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4月から変更になったSoftBankのMNP短期解約金(一括購入割引向け)のまとめ

4月から変更になったSoftBankのMNP短期解約金(一括購入割引向け)のまとめ

すでに大きくニュースサイトで取り上げられていますが、SoftBankが現在MNP契約の際に一括販売価格を値引きする施策として適用している「一括購入割引」の適用条件に変更が入りました。

主な変更点は「一括購入割引」適用時に設定されていた、回線契約にかけられていた契約解除料とは別の短期的な解約金の金額と期間です。

従来では一括購入割引による値引きの条件として「6ヶ月間」の継続利用を条件としており、この条件から外れた使い方(解約やパケット定額プランの廃止)をした場合には「19440円or32400円」の一括購入割引の解約金が発生するとしていました。
これが4月2日以降に契約した分からは期間と解約金の額がそれぞれ増える形で変更になりました。

結論から書いてしまえば、一括購入割引の短期的な解約金に縛られる期間が6ヶ月から12ヶ月になり、解約金の金額も19440円から端末ごとに異なるものの最大で5万円超えというものに変更されました。

解約金を増やすというやり方は、スマホとキャッシュバックだけを貰って即解約するような方々への対抗策としてある程度納得出来るものの、12ヶ月という縛りの期間は普通にSoftBankを使おうと考えている利用者の方にも影響してくる内容になりそうです。
今後SoftBankへとMNPで契約をする予定の場合には、この一括購入割引に関する解約金などの知識をしっかり持っておかないと危険になってしまうので、今回は4月2日以降から適用される新たな一括購入割引の内容について説明しておこうと思います。

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4/1からの一括購入割引/分割購入割引の内容

まずは4月2日からの一括購入割引および分割購入割引を適用した際に発生する割引の内容についてを紹介します。

一括購入割引/分割購入割引は、それぞれMNPで適用される特殊なキャンペーンです。
一括で契約する場合には一括購入割引が適用されて、端末価格がほぼ0円になる形で値引きされます。
分割で契約する場合には分割購入割引が適用されて、端末の値引きはされないものの月月割が増額されて毎月の通信費が安くなります。

端末によって割引の金額や月月割の増え方は違いますが、どちらもMNPでオトクに契約出来るようにするためのキャンペーンです。

4月2日からの適用端末は以下の通りで、特に新規で適用が追加されたスマートフォンはありません。

iPhone

一括購入割引 分割購入割引
データ容量 割引額 月月割 月月割
iPhone 5s 16GB 59040円 ▲1350円/月 ▲3810円/月
32GB 63120円 ▲1125円/月 ▲3755円/月
64GB 67200円 ▲945円/月 ▲3745円/月
iPhone 5c 16GB 61560円 ▲1665円/月 ▲4230円/月
32GB 61560円 ▲1665円/月 ▲4230円/月
iPhone 5 16GB 32400円 ▲1730円/月 ▲3080円/月
32GB
64GB
iPhone 4s 16GB 21600円 ▲1530円/月 ▲2430円/月
32GB
64GB

 

Android

一括購入割引 分割購入割引
割引額 月月割 月月割
Xperia Z3 401SO 47520円 ▲450円/月 ▲2430円/月
AQUOS CRYSTAL X 402SH 48600円 ▲855円/月 ▲2880円/月
DIGNO U 35520円 ▲1215円/月 ▲2695円/月
AQUOS CRYSTAL 305SH 54480円 ▲1215円/月 ▲3485円/月
303SH,302SH 69120円 ▲810円/月 ▲3690円/月
301F 12240円 ▲1485円/月 ▲1995円/月
その他12機種 12240円 ▲510円/月 ▲1020円/月

 

3月中はiPhone 6とiPhone 6 Plusも適用の対象に入っていたのですが、4月1日からは対象端末から外れているようです。21600円という値引きが一括購入割引の対象時には行われていましたが、これがなくなったということで今後はMNP一括0円のような契約は単体では難しくなるでしょうか。

