEに繋がるため、ZenFone 2ではこの問題は心配せずに済みそうです。

 

このようにZenFone 2は3キャリアのLTEデータ通信が利用可能になっています。しかもただ使えるというものではなく、その対応Band数の展開上比較的広範囲で高速回線が利用できるSIMフリースマホと言えるかもしれません。

MVNOと組み合わせる場合には、音声契約がしたかったりauのLTE網のカバーが不安な地方ではdocomo系にするといいでしょう。
最近の計測ではNifMoなどがある程度の速さもあってキャンペーンもしてくれているのでちょうどいいかと思います。

MVNO格安SIM速度比較 5月編 IIJmio含むdocomo系回線の速度低下著しく
今回は2015年5月におけるMVNO格安SIMの速度比較を行ってみたいと思います。

※追記:最新の2015年6月版の速度計測結果を公表したので、最新版はそちらをご覧ください。

http://smaho-dictionary.net/2015/05/mvno-speed-review3/

ZenFone 2、格安SIMセット価格と評判(NifMo,楽天モバイル)を比較
格安スマホというジャンルの中では特筆すべきスマッシュヒットとなった台湾ASUS製のスマートフォン「ZenFone 5」の後継機種「ZenFone 2」が発表されました。

今回

http://smaho-dictionary.net/2015/04/zenfone2-hikaku/

2台持ちでデータ回線用として使う場合、そしてある程度栄えている場所が行動範囲にあたるなら、UQ mobileとZenFone 2という組み合わせも速度的には快適なセットになるかもしれません。
エリア的にBand 11を掴めないのは不安ですが、高速回線かつハイスペックSIMフリーという確かな組み合わせは実現できます。

UQモバイル

とりあえず今回はau系MVNOとSoftBank回線での通信が可能かどうか取り急ぎ調べてみました。余ったフラットSIMのあるような、複数回線をMNPで動かすユーザーには保守機として使いやすいのではないでしょうか。
今後セルスタンバイ問題やその他電波を掴まないなどおかしな挙動があった場合には、この記事の中か別記事で追記していく予定です。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 7 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. auのlte for dataでの通信検証はお願いできないでしょうか
    繋がらなくて困ってます。。。

    • LTE NET for DATAの契約SIMは自分も持っていますが、AST21契約時のSIMなんでIMEI制限がかかっていて通信できないですね。
      多分ですがタブレット契約時の契約SIMだと思うので、この回線での通信は出来ないと考えていいと思います。auのデータ回線で使いたい場合はUQmobileかmineoじゃないと無理かと思います。

  2. LTEシングル契約(タブ)SIMはSIMフリスマホはおろかauスマホでも通信できませんね。
    auタブ、SIMフリiPadでは通信可能です。
    たぶんZenFoneも同様ではないかと。

  3. mineoやUQではデータ通信は可能でも、やはりSMSは使用出来ないと考えてよろしいでしょうか?

    • SMSは今のところ出来ませんでした。私の知識じゃ可能になる方法は全くわからない感じです。

  4. 技適は取得しているものの「PHS保護の項目が無い技適を取得」した機種なのでau系MVNOは使えない(違法)って結構話題になってますが・・・?

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