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スマートフォンの契約、MVNO格安SIMや格安スマホの使い方を徹底解説!

「Aterm MR03LN」はMVNO格安SIMのWi-Fiルーター運用向けでは最適解 au用のMR03LEも存在

MVNOの格安SIMのサービスは年々、どころか月々でそのサービス内容がドンドンと進化していって、利用者に使いやすい形でそのプラン内容が変化していっています。

特に目立つのが大容量のプランや無制限プランといったものです。BIGLOBEやIIJといったMVNOでは、2GBの通信量が900円から利用でき、最大10GBもの通信量を4000円以下で使えるMVNOプランなどが出てきています。またぷららモバイルLTEやU-mobileでは、通信速度こそ3Mbpsほどと低速に抑えられているものの、通信量制限をなくした無制限プランを提供することによって、毎月の使用した通信量を気にせずに使えるMVNOプランを提供するなど、新しいカタチのプランが続々と登場してきています。

こうした格安SIMは、本来はスマートフォンに差して使うのですが、対応しているスマートフォンは基本的にdocomoのスマートフォンとなり、SoftBankやauのスマートフォンは対応していません(auのMVNOはありますが、豊富なプランは用意されていません)。
ですので、SoftBankやauのスマホで格安SIMを使おうとおもったら、Wi-Fiルーターが必要になります。
Wi-Fiルーターはピンからキリまで、今だと色々な種類が揃っています。4年ぐらい前のXiルーターも、今でも現役のルーターとしてそこそこの値がします。
性能のいいWi-Fiルーターを選ぼうとすると、結構な白ロム購入費用が必要です。性能のいいルーターの代表格としては、L-03Eが挙げられますが、この白ロム価格は1年前の端末なのに2万円ほどします。
いいWi-Fiルーターは結構価格が高い状態を維持しています。その理由としてはモバイルWi-Fiルーターは買い替え需要が少なく、一度いいものを購入してしまえば長年使い続けられるという、スマートフォンとは違った特性を持っているからでしょう。

そのために少しでもいいWi-Fiルーターは、発売から年月が経っても高値を維持していることが多いのです。

今回はそんなdocomo回線を使って使用するモバイルWi-Fiルーターの中で、これは絶対にオススメだというルーターを紹介したいと思います。これを購入してしまえば、ここから数年間、最低でも2年以上は買い替えを検討しなくても使い続けられる、高機能・高性能ルーターになってくれるはずです。

そのモバイルWi-FiルーターはNECの「Aterm MR03LN」です。

今回はこのルーターの良さと魅力について、そして購入にあたってオススメなセットキャンペーンやショップを紹介したいとおもいます。

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MR03LNのスペックや販売展開

まずはこのMR03LNのスペックとどのような機能が用意されているのかということを紹介していきたいとおもいます。

また2014年12月からは、MR03LNをベースにした2種類のマイナーチェンジモデルが登場しています。一つは何とauの周波数帯に対応したモデル「MR03LE」というものと、もう一つはイオンWi-Fiとして売られるモデルである「MR03LN AB」というものです。これら追加された2種類のマイナーチェンジモデルについて、追加という形でその詳細を紹介したいとおもいます。

MR03LN
LTE対応
  • 800MHz
  • 1500MHz
  • 1700MHz
  • 2100MHz
3G対応
  • 800MHz
  • 850MHz
  • 1800MHz
  • 2100MHz
Wi-Fi連続接続時間 約12時間
Bluetooth連続接続時間 約24時間
バッテリー容量 2100mAh
充電時間 3.5時間
休止時間 約200時間
無線LANインターフェイス 11a/n/b/g5GHz通信可能
その他 クレードル接続
有線LAN接続対応
micro SIM

 

FOMAプラスエリア対応、LTE周波数に4つ対応

このモバイルWi-Fiルーターの最大の特徴は、対応する電波の周波数が完全にdocomo網で利用することを前提に作られているという事です。

保有するLTEの周波数4つ全てがdocomoで使われている帯域のもので、これによって相当広範囲のエリアをLTE通信で使えるWi-Fiルーターになるかと思います。今まで発売されてきたdocomo網対応のルーターは、2つや3つまでの周波数対応しかなかったため、古いルーターだと頻繁に3Gに落ちて、低速とは言えないまでもLTEの恩恵を受けられないルーターが多くありました。ところがMR03LNではこうしたLTEのエリアから外れて3G通信に落ちるという状態が、4つの周波数全てに対応した事で特に都心部や住宅地でもまず考えられないことになるでしょう。

