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docomoがカケホーダイプランに「パケットくりこし」サービスを追加

docomoが新料金プランのカケホーダイ&パケあえるに新しいサービスを追加しました。
今までだとSoftBankだけが用意していた「パケットのくりこし機能」を10月からそれぞれの契約に適用して、サービスを始めるようです。
その他にもauだけが用意していた8GBのデータ容量のプラン「データLパック」を19日から提供開始します。
もう一つ、スピードモードや1GB追加購入オプションで追加購入したデータ容量を、1ヶ月間から2ヶ月間へと提供期間を伸ばしています。

これら3つのサービスが新たに追加されて、パケホーダイプランの拡充が始まっていくようです。
今回はこれらの新サービスのうち、パケット繰り越しサービスについて重点的に内容を紹介していきたいとおもいます。

データLパックについて

パケットくりこしサービスについて解説する前に、まずはもう一つ注目したい新データコースの「データLパック」について軽く触れておきます。

データLパックは、8GBのデータ容量がついて、6700円で利用できるデータプランです。
今まではauしか用意していなかったコースですが、docomoでも選ぶことが出来るようになりました。auよりも100円安くしてきたので、auへのプレッシャーも意識していそうです。

データLパックは、8GBと比較的多いデータ容量ですが、シェア出来る回線は1回線だけになります。
シェアパックのように家族回線を9回線追加するという方法は出来ず、データパックに2台目プラスのサービスしか使えません。
2台目プラスはシェアパックに使えるシェアオプションのように自由が効かず、データプランのみを1回線のみしか追加できません。

3回線以上500円のシェアオプションで追加したい場合は、シェアパック10位上の契約が必要なのはこれまでと変わらないということのようです。
個人でスマホとタブレットの2台持ちをしたい場合には、データLパックだと大容量で安心できるかもしれません。

受付開始は9月19日で、新型iPhoneの発売日に合わせた可能性もあるでしょうか。

 

パケットくりこし

さて、パケットくりこしサービスについてです。
今までは、SoftBank以外ではこのサービスはしていませんでした。docomoは何も用意していませんでしたし、auの場合はデータギフトと家族間にプレゼントする方式を使っていました。
docomoは今回、SoftBankの方式を真似して、パケットくりこしサービスを10月から始めるようです。

今までですと当月中に使い切れなかったパケット通信量は、切り捨てられてリセットされてきましたが、パケットくりこしが開始されたことで、余らせてしまった通信量も翌月になっても使うことが出来るようになるので、これまで以上に無駄が減ってオトクになっています。

これは嬉しいサービスの追加ではないでしょうか。

注意点

ただ、いくつかパケットくりこしサービスを利用する上で、理解の仕方を注意するべきところがあります。
基本はオトクであるのですが、使い方をわかってないとおもわぬ規制がかけられてしまうかもしれません。
以下がその注意点です。

  • パケットくりこしが適用できるのはデータMパックの5GB以上のデータ容量プランからです。2GBのデータSパックでは利用できません。
  • くりこしされるデータ容量は、1GB単位からです。ボーナス容量(iPhoneやU25)は対象外です。
  • パケットくりこし分は翌月までの利用期間で、翌々月までは持ち越せません
  • 利用の優先度は、通常の契約分→キャンペーンボーナス分→くりこし分→前月追加購入分→当月追加購入分という流れです。

まずは、データSパックでは利用できないので注意しましょう。2GBと一番安くて、一番データ容量に敏感なプランでは、残念ながらパケットくりこしを利用することはできません。
また、データ容量は1GB単位でくりこされるため、1.5GB残っててもくりこしは1GBで、900MB残っててもそれは0GBとして繰り越されはしないようです。

そして、パケットくりこしを翌月までの持ち越しになり、翌々月までは残すことはできません。
例えば、丸々2ヶ月パケットを利用しなかったとしましょう。シェアパック10だと、10GBが残るはずです。
この場合3ヶ月目にくりこされるデータ容量は10GB(前々月)+10GB(前月)+10GB(当月)=30GB、となる・・・わけではありません。
前々月分は前月時点で持ち越し期間が終了するので前月+当月の20GB分しか利用はできません。

もう一つ注意するべきなのは、データ容量が使われる優先順位が存在しているということです。
データ容量は以下の流れで使われていきます。

 

↓当月の通常の契約分
↓キャンペーンボーナス分
↓前月のくりこし分(←今回のサービス)
↓前月追加購入分
↓当月追加購入分

最初に消費されるのが通常の当月の契約分に与えられたデータ容量です。

先ほどの例をとって考えてみましょう。
10GB(前月)+10GB(当月)=20GBのうち、8GBをその月に使ったとしましょう。余るのは12GBです。
この12GBの内、翌月にくりこせるのは2GBになります。
なぜならば、当月のデータ容量が先に使われるため12GBの内訳は、10GB(前月)+2GB(当月)という風になります。
前月のくりこしデータ容量はさらに次の月に持ち越せないため、使われないまま消えてしまい、翌月のデータ容量として持ち越せるのは当月分の2GB分のみということになるからです。

注意点は以上のようになります。
このようなくりこしの法則を知っておかないと無駄にデータを使いすぎて規制に引っかかるなんてことがありますので、注意して下さい。

ですが、基本はうれしいサービスの追加なので、メリットはとても大きくなるとおもいます。
8GBのデータプランの料金と10GBの料金で、ちょっと料金差がありすぎるのでそこをあとは直して欲しいぐらいしか、今回のサービス追加には文句の付け所はないでしょう。
docomoの利用者さんはさらに使いやすくなったということになりそうです。

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