また、iPhone 5sではデータ定額の容量によって月月割が増額するといった「変動制」とも言える特殊な内容になっていたのですが、これがMNPや新規ではほぼ無くなりました。データ定額・大容量(10GB)でも小容量(2GB)でも一括購入割引を適用したiPhone 5sの16GBは1350円(ホワイトプランの2段階は910円)で固定されています。唯一、機種変更の場合はデータ定額のプランによって月月割が増減するようなしくみは残されていて、10GBを契約した時には3460円の月月割が発生します。

 

こういった一括購入割引を適用することで、時に7万円近い割引がMNPによって行われるため、SoftBankのスマートフォンはMNP一括0円で契約できる機会が増えているというわけです。

 

一括購入割引の解約金

以上のような値引きや月月割の増額が現在SoftBankの特定端末にMNPすると適用されるわけですが、話題にもなっているように4月2日からはこの割引適用がされた回線を、12ヶ月以内に解約やパケット定額プランの廃止などの適用条件から外れる行動をしてしまうと、割引とほぼ同額の解除料を取られてしまいます。
4月2日以降は、これまでの19440円や32400円というような固定の金額ではなく、約5万円前後の解約金が最初に設定される一方で、1ヶ月ごとに契約を全うする度に発生する解約金が減るという仕組みになっています。そのため初月でパケット定額プランを解除した時の解約金と、数ヶ月後にパケット定額プランを廃止した時の解約金では、かかる料金が違うということになります。

以下がそうした変動する形で発生する一括購入割引の解約金です。

iPhone

利用月 一括購入割引契約解除料
iPhone 5s/5c 1ヶ月目

12ヶ月目
56580円

29520円
(1ヶ月毎に2250円がマイナス)
13ヶ月目 0円
iPhone 5/4s 1ヶ月目

12ヶ月目
11730円

6120円
(1ヶ月毎に510円がマイナス)
13ヶ月目 0円

 

Android

利用月 一括購入割引契約解除料
303SH,302SH 1ヶ月目

12ヶ月目
56580円

29520円
(1ヶ月毎に2250円がマイナス)
13ヶ月目 0円
401SO,402SH,305SH 1ヶ月目

12ヶ月目
43540円

23760円
(1ヶ月毎に1980円がマイナス)
13ヶ月目 0円
DIGNO U,301F
206SH,205SH,203SH
202F,201F,101F
202K,201K,201HW
DM015K,DM014K,DM013SH
1ヶ月目

12ヶ月目
11730円

6120円
(1ヶ月毎に510円がマイナス)
13ヶ月目 0円

 

人気の端末に関しては解約金のスタートが非常に大きくなっています。12ヶ月目の最後の縛りになっても、なかなかの金額が一括購入割引の解除料として発生してきます。これらは一括購入割引の解除料金のみですから、解約をした場合は回線自体に10260円の契約解除料がまた別途かかってきます。

恐らくこれらのスマートフォンはMNPなら一括0円とキャッシュバック付きという契約が出来ると思います。0円という安さとキャッシュバックというメリットに心奪われるかもしれませんが、そのメリットを得ようとするとこのような高額な解約金の縛りを12ヶ月間受けることになるということです。

 

SoftBankは他の主要2社と比べて何かと通信の問題点を指摘されることの多いキャリアです。そのため、docomoやauでは普通に使えていた場所でも、SoftBankへのMNPでそうした環境から外れてしまう可能性もあります。
こうした問題は契約後でないとわからない事も多いですから、MNPした事で使い勝手が悪くなり元いたキャリアに帰りたい、という形でキャッシュバックや0円端末を目的にMNPをしていない普通の方にも、今回の変更は大きすぎる負担を強いることにもなりかねません。

今回の一括購入割引の条件変更は、12ヶ月という期間や解約金の高さ、そして月月割が減って維持費用が高くなるという形になるため、利用に不満をもったユーザーに逃げ場が用意されていない印象があります。
一度MNPでこれらの対象端末を契約した場合には、必ず1年以上は利用しなければ高額な契約解除料が発生してしまうため、今後SoftBankへMNPする際には自分の活動範囲内のSoftBankの電波状況に関する評判を集め、ある程度の覚悟を持って契約するようにしたほうがいいかもしれません。

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