よほど郊外だったり田舎のほう、山の中だったり建物の少ない道路などのエリアに入らない限りは、常にLTE通信の高速環境でモバイル通信が可能なルーターです。更に万が一3Gに落ちてしまったとしても、docomoが保有する広範囲なエリアをカバーし、3Gでも比較的高速な通信が出来る「FOMAプラスエリア」と呼ばれる周波数帯に対応しているため、例えLTE通信エリアから外れても、FOMAプラスエリアでの通信によって速度面での落ち込みをほぼ気にしなくていい通信が出来ます。

FOMAプラスエリアは山間部でも圏外になりにくい日本国内の広範囲をカバーした電波ですので、そうしたアウトドア趣味を持つ方は持っておきたいルーターになると言えます。

 

Bluetoothテザリングが可能

いくつかその高性能をこれから紹介してみたいとおもいます。
まずこのWi-FiルーターはBluetoothテザリングが可能です。これまでのWi-FiルーターではBluetoothテザリングに対応したものは、ほとんどありませんでした。
Bluetoothテザリングとは何でしょうか。基本的にWi-Fiと同じことをBluetooth接続で行い、ネットをすることです。このBluetoothテザリングというのは、Wi-Fi通信に比べると速度はほとんど出ません(MR03LNで最大の3Mbps)が、その代わりに電池持ちがWi-Fiの比じゃないほど良くなるという大きなメリットが存在します。
このWR03LNでもBluetoothテザリング時のバッテリー駆動時間は長くなっており、通常のWi-Fi通信が12時間なのに対して、Bluetoothテザリング時だと24時間の通信が可能になります。何と速度を絞った通信方法(Bluetoothテザリング)にすることで、電池持ちが通常の通信方法(Wi-Fi接続)の2倍も良くなってくれるのです。

充電できる環境がない時は、このBluetoothテザリング機能を使うことで、バッテリー消費を抑えながら通信することが可能です。最初からこのBluetoothテザリングを使っていれば、丸一日通信できる環境が手煮入ります。ただ丸一日通信することは恐らく稀で、何度もスリープ状態で無通信な待機状態を挟むことでしょう。そうすれば実感的な時間としては1日以上充電なしでこのルーター一つでネットに繋げていくことが可能になります。

ただ、他のBluetooth機器を使っている場合は、干渉を起こす場合もありますので、ご注意ください。

 

長時間利用できるバッテリー

Bluetoothテザリングのところで今触れましたが、Bluetoothで24時間、Wi-Fiで12時間の長時間駆動するバッテリーを持っています。
Wi-FiとBluetoothをうまく併用すれば、丸一日朝から晩まで使い続けられるWi-Fiルーターになってくれます。

バッテリー交換も出来ますから、予備のバッテリーを用意しておけば例え充電をしなくても数日の旅行であったら心配いらないレベルで通信を続けることが出来るでしょう。むしろスマートフォンの電池のほうが心配になってしまいます。ただ問題は裏蓋が固いので、力を入れて開ける必要があります。事前に裏蓋の開けにくさを体感してから旅行などに行かないと、現地でバッテリー交換をしようとした時に四苦八苦するかもしれません。

 

MVNOの格安SIMのAPNがいくつかセットされている

いくつかのメジャーな格安SIMやセット販売している業者のMVNOの格安SIMについては、APNが最初からセットされているものがあります。初心者が格安SIMで躓きがちなAPNの設定がされているというのは、とても便利なことだとおもいます。

前面にタッチパネル式のディスプレイが表示されているので、そこで利用するSIM契約に応じたAPNをワンタッチで選択することで、簡単に通信を始めることが出来ます。

ただ、moperaやISP独自のパスワードの入力が必要なAPNについては対応していません。

 

他にもいろいろ

他にもこのAterm MR03LNの良いところはあります。
タッチパネルに対応した大画面の見やすい表示パネルは、バッテリーの残量やAPNの切り替え、接続中の機器の確認ができます。
また大きさこそありますが、約100gとバッテリーの多いWi-Fiルーターの中では軽めです。
クレードルも用意してあり、回線の問題がありますが、室内向けの利用も可能です。クレードル接続によって有線LAN接続が出来るので、固定回線替わりは流石に無理ですが、自宅内での各種スマートフォンやタブレットの接続にも充電しながら対応することが出来ます。
また干渉しにくいWi-Fi通信電波として5GHzの電話を利用したWi-Fi接続をすることが出来ます。これによって自宅内でのその他の機器との干渉、特に集合住宅だと各家庭のWi-Fi機器との干渉を起こしやすい時が多いのですが、そうした状態を避ける事が出来ます。
リモート休止・スリープにも対応しているため、鞄の中にルーターを入れたままでも手で直接触らずにスマートフォンとの接続を再開したり、節電状態に移行することが出来ます。

 

2014年7月のソフトウェア変更でSIMフリー化に

発売当初から予定されていたSIMフリー化についてですが、ようやく2014年の7月の更新アップデートでSIMフリーアップデートが行われました。これによってSIMフリーとなりSoftBankのSIMカードで通信や海外のSIMカードで通信が一応できるようになりました。

ただこのMR03LN自体、docomoの通信網向けの周波数対応ですので、海外やSoftBankのSIMで使うには少し不便になるかもしれません。

 

セットキャンペーンではgoo simsellerがオススメ

「MR03LN」はこのように非常に高性能かつ高機能なルーターですので、現在多くのMVNOがルーターセットという形で割引をつけながらキャンペーン販売をしています。

有名所だとBIGLOBEやぷららモバイルLTEが行っています。この2社は大容量プランや無制限プランというルーター運用に最適な料金プランを用意しているため、セットで利用するという観点では非常に理にかなったセット販売でしょう。

ただこの2社以外の回線で使いたい場合には単体での購入をした方がいいでしょう。

単体での購入をするならgoo simsellerでの購入がいいでしょう。クレードル付きで「MR03LN」が税込み2万2000円ほどで本来の定価以下で購入することが出来ます。恐らく最安に近い販売価格がgoo simsellerでの販売になるでしょう。

goo SimSeller : MR03LN

 

au版に特化したMR03LEも登場

また2014年12月に入ってこのMR03LNをauのMVNOであるmineoやUQ モバイルといった電波環境に最適化されたモデルが販売されています。

3G通信には非対応で、LTE通信のみが可能です。au網に対応したマトモなルーターというのはこれまでなかったのですが、これでようやく電池持ちも良く多機能なau向けのルーターが登場したことになります。

auのLTE周波数ではWiMAX2以外の3つのLTE周波数帯に対応しています。

 

イオンWi-Fi「MR03LN AB」

イオンではIIJのデータプランとセットで販売したイオンWi-Fiというモデルが登場しています。

本体代金込みで月額1680円で2GBからの通信に対応しています。スペック的にはMR03LNと全く代わりません。単体販売でもgoo simsellerよりも高くなっているため、イオンWi-Fiモデルを購入するメリットは少ないのですが、イオンでも一応販売しているモデルはあるということをお伝えしておきましょう。

 

以上の用にMR03LNは現状ではdocomo回線、特にMVNOの回線で高性能に使えるモバイルWi-Fiルーターであるため、良いルーターを欲しかったという方には最もおすすめな端末になっています。これひとつあれば今後別の高性能ルーターが出てきても、性能比較で後悔することは殆ど無いでしょう。それぐらい機能の詰まった完成形と言えるルーターです。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. はじめまして、いつも記事を参考にさせてもらっています。
    自分はビッグローブsimと中古のドコモ L09Cルーターの組み合わせで使っています。
    最初はNEC MR03でも良かったのですが、
    端末金額を見るとLTE対応で安い端末を探したらL09Cが新品同様で5000円で見つけたので
    SIMと組み合わせて使用しています。
    これからも、参考になる記事を書いて下さい